よもやま話2
今回のお話は、拙作『彼は、英雄とは呼ばれずに』の特別編、第四章、そしてプレリュード、並びに令和3年7月21日現在までの予告編のネタバレを含みますので、未読の場合は、先に本編をお読み下さいますようよろしくお願い致します。
いつも私の拙い話をお読み頂きありがとうございます。
作者のトドと申します。
なんとか『彼は、英雄とは呼ばれずに』も総文字数55万文字を突破し、新章の手前までストーリーが進みました。
これも全て、皆様の応援のおかげです。この場を借りまして、改めてお礼を申し上げます。
早いもので、前回のよもやま話からもう8ヶ月が経とうとしております。
歳を重ねるごとに、時間の経過の早さにただただ驚いております。
また少し話が貯まりましたので、その裏話をさせて頂ければと思います。
◎特別編について
特別編① 『その言葉を貴方と』
この話は、もう読んで分かるように、メルエーナとジェノの二人が過ごすクリスマスを書きたくて書いたお話です。
私の書いているこのお話の世界には、『クリスマス』という行事は本来ないのですが、第三章を書いて疲れ切っていても、これなら書けるかなと思いクリスマスイヴに合わせて投稿しました。
結果として、久しぶりに文章を書いたので、かなり鈍ってしまっていて、締切を破ってしまいそうだったのですが、泣きながら間に合わせました。
(;´∀`)
特別編② 『先輩と後輩と特別稽古』
この話は、『あれっ? ジェノの周りって、女性陣ばかりが目立っているのでは?』ということにいまさら気がついた私が、ジェノの兄貴分であるシーウェンを出したくて書いた話です。
シーウェンはいかにも面倒見のいい兄貴というイメージで書いたのですが、概ね好評を頂けたようでほっとしました。 ε-(´∀`*)ホッ
どうしても女性キャラの方が書きやすいので、ついつい男性陣が疎かになってしまいますが、これからは男性陣も多く書いていこうと決意した話でした。(その後できたとは言っていません)
ただ、毎回きちんと読んで下さる読者様からは、シーウェンよりも、メルエーナがジェノに『先輩』と呼ぼうとするところにときめいたと言われ、嬉しいけれど、複雑な気持ちになったのをよく覚えております。
特別編③ 『日頃の感謝と一緒に』(前編)
はい。これもなんのひねりもない、バレンタインデーをネタにしたお話です。
ですが、第二章以降出番がなかったリリィと、私が書くのが好きすぎて、ついつい暴走させてしまいがちなメルエーナのお母さん、リアラさんを書けたのが嬉しかったです。
メルエーナはもちろん、イルリア、リリィにもそれぞれの結末を書いたので、けっこう大変でした。
そのため、少しでも面白いと思って頂けていたらいいなぁ~と願いたい作品です。
(*´ω`*)
特別編④ 『少女達の戦利品報告』
はい。前回がバレンタインデーでしたので、ホワイトデーのお話です。
楽しんで頂けたかは分かりませんが、書いている私はすごく楽しいお話でした。
リリィのボーイフレンドのトムス君は、いつか本編にも出してあげたいと思っています。
(ノ´∀`*)
◎第四章 あの日憧れたあの人のように について
ようやく来ました第四章。
第一章で一部だけ明らかになっていた、まだジェノが素直な幼子だった頃のお話です。
幼い頃に出会い、ジェノの人生を変えた恩師との出会いを書こうと思っていたのですが、以前、ツイッターのアンケートで、私の書くオネショタが読みたいというご意見を頂いていたので、結構濃くその成分を入れたつもりです。
ジェノの先生であるリニアは、私のお気に入りでもあるので、彼女を気に入ってくださる方も多く、嬉しい限りでした。
ただ、ジェノの父親である『ヒルデ』なのですが、名前を適当につけたので、なんとつけたか忘れてしまい、まるまる一話、別の名前で呼んでいる話があり、青くなって修正したのは内緒の話です。
(~_~;)
それと、当初の設定では、幼いジェノはリニアの前でも泣かない予定だったのですが、話を書いていくうちに、それは不自然だと思うようになり、改変致しました。
まだまだ脳内プロットが甘いです。(´・ω・`)
◎プレリュード について
第四章に出てきた、マリアが再登場するお話です。
今後のお話である、『幻夢の霧編』と今までの話を繋ぐための需要な話なのですが、いかんせんネタバレをどこまで許容しようかという線引に悩んだお話でした。
マリアの他に、セレクト、メイドの少女メイ(変更前はシア)が主人公側の主な登場人物でした。
しかしながら、変更前と書いてあるように、メイドの少女の名前は、後日に変更しております。
いかんせん、『ルーシア』という似たような名前が、外伝の『ときにはシリーズ』に出て来ますし、本編に登場しているリリィのお師匠様の本名が『エリンシア』で、通称『シアさん』なので、ギルティです。
名前をいい加減に決めてはいけないと、自分を戒めました。(鳥頭なので、三歩歩くと忘れます)
話の内容としましては、第三章以来の重い展開でした。
私は泣きながら書いたのですが、その感情の数%でも、読んでくださる方に届いていたら嬉しいと思う次第です。
◎予告編 について
お話をしっかり練り込むために、プレリュードを書き終わった後は休みを頂いていたのですが、禁断症状が起こり、つい書いてしまったお話達です。
予告編① 『私から、ここにいる貴方へ』
普段は自分の気持ちを飲み込んでしまうメルエーナが、ついに堪りかねてジェノに一言言うお話です。
この展開はずっと昔から考えていて、この度採用となり、文章化されました。
ただ、もう少しひねりが欲しかったなぁと今になって思います。
(┐「ε:)
予告編② 『思春期少女の悩み』
これまた私の好きなキャラクターである、肉食系神官、パメラさんの初登場会です!
もう、書いていて楽しくて仕方がなく、さらに、『いや、落ち着け。あなた神官でしょうが!』と言った趣旨の感想を頂けて本望でした。
予告編(???)
第二章以降、全く触れていなかった謎を、この辺りで思い出していただこうと考えて書いた話です。
これ単体では、『なんのことだ? 意味がわからない?』となると思いますが、後々明らかになりますので、頭の片隅にでも覚えておいて頂けましたら幸いです。
予告編②+ 『思春期少女とハプニング』
コレを書いている現在の最新話です。
かなりお上品ではないネタを使った話ですが、私はぎりぎり下品にならない(と思っている)こういう話も好きなので、書いていてものすごく楽しかったです。
やはりパメラさんは、暴走させてこそだ。
(๑•̀ㅂ•́)و✧
さてさて、今回も私のつまらない話を読んで頂き、感謝致します。
8ヶ月が過ぎても、PVも評価も低いマイナー作品ですが、少しずつ更新している成果が出てきております。これからも頑張って更新していきますので、どうか今後ともよろしくお願い致します。
第五章は、今年の秋から冬にかけてを予定しておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
感謝感謝です。
m(_ _)m
『彼は、英雄とは呼ばれずに』のよもやま話 トド @todochan
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