応援コメント

「6−24 ただそれだけが」への応援コメント

  • 今まで何度も語られてきたけれど、その詳細は未だに不明だったあの日の出来事について、リクスンの視点から語られましたね……。
    姫様との間に深い溝ができてしまったリクスン少年……。
    なんだか、この場面も辛いですね。
    辛いというか、寂しくなります。
    描写でもあるように、冷たい霧に覆われるみたいに寂しくなりますね。

    そして、どうやらこの声はセイルと戦わせたいようで。
    まあ、戦う理由はある、かな?
    リクスン(と姫様)からすれば、突然現れたヒーローですからね、木こりは。
    結局リクスンは、主君を守れないモブみたいで……。
    それが許せない。
    でも、戦わない理由もこの旅で見つけたはずだから。
    がんばれ!

    作者からの返信

    >あの日の出来事について
    はい、メイン語り手のひとりであるフィールーンの記憶が欠落してるので結局まだ謎な「あの日」のこと。リンはその日何をしていたのかが明らかになりました。とはいえ彼も子供で、何も出来はしなかったんですが…。義兄上にフォローいれてもらっていても、やっぱり彼にとっても心の傷として残っているようです。

    >辛いというか、寂しくなります
    そうなんです。せっかくフィールーンを支えるために王都へやってきたのに、その彼女がこんなにも苦しんでいるのは辛いですし、拒絶されていた時期は寂しかったでしょう。もちろんフィールーンは彼の安全を考えて遠ざけようとしたのでしょうが、竜人化と戦うことで精一杯でうまく伝えられなかったのかも…つれぇ。

    >突然現れたヒーローですからね
    まさにおっしゃる通り。3章あたりからはセイルを認めるような描写もありましたが、数年仕えている真面目な騎士の心中って正直複雑だろうなーっていうのはずっと思っていまして。リクスンが自分の過去や心と向き合う章がきたら、この問題についても考えてもらおうと思っていました。だって普通に悔しくないですか?笑

    >戦わない理由もこの旅で見つけたはずだから
    やだなんて素敵なご感想…////( ; ; )そうです、嫉妬やプライド以上に大事なものはなにか、きっともうリンもわかっているはず。男同士の激突、見守ってやってくだされ…!

    編集済
  • リクスンさんの心の中で、リクスンさんをそそのかしている奴は何者っ!?
    この第6章、ひたすら過去の心の傷を抉られ続けているリクスンさんに、読んでて私の胃がシクシクしてきちゃいそうです><;

    作者からの返信

    さあ、うふふ……。誰なんでしょう?←
    うわあああごめんなさい、ほんとこの章ストレスフルですよね……。リンはパーティー内で一番粘り強いキャラなので、試練も重めに…。

  • あぁっ…!これは苦しい😭
    今までリンはセイルのことを、姫様に近づくおじゃま虫くらいの認識かなと思っていたんですけど、彼が現れたことで自分の立場にゆらぎを感じていたんですね。確かにあれだけ凄惨な過去を経てやっと手にした居場所と主君なんですから、ここを失ったら彼の生きる目的が……あるじゃないかぁぁぁぁぁぁぁ隣にぃぃぃぃぃ!!!!
    えっまさかここで自分の気持ちに気がついて新しく生きる意味を見つけるとかなのかしら!!👀なんちゅう緻密な構成力!!ぶんさんすごい!!
    そして今ここでセイルと戦うのも納得がいく理由ですね。今はきっと彼の中に元々あった闇を増幅させられてる状態だと思うんですけど、きっとセイルと会って良かったと思えることもあったはず。
    今周囲にある大事なものを思い出すまで、リンの戦いを見守っていきます!

    作者からの返信

    続けてありがとうございます〜!!(T ^ T)

    >自分の立場にゆらぎを感じて
    はい、そうなのです。基本はめちゃくちゃ自分の仕事にも立場にも自信を持っているポジティブ人間なのですけど、最近はフィールーンも竜人としてめっきり強くなりましたし、このままでは自分は置いていかれるor足手まといなのでは…?と危機感をもった側付なのでした。しばらくは固く自身の奥に封じていたこの気持ちでしたが、ここにきてついにオルヴァに炙り出されてしまったようです。

    >隣にぃぃぃぃぃ
    ほんそれーーー!!!!と作者も言ってやりたい!!さっきまで隣にいたじゃないか、このにぶちんが!(時代)とは言ってもまだ決定的なイベントが起こっているわけでもないですし、騎士も他の問題もあってあの少女とのことを自覚できないままでいる…という状態のようです。ほんとにここはじれじれになってしまって申し訳ない!!このあたりが解決のキーになるかは、はてさて…♡

    >元々あった闇を増幅させられてる状態
    めちゃめちゃ的確!その通りです。読者さまが皆するどすぎて救われている作者…(T ^ T)憎しみが前面に出ている時って、それまであった楽しいことを忘れがちですよね。闇の狂犬(言いたかっただけ)と化してしまったリンに光は見えるのか…!!

  • リンはセイルに嫉妬していたのか…。そりゃぁ、今までずっとそばで守っていたのに、突然現れた木こりが姫様と同じ竜人で自分にはない強大な力を震えるとなれば、自分はお役御免だと感じちゃうよね…置いていかれた気がするよね。
    これはリンが乗り越えるべき過去と、自分の心の弱さ。安易に変態の甘言に乗ってはいけませんぞ!!お前の強さは別のところにあるのだ!!そしてお前は弱くなどないっ!!


    あぁぁぁ!!けれど私は密かに待っている…。
    リンを救うファレーア……間違った、緑髪の少女を!!


    ちょいちょい格好いい表現あって、ほえぇぇ(*´Д`*)ってなりました。
    >腹を空かせた猫のような霧がまとわりつく
    とか
    >袖を通す者を失った衣服だ
    とか……すき(*´Д`*)

    作者からの返信

    遅くなりました!月音さんいつもありがとうございます〜!!

    >セイルに嫉妬
    そういうことのようです…。単純な嫉妬というよりもいろんな感情が混ざったやつなんですけど、一言でまとめるとその感情になるでしょうか。リクスンというキャラクターを考えた時、姫付きのこうるさい騎士っていいなあと思ったんですけど、姫がめちゃくちゃ強い主人公と出逢ったら彼の仕事や存在意義ってどうなるの?と単純に思い至りまして。いつかはその問題と向き合ってもらおうと狙っていた作者なのでした。それが今!

    >変態の甘言に乗っては
    そう、この精神空間の中でリンが見たものには本物と偽物が混じっています。地中から飛び出した死者の手や意地悪なセリフを吐いた竜人セイルなんかがそうですね。このあたりはやっぱりオルヴァの精神攻撃魔術が働いてたりするのですが、心がぐらぐらなリンにはすべてリアルなものとして感じられたことでしょう。やはり陰湿…!

    >緑髪の少女を!!
    ここでもまだ不死鳥推してくれる月音さんすきwwとはいえまだ現場に来ていない緑髪の少女。迷える騎士を救う光になるのかどうか……?貴女の応援が力になります!(選挙かな

    >格好いい表現
    ヒョアアー!!表現の魔術師である月音さんにお褒めいただけるなんてめちゃくちゃ光栄です。やたー!!!