朝の電車の三十分、サラリーマンと女子高生はわからせあう

都会の企業をクビになり地元で再就職をしたサラリーマン・青島は朝が弱かった。
彼の安息であるべき通勤電車の三十分間、彼は毎度、同じ電車に乗り合わせる女子高生・紅花にからまれ二度寝を妨害されてしまう。
果たして青島は、生意気なＪＫに立ち向かい、オトナの威厳をわからせ、平和な二度寝と正しい尊敬を勝ち取ることができるのか！？
一方の紅花も、ひそかに彼に「わからせたい」真の目的を持っていた。
毎朝繰り広げられる閉鎖空間三十分わからせあい勝負、先にわからせることができるのは、果たしてどちらなのか……！？