Poème pour la renaissance

死 / 私 / 詩と再生

再生への詩

詩　とは

死

である

死とは　再　生

生きながらにし　て生まれ

更わり

詩を　詠む

こと　で

現世での　ワタ　私（シ）　は

ワタ　詩（シ）へ　と

ケム　私（シ）は詩（シ）　とい

う蛹（サナギ）　とな　り

詩（シ）　は蛾（我）へと　変　容

を

果た　す

ワタ　詩（シ）はワタ　死（シ）

であ　り既　にワタ　私（シ）で

はな　くなって

い　る輪廻　を絶ち切っ　てい

るか　のよう

な錯　覚　しかし　ワタ　詩（シ）

は　その輪　廻　の輪の　中　に

破壊　と再　生

親は　子とな　り子は　親と　なり

永遠

にワタ　詩（シ）は続　く

【Poème pour la renaissance】