第13話 こんなにうれしくてしあわせなことってないのだ

 >そしてこれも特徴ですが、本作は人の情緒を詳らかに記して表現しているわけではありません。木に登らせて神に訴えて幻影を見せることで表現する。3葉桜でも書いたのですが、水木さんは内面の混沌を明快に幻想を混ぜながら表現することに長けていると思います。

 氷山の一角のように、人の恐怖と勇気を力強く明確な筆致で表出させ、その水面下に広がるであろう弱くて深い人の心を直感的に想像させる。空に突きだす凛々しく美しい氷山の山頂、その水面下に沈む悲しく美しい深海、そんな心情表現が輝きます。それら氷山の一角が一定間隔で連なっており、読者は飛び移りながら読み進める感覚を覚えるかもしれません。(BYフィンディル)


 フィンディルさんたら、もう、なんて詩人なの! 目が醒めるような表現で、感動させられました。

 普段、感想でそのように言ってくれる方はないので、とんでもなくびっくりしています。

 そしてうれしい! この文章が自分の作品のために紡がれたということが、この上なくうれしいのです。

 ありがとう☆ ありがとうございます!!!

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フィンディルさんへのお手紙 水木レナ @rena-rena

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