恋愛不器用な残念王子の恋は実るのか

主人公は容姿端麗にして、学業も優秀な侯爵令嬢マティルダ。
転生者でもあるマティルダは自分が悪役令嬢であることを知っており、イベントを回避しようと努力するもののヒロインの方が一枚上手だったのか、断罪されてしまいます。
しかし、この物語は断罪されてからがスタート。
事あることを知っていたマティルダはこんなこともあろうかと切り札となる魔法を開発していたのです。
その手法がちょっと新しくて、直接的なざまぁではないので一見の価値ありと言えるでしょう。
序盤こそ、やや重めの展開が続きますが中盤からはモフモフ要素も加わり、あまりの読みやすさにさくさくと読んでしまうこと間違いなしです!