エピローグ
賑やかな、夜の酒場にて。
一人の荒れている男の姿がありました。酒を飲むだけでなく少し暴れてもいて、周りの人は近づけずにいます。
――ただ一人を除いては。
「……こんばんは、荒れているみたいですね」
突然その男に話しかけた女性の姿を見て、周囲の一人が声を出しました。あの姉ちゃん、危ねぇぞ、と。
そして別の一人が、心配そうな客を落ち着かせます。そして、静かな声で告げました。
あれは、有名な冒険者パーティの一人で――夜中は、糸紡ぎを名乗って酒場の人とお話をする……言うなれば、仲直り屋さんなのだ、と。
城下酒場の繋げ屋さん~その喧嘩、仲直りにはまだ遅くない~ 響華 @kyoka_norun
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