パンデミックの時代からこそ読みたい作品。強いメッセージ性と哲学を感じる

 この作品は、強いメッセージ性と哲学を感じます。
『見えない敵ほど怖いものはない』
・・・まさにその通り。ウイルスでも放射能でも同じこと。
 パンデミックの時代だからこそ読みたい作品です。
 特に、放射線の怖さについては、原子力開発でも、宇宙放射線でも、共通の問題だということを教えてくれます。それは、いずれも生命には大敵だということ。
 もうこれは、架空の未来の話しではなく、現人類へのメッセージ、警鐘だと思います。
 更には、個性的な登場人物の人間ドラマも描かれ感銘を受けました。秀作です。
★これは必読です★