この作品は、SFジャンルに留まらない究極の異世界である『宇宙』を舞台にしたスペースファンタジー。『宇宙の神話』です。
SFを超えた未来の科学技術や、実現可能な未来科学も満載です!
また、登場するキャラクター達が個性豊かで、様々なドラマを繰り広げる。そのキャラクター達の冒険劇が見ものです。
冒険小説とキャラクター小説の要素も兼ね備えています。
ストーリーの最後に、どんなどんでん返しが待っているのか?実に楽しみ!
人類起源の謎が紐解かれるラストシーンがあり、サイエンスミステリーにもなっています。
★名作映画S.W.シリーズにも迫るスケールの大きな和製SFに、同じ薫りを感じました。まさにスペクタクル巨編……。これは必読ですぞ!
本作を端的に表現するならば、つぎのような紹介になります。
異世界である星界(=宇宙)を舞台にした空想科学物語。
未来派SFの新潮、スペースファンタジーの王道。
スターウォーズのような、『宇宙の神話』の薫りが漂う、スペクタクル巨篇。
根底に流れているテーマは、生命尊重。
見かけは、平和な星『惑星アーロン』が、独裁政治によって様々な悲劇を招きます・・・そこには、人間ドラマが!
主人公をはじめとする登場人物たちのキャラが楽しいです。マスコットロボのピーモが可愛いい。変人ハリー博士が憎めない!など。脇役もしっかり味を出していて……。
SFやFantasyを超えた楽しみ方やテーマがあり、アニメや映画で見てみたいです!
若い人にこそ、おススメですね。