第5話 出発

よし、いよいよ今日だな、「無人島で行うサバイバル体験」は、えっとたしか船に乗っていくはずだから、俺ら合わせて10人位が限界かな?あとは、迦楼羅を呼んで待ち合わせ場所に行くか。


ちなみに残りの二日間は、技術の習熟をしていたぞ、だから今のステータス的には大体20%は全体的に上がっている。


「よし、じゃあ行ってきます。」

「お~朝の6時だがもう行くのか?早いな。」

「ん?うんそうだよ。」

「行ってらっしゃい。」

「はーい。」


え~と取り敢えず港まで行くんだよな。ちなみに記憶を取り戻してからの移動はといえば人の意識が自分から離れたころを見計らい転移している。転移先も誰も見ていない場所を探してから転移する必要があり、これが地味に面倒なんだよな~。


「早く、行こ~よ。」

「分かったって。」



無事、転移成功。


港に到着したが多分船の前にいるライフジャケットを着た20代前後の男の人がそうかな?


「おっ君達が、卯月くんと火浄さん?朝から早いね!。」

「あっはい、貴方は、主催者の遠藤さんであってますか?」

「そうだよ、僕が遠藤純だ。もう少しで、みんな集まると思うから、船に荷物を置いてちょっと待っててくれないかな?」

「あ~なるほど分かりました。じゃあ、荷物置きながら、どういう方が来るか教えて貰えますか?」

「うん、まぁ後で紹介すると思うけど名前だけ簡単に教えるよ、じゃあまずは僕と同じ学部の錦木カオルっていう男性で、そんなに喋らないけどいい人だよ特徴としてはガタイがいいかな。

佐藤ジン、夏になったらすぐに海に行こうとする海が大好きな男だね。

海島アイリ、海はそこまで好きじゃないけど自然が好きな女性だね。

鈴木タケル、サバイバル知識や経験を多く持っていて一時期自衛隊とかと一緒にやってたからサバイバルに関しては、頼れる男だよ。

田中アツシ、自然が好きなとこは海島さんと同じだけど彼の場合は、自然にある動植物が特に好きで食べられる植物とかを見つけるのが上手いんだ。

で次は、丸川セイジさんこの人はサバイバルに便利なアイテムを多く知っていて、今回はサバイバルグッズの商品開発の一環で参加してくれてるんだ。

最後に、川島ナオコさんこの人も今回サバイバルグッズの商品開発の一環で参加してくれてるんだ。」

「なるほど。ありがとうございました。…荷物は、ここで良いですか?」

「ああ、大丈夫だよ。じゃあみんなが集まるまで待っていようか。」

「はい!」


まぁ、待つといっても10分ぐらいだったがな。

その間、遠藤さんとの雑談で暇を潰していた。

迦楼羅も俺もサバイバル初体験だから遠藤さんとの話も面白い話ばかりだったなぁ。


「さぁ、みんな集まったね!取り敢えず船に乗って!自己紹介はそれからだ!」


ドン

ヴォーン

遠藤さんが船を出向させてすぐに、操縦しながら。


「よし!じゃあそれぞれ自己紹介しようか!まずは、僕から!僕は、この船の船長である遠藤ジュンだ!といっても参加してくれてる人たちは大体みんな知ってると思うけどね!船の操縦は任してくれよ!自己紹介に集中して波に酔わないようにね!次カオル!」

「ああ、分かった。大学三年の錦木カオルだ。今回はサークルの集まりだけじゃなく高校生もいるときいている。趣味は空手と柔道だ。よろしく頼む。」

「次は、俺かな?同じく大学三年の佐藤ジン、ジンって呼んでいいぞ。趣味は釣りとサーフィンだ!サバイバル事態は今回で二回目だが釣りで食料調達は少しは分かってきた積もりだ!以上次!」

「はいはい、海島アイリ同じく大学三年よ。趣味は動物の鑑賞や山、川とかの自然でサバイバルすることよ。無人島でのサバイバル事態は、今回はじめてよ、よろしく。」

「同じく大学三年の鈴木タケルだ。今回のサバイバル体験は、高校生がいるということで、経験者として俺がサバイバルに関しては、教えてあげるよ。よろしく」

「俺も大学三年である田中アツシだ。無人島での食べられる植物とかに関して俺が一番詳しいと思うから任せてくれ。」

「はい、じゃあ次は自分ですね。今回、商品開発の一環である実地調査を行っいく丸川セイジです。サバイバルに使える便利な道具等を持っているので困ったら内の商品を使用しても大丈夫ですよ。信頼できますからね!もちろん無料で。」

「次は、私かな?川島ナオコです。元々、サバイバルを経験したことがなくて、今回のサバイバル体験で商品開発を実地で行う機会を得られたから参加しています。サバイバルはじめて同士でよろしく!」

「卯月刀理です。高校一年生です。元々自然は好きだったので今回のサバイバル体験で実際に無人島に行き手付かずの自然を体験してみようと思い応募しました。サバイバルに関しては未経験です。よろしくお願いします。」

「火浄迦楼羅です。同じく高校一年です。私は、自然はそんなに好きじゃなくどちらかといえば海が好きで、無人島で自由に海を見渡すことができるんじゃないかなぁと思って彼氏と一緒に応募しました!初めてのサバイバルです!よろしくお願いします!」





う~ん、海が綺麗だなぁ。波の音も良い感じだ。これで眠れそうだなぁ…1時間ちょっと寝よアラームを魔法でかけて脳内に流れるようにしてと。

よしじゃあおやすみ~。


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