リスクの町角(140字小説)
塩塩塩
リスクの町角
保育園で大人達が無邪気に走り回っていた。
園長の男が言った「全て親に雇われたスタントマンです。
大事な子どもが怪我をしてはいけませんからね。
本物の子ども達は親元にいます」
男は続けた「かくいう私も園長のスタントマンです。
人命を預かるのは危険ですから」
私を含め、この町に本人はいなかった。
リスクの町角(140字小説) 塩塩塩 @s-d-i-t
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。