第4話 ヒマリとジニと元警察官僚と

「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」応募作

Stray Brain 〜迷走する脳〜

https://kakuyomu.jp/works/16817330659849711175

作者 雨 杜和

第5章

第4話 ヒマリとジニと元警察官僚と

https://kakuyomu.jp/works/16817330659849711175/episodes/16817330660865262506





※誤字脱字・構文など

> ガーデンライトが照らす華やかなパーティは、薄暗い闇をも包有し暗い背景に鮮やかな色彩が散らばめる。

⇒「散りばめる」は対象の助詞「を」が必要です。この場合は「鮮やかな色彩を散りばめる。」になります。

 主語の助詞「が」を用いる場合は受身形の「鮮やかな色彩が散りばめられる。」になります。


>気持ちはわかるか、それでは君の心が汚れてしまう』

⇒「気持ちはわかるが、」かなと。





※寸評

 永添さんは対一ノ瀬家の立場のようですね。

 これは心強い味方ができました。

 ジニくんだけで父親の追及をするのは難しいと思っていた矢先だったので、協力者・理解者として後ろ盾になってくれるだけで前を向いて戦えそうですね。

 このあたりは第二幕に入る〝ミッドポイント〟を過ぎて、第二幕の協力者という立場ですね。第三幕まで味方してくれると助かりますが、第二幕で退場になっても納得できる展開ではありますね。

 母親の死が偽装自殺だったのであれば、永添さんは一ノ瀬家を疑っているのかもしれない。隔離病棟に入れられている間に、状況が一ノ瀬家に筒抜けだったとしても、永添さんの存在は考慮していなかっただろうし。

 このあたりも、次章からの物語の方向性にかかわって来そうですね。




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