第2話 転校生とヒマリの秘密
「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」応募作
Stray Brain 〜迷走する脳〜
https://kakuyomu.jp/works/16817330659849711175
作者 雨 杜和
第3章
第2話 転校生とヒマリの秘密
https://kakuyomu.jp/works/16817330659849711175/episodes/16817330659900150174
※誤字脱字・構文など
>そんな彼に無頓着に「君は?」と聞いたジニに、ヒマリは心臓が破裂しそうになった。
⇒助詞「に」の重複です。とはいえ「無頓着に」は形容動詞「無頓着な」の連用形なので、助詞「に」ではありません。「彼に」は対象。「ジニに」も対象で、かつ「ジニに」の連体修飾が「そんな彼に無頓着に「君は?」と聞いた」なので助詞にが主張しすぎているのです。ここは、
>そんな彼へ無頓着に「君は?」と聞いたジニに、ヒマリは心臓が破裂しそうになった。
とすると複文による二段階構造でわかりづらさが出ていたところが解消されます。
>「僕は、このクラスの学級委員で一ノ瀬頼友という」
⇒ルビの範囲が不適切ですね。
※寸評
ここから本格的にジニとの交流がスタートしますね。
ここでよい思いをたっぷりして幸せな時間を過ごせるか。
そしていつかのタイミングでヒマリの記憶が戻って、記憶を蝕むのか。
タイマー付きの焦燥感を煽るのは善い手ですね。
本作の結末へとつながる本当の物語はここからなので、ぜひ距離感を詰めるような展開をしてみてくださいませ。
それがヒマリの記憶とかかわってくるはずです。
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