デトロイトの闇
https://kakuyomu.jp/works/16816927863278356267
彷徨える王【心理サスペンス:横溝正史ミステリ&ホラー大賞応募作品】
作者 雨 杜和orアメたぬき
デトロイトの闇
https://kakuyomu.jp/works/16816927863278356267/episodes/16816927863278394235
> 米国東部、デトロイト川の岸辺では雨が土手にからむ波音を消していた。
⇒この文だと「雨が土手にからむ」が先に成立するので、意図通りの描写にはなっていません。「土手にからむ波音を雨が消していた。」と書けば係り受けは問題ないのですが、語順はアメ様の文体なので、読点を打って解決してみます。
> 米国東部、デトロイト川の岸辺では雨が、土手にからむ波音を消していた。
>喉の奥に競り上がった胃液を、ぐっとのみ込む。
⇒「迫り上がった」ですね。
※構成と展開について
まず第一話ということで、どれだけ「惹き」を作れるのか。全体の構成の中でのどういう位置取りなのか。その出発点となる場所です。
男はなぜ川から遺体を引き上げなければならないのか。
なぜ死体があることを警察へ通報したのか。
警察に取り押さえられそうになってなぜ逃げたのか。
「王」とは誰のことなのか。その役割は。
こういう謎・Whyをしっかりと提示してあるため、読み応えのある書き出しに仕上がっていますね。
誤字脱字を少し直せば完璧な導入部になるはずですよ。
次回以降も期待してお待ち致しております。
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