海底帝国へ向かう
エルク達はオリハルコン製の潜水艦に乗り込む。これなら水圧に押しつぶされる事もない。
深海に潜るととんでもない圧力がかかり、並みの耐久力では押しつぶされてしまうのだ。
「それでは行きましょうか」
「はい」
エルクは操縦席に乗り込む。
「せ、先生」
リーネが苦悶の声を漏らす。
「せ、狭いです」
「オリハルコンは希少金属ですから。そんな大きな潜水艦作れる程は資源がありませんよ。我慢してください」
「け、けど。先生の匂いを感じます。それに先生の身体温かいです」
むにょん。という音がしそうだった。エルクの背中に肉の温かみと柔らかさが伝わってくる。
「リーネさん」
「はい」
「胸を押し当てないでください」
「ごめんなさい。先生」
「いえ、いいんです。でもわざとですよね?」
「バ、バレましたか」
「ともかく行きますよ。深海帝国に」
「「「はい!」」」
「そうじゃ! 向かうのじゃ! 深海帝国へ!」
「バハムートさん! 一人だけえらそうです!」
ともかくエルク達は深海帝国へ向かった。オリハルコン製の特別の潜水艦で。
聖剣を錬成した宮廷錬金術師。国王にコストカットで追放されてしまう~お前の作ったアイテムが必要だから戻ってこいと言われても、もう遅い! かつての教え子達と最強を目指す!~ つくも @gekigannga2
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。聖剣を錬成した宮廷錬金術師。国王にコストカットで追放されてしまう~お前の作ったアイテムが必要だから戻ってこいと言われても、もう遅い! かつての教え子達と最強を目指す!~の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます