こんにちは。ここまで一息で読んでしまいました。
イヴァンとスノウの心情描写が丁寧で、特にスノウの恋心の切なさが胸をうちます。彼の妻に嫉妬してしまう気持ち、すごく良くわかります。まさにエピソードタイトルの通り、甘くて苦い恋心ですね。
続きも大事に拝読させて頂きます。
作者からの返信
結月 花さま
ようこそお越し下さいました!お読み下さいまして本当にありがとうございます。一気に読み進めていただき感謝に堪えません。
スノウとイヴァン、序盤はとくに丁寧に2人の心情を描いたつもりですので、とても嬉しいお言葉です。スノウは恵まれない境遇のなかから次第にイヴァンに惹かれていくのですが、相手が居る人を好きになったならではの刹那の感情を描き切れていたら幸いです。(ここの果物のエピソードは手前味噌ながらわたしも好きなところなのです……!)
このあと、ふたりがどういう関係を築いていくか、楽しみながらお読み頂けたらさらにうれしいです。どうぞ味わい尽くして下さい。
切ないんですけど、なんだかきゅんきゅんもします。恋愛もの読んでいるときの感覚……いえ、恋愛も重要素として含まれているのは分かっているんですが!
スノウは、このときめきも切なさも、イヴァンに出会わなかったら知ることの敵わなかった感覚じゃないですか。だからだと思うんです。
恋って楽しいだけのものじゃなくて、切なさも含めて恋なので……辛いかもしれませんけど、年頃の女の子らしい感情を抱けていることそのものが、二人を見守る私にとっては嬉しく感じられているのかもしれません。
イヴァンさん、優しいのに、ちょっと女性への接し方に苦手意識を持っていそうなのがかわいらしいですよね。
でもスノウから見たら全然そうは見えなくて、この辺もやっぱり年齢差があるからなのかなあ。スノウが思っているほど、イヴァンさんスマートに色々やっているわけではないんですけどね。
汚れてしまった白いワンピース、ちゃんと綺麗になりますかね。
今度はいやな邪魔が入らないで、イヴァンさんとスノウ、二人で楽しく歩けるといいな……
作者からの返信
Ifさま
読み進めていただき本当にありがとうございます。
ここのフルーツのエピソードは私も好きな部分で、仰るとおり、スノウも切なくも、年相応の恋の体験をここで生まれ始めてできたわけで、それは彼女も泣きながらもどこか嬉しかったんだと思うんですね。汲み取って下さりうれしいです。白いワンピースにはスノウの心の隠喩をこめています。いまはアクシデントで汚れてしまいましたが、彼女のこころもそのままではなく、きっと自分をその名の通り清い存在として見られる日も来ると思います。
イヴァンはあまり女慣れしていない設定なのですが、年の功でやはりそれなりに色々経験してます。そのエピソードも後から出てきますので、お楽しみいただければ幸いです。
本当に丁寧にご感想頂き恐れ入ります。感謝に堪えません。この先の2人の旅もどうぞじっくり味わい尽くして下さいませ。
こんばんは(^^)/
……って笑っている場合ではないですね。この緊迫感、悲壮感、生々しさというものが、無駄のない分かりやすい文体で胸に迫ってきます。
イヴァンとスノウ、二人の関係に注目するのは必然でしたが、なるほど、こうして『恋の苦しさ』という描写が為されるのかと、大変感銘を受けております。
二人の背景に家族愛がある、というのが、とても素敵であり、眩しくもあり、辛くもあり……。
とてもまとまりがつきませんが、今後もお世話になります。
作者からの返信
岩井喬さま
おはようございます。
胸に迫る描写とのことうれしいです。
スノウの果物と恋の苦しみの描写は自分でも書いていた熱を入れた部分です。
どうぞ今後もお楽しみください!
甘くて苦い。優しさは嬉しいのに、余計なことを考えてしまうスノウの気持ちが伝わってきます。
心と味覚のダブルの描写に、心が痛みます。
作者からの返信
lachs ヤケザケさま
いつもありがとうございます^^
恋ってこういうこと?こういうことだっけ?と
大昔を思い出しながら書きました(照)
甘くて苦い、私も書きながら余計なことを色々思い出し
書いてて胸が痛い話になりました。
ここの2エピソードも、それぞれの気持ちがぎっしり詰まっていて刺さります…‼︎。゚(゚´ω`゚)゚。スノウちゃんのこれまでを知り、そしてあの夜のことと繋がってしまった時のイヴァンさん、辛い!そこでどうにもしてあげられなかった気持ちがこのフルーツに詰まっているのかな、と思ってしまいました。家族のことへの不安も抱えながらも今は目の前の旅をやり遂げようとする気持ち、とても素敵です……。
スノウちゃん、そうか、大人びていても恋は初めてなんですよね。イヴァンさんに帰る場所があるかもしれなくて、自分がそこへ入ることはできないことを焦っているんでしょうか、これもまた辛い…!ワンピースやフルーツに心躍らせる少女らしい心がありながらも、愛するひとを獲得したいという大人の心もあって…うあーっっ(言葉にならない叫び
私も2人をずっと見ていたいという意味で、旅が長引けばいいなと姑息に願いつつ…←
作者からの返信
文遠ぶんさま
引き続き、ありがとうございます……!!
惑星シアン編、お楽しみ頂いたようで何よりです。白いワンピースにはしゃぐスノウがかわいいねえ……からの、暗転だったわけですが、自分の素性を望まぬ形でイヴァンに知られてしまったのは、スノウにとってはやっぱりショックで。そんなスノウに戸惑いつつ、不器用ながらもイヴァンが寄り添おうとするエピソードでした。まだもだもだしつつ、ですが。
スノウは恋をするのも許されなかったような境遇ですので、急激に産まれてしまったイヴァンへの恋心をうまく制御できないんですね。人を好きになるということが嬉しいことであり、そして辛いことでもあると彼女はイヴァンとの旅で学んでいきます。それが彼女を強くしていくことになるのですが、この時はただ盲目的にイヴァンに縋り付きたい思いが強い状態ですね。
この先のスノウの変化、ぜひ、感じ取って欲しいです。
そしてイヴァンのスノウに対する想いも、ゆっくりと変わっていきます。お楽しみください。