かくれんぼ

もか花チャンネル

第1話

ある日、「さぁ、行きましょ。」

「は〜い。」 「楽しみ。」と1人の女の子が言った。今年で10才になるののちゃんだ。

「ママ、どこへ行くの?」ともう1人の女の子と男の子が同時に言った。ゆいちゃんとカトくんという3人の子供がいた。

「スカイツリーへ行くのよ。」とお母さんが言うと、足立家はスカイツリーへと出発した。

2時間31分後…。

「ぐ〜、ぐ〜。」 「起きて! ついたよ。」

「は〜い、おはよ〜う。」3人は車の中でねていました。そうして足立家はスカイツリーの中へ入っていきました。

「わぁ〜、すてきすてき。」と3人がさわぎます。

そのとき次女のゆいが「かくれんぼしよう。」

「うん。楽しそう。」 「じゃあ、ママと最初にゆいちゃんがおに。で、かくれるのはパパとののちゃんとカトくんね。パパにお願い。カトくんとかくれてね。」 「分かった。」 「開始!」

「1.2.3.4.5…」

そのころ、「どこかくれる?」 

「う〜ん、あ、ののちゃんおし入れの中大丈夫?」

「うん。暗いのこわいけど…。」

「なら…ののちゃん、ライト。」

「ありがとう。」 「じゃあね。」


「どうしようか、カトくん。」

「あれ! かくれれそう。」 「あっ、いいね。」

2人はキッチンのたながでかいのでその中でしずかな遊びをして待ちました。

「21.22.23.24…30!」 「じゃあ、行こう。」

まずはたたみの部屋から…机の下!いない…。一つ目のおし入れ!あれれ、いると思ったのにいない、じゃあちがう部屋へレッツゴー!」

「くっ、くっく〜。気づいてな〜い。」

「どこだろう〜。」 「いない」お母さんが言った。「じゃあ、まずはリビングとキッチン。」

「じゃあ、行こう。」 「うん。」

「リビングにいないよ。」 「うん…、じゃあキッチンのすごいでかいたなあけよ。」

「せ〜のっ!あっいた〜。」

「あ〜見つかっちゃった。」 「いぇ〜い、パパとカトくんみ〜けっ!」 「つかれた〜。」とカトくんが言った。 「次はのの姉ちゃん。」とゆいちゃんが言いました。

するとガタッと物音がたたみの部屋から聞こえました。 「ん〜、なんだ? もしかしたらのの姉ちゃんかも。たたみの部屋にいたんだ!そういえばおし入れがもう一つあったんだ! くっそ〜!」

そのころ、「あぁ、やばい、ばれたかも…どうしたらいいんだろう。」とののちゃんがしずかな声で言いました。すると、「見つけた! やっと。」

「あぁ、見つかっちゃった。」 

「じゃあ、帰ろう!」


そしてののちゃんとゆいちゃんとカトくんはぐっすりねむりました。

するとカトくんは「姉ちゃん、おやしゅみ。」と言うとののちゃんとゆいちゃんは「おやすみ」と言いました。






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