詩(恋愛) 89秒

胸が胸に飛び込んで


背中で両手を感じてる


僕もそっと手をまわす


服の上でも温かい




君の体の温もりが


今も腕から離れない


君の心の温もりが


今も胸から離れない


君の優しい微笑みが


今も目から離れない


君が言った「落ち着く」が


今も耳から離れない


君から感じたその全て


今も頭から離れない




今この世界の別の場所で


歩み続ける君に問う


僕が憶えた89秒


君も憶えていますかと

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

フルーツ盛り合わせ 添野いのち @mokkun-t

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ