添野いのち

普段は誰とでも明るく接することができる。それでも恋愛はめっぽう苦手で、中々思いを打ち明けられない。そんなときに僕は、箱の中にある“アレ”に気持ちを映しだす…。 〈登場人物〉 葉…

ホラーがテーマの短い詩。それ以上でもそれ以下でもない。

ここは近未来の都市。この都市には沢山の歯車があり、インフラや輸送などで人々の暮らしを支えています。この春から高校1年生になった森川春夏。楽しい高校生活の中で、春香の周りで次々と不…

変わり映えしない日常に目を向けた、短い詩です。

（添野いのち　1周年記念作品） 僕が小説を書き始めて1年。趣味で描き続けている小説だが、「カクヨム」を通して多くの方に読んでいただいている。でもやはり、他の作者さん達と比べると圧…

中学の不登校である俺は、数年前に両親を亡くし、親権を叔父に移された。叔父が仕事が忙しく、年数回しか家に帰ってくることはない。その時に俺に生活費を渡すという形で助けてもらっている。…

街中で見つけた、独特な雰囲気を放つ「カフェ・糖問」。ここの店員さんに僕は、「尊い」について深く考えさせられることとなる・・・。

「明日から21日間、薔薇をプレゼントします。」 そう彼女に言われた俺。しかし何だか、日に日に本数が多くなってるけど・・・⁈

私、木村紗枝が数年前に立ち上げた「街中相談室」。ここでは私と数名の仲間がボランティアとして活動を行なっている。活動の目的は「みんなのお悩み相談」。私がこの活動を始めたのには、1つ…

問題です！どんな人間でも簡単に操れてしまうものってなーんだ？ 答えはこの文章に。

主に静岡県で活躍する電車、373系。F1からF14までの計14編成が特急ふじかわ号、伊那路号などで使用されている。しかしある1編成だけ、災難に見舞われ続けている車両があって・・・…

男は今まで、何か大きな事件に遭遇することもなく平凡な人生を送ってきた。面白さのかけらもない男が、もし小説の主人公にされたら・・・？

私には「先輩」と呼んでいる、1つ上の幼馴染がいる。と言っても、私は4月生まれ、先輩は3月生まれ。1ヶ月しか変わらないのに、私は勉強でも運動でも先輩に敵わなかった。そんな先輩は難関…

感染症の流行により、外出自粛が呼びかけられている時、旅行好きな僕（星元弥）は家での時間の過ごし方に悩んでいた。その時に恋人（小野江恋花）がかけてくれた言葉とは・・・？ 〈登場人物…

数分で読めるショートショートの寄せ集めです。 ジャンルは様々、色とりどり。 1話ずつ味わってお読みください。

外が寒くなると体調を崩す主人公・桜。その体質ゆえ、12月から2月ごろまでは学校を休ませてもらっている。ベッドに潜り、退屈な日々を過ごすことを余儀なくされていたが、クリスマスの日に…

主な登場人物 中野 怜（なかの りょう） 高校2年生の男子。中学校の入学直前に両親を事故で失い、それ以来1人、孤独感に耐えながら生活している。 日野 氷柱（ひの つらら） 怜があ…

僕は名古屋の高校に通っていたが、大阪の大学に進学し、その近辺で就職した。ある日の仕事帰り、終電に乗ると高校の同級生を見つけた。僕らはたまに終電で鉢合わせては、おしゃべりをするよう…

〈あらすじ〉 課題をなんとか終わらせた深夜、1人ベランダで紅茶を飲んでいると、僕が想いを寄せる人のことが頭に浮かんだ。その時のお話。 〈登場人物〉 星　元弥　(ほし　もとや) :…

寝台特急での旅行の思い出に今の世界への不安や祈りを重ねた、ちょっと不思議なノンフィクションエッセイです。