キャラクターデータなど
<キャラクター>
【エリュ・イリオス】
異世界に転生したこの作品の主人公の男性。
転生前は「エリュシオン」と名乗っていて、二つの人格を持つ二重人格者だった。
転生前は悪人を狙って殺害する大量殺人鬼で、『殺戮の執行者』という二つ名を持っていた。
異世界に転生してからは「エリュ・イリオス」と名乗っている。
転生に際して人格を分離して、「エリュ」と「シオン」という別々の存在になったので、今はもう二重人格者ではない。
元々一つの存在だったとだけあって、シオンのことは大切に思っている。
【シオン・イリオス】
この作品の主人公であるエリュのもう一つの人格だった女性。
転生に際して人格を分離したので、確かな一つの存在になった。
元々一つの存在だったとだけあって、エリュのことは大切に思っていて、彼にべたつくことも多い。
その度にエリュは面倒そうな態度を取ってはいるが、彼はそのことを悪くは思っていないようだ。
【ミーシャ・アルノア】
冒険者ギルドに勤める
同じ冒険者ギルドに勤めるエルナとは仲が良いようだ。
【エルナ・フォルトリア】
冒険者ギルドに勤める元冒険者の女性。
元々は村に住んでいたが、レイルーンに見出だされてワイバスの街に連れて来られて、学院を卒業後は冒険者になった。
冒険者時代はルミナと共に『
元Bランク冒険者ではあるが、その実力はSランククラスだとも言われている。
しかし、他のパーティと協力して依頼を受けたことはほとんど無く、彼女が戦うところを見たことがある者が少ないのでその真相は不明。
だが、公表されているだけでもBランク冒険者とは思えないほどのかなりの実績があり、『
元冒険者だと本人は言っているが、冒険者のライセンスは返納していないので、記録上は今も冒険者だ。
また、ルミナとは学院時代からの仲で、今でも仲が良い。
【ルミナ・フォン・エンドラース】
錬成魔法道具店を営む元冒険者の女性。
レグレットの貴族だったが、十三歳のときに国を出てワイバスの街に移り住んだ。
学院での成績は優秀で、学院を主席で卒業した後は冒険者として活動した。
冒険者時代はエルナと共に『
エルナと同じくBランク冒険者ではあったが、彼女と同様にその実力はSランククラスだったとも言われている。
冒険者としての一線を退いた後は魔法道具店を経営して生活していて、トップクラスの錬成魔法の使い手である彼女の店には多くの冒険者が訪れている。
また、エルナとは学院時代からの仲で、今でも仲が良い。
【ミィナ・ルルリア】
ルミナの魔法道具店で働いている少女。
ワイバスの近くにある村の出身で、街には出稼ぎに来ている。
今の環境を好ましく思っていて、街に永住するつもりのようだ。
【リーサ・マグノス】
ルミナの魔法道具店で働いている少女。
一年にも満たない短期間ではあったが、冒険者として活動している時期もあった。
だが、口が悪くトラブルになることが多かったので、エルナに勧められてルミナの店で働くこととなった。
相変わらず口は悪いが、店に同居しているメンバーとは仲が良く、数少ない友人である。
【アリナ・フォクセン】
冒険者パーティ『
リーダーとしての素質は高く、普段の活動でも戦闘でも持ち前のリーダーシップを発揮して、リーダーらしく皆を引っ張っている。
【ステア・テストック】
『
元々はワイバート内のとある村に住んでいたが、その村はモータスが率いる盗賊団に襲撃されて、壊滅してしまった。
その後は復讐のために活動していたが、それをフェルメットが偶然発見して、彼女から魔力を与えられる。
そして、フェルメットの協力もあって、盗賊団を壊滅させることには成功したが、リーダーであるモータスには逃げられてしまった。
その後は『
【ミリア・ククレット】
『
ワイバスの近くの村の出身で、回復魔法が得意だったので冒険者として活動しようと思って街に出た。
自身の戦闘能力は非常に低いが、得意とする回復魔法や補助魔法は非常に適性が高く、それらの魔法でパーティを支援して活躍している。
【レーネリア・フォン・ルートライア】
レグレットの貴族の娘だった少女。
その圧倒的な戦闘センスは実力者と呼べるに値するほどで、ルートライア家では彼女を軍の高い地位に据えることで軍を意のままに動かそうとしていた。
そして、家の者はそのために彼女を操り人形にしようと彼女に対して酷い扱いをしていた。
だが、あるときに家から逃げ出すことに成功して国を出た彼女は、そのままワイバスの街に移り住んだ。
今は『
【アーニャ・フェルノット】
冒険者パーティ『
狼のような耳と尻尾を持っていて
見た目は二十歳前後だが、
霧の領域にある基地に住むメンバーの一人だったが、ある日一人で散歩に出掛けた際にワイバートまで行って日向ぼっこをしていたところをメイルーンに発見されて、そのまま成り行きで『
実力は確かなのだが、物事をあまり考えずに動くので問題を起こすこともしばしば。
【メイルーン・ノーツィア】
『
見た目は三十代だが、エルフは長寿なので実年齢はもっと上。
以前はレイルーンと共に活動していたが、彼女がギルドマスターになってからはしばらくソロで活動、そして数年前に『
【レイルーン・ノーツィア】
ワイバスの街の冒険者ギルドのギルドマスターであるエルフの女性。
元Sランク冒険者で、その実力は今でも健在。
エルナとルミナが学生だった頃は彼女達に実戦を教えていた。
【スノーホワイト】
ヴァージェスの研究データを基にルミナが作った自律思考型の戦闘用ゴーレム。
作ったのはルミナだがデザインをしたのはエリュで、白雪姫をイメージしたデザインになっている。
戦闘タイプは近接型で、氷属性の魔力をメインに操る。
それなりに戦闘能力は高く、Bランク冒険者クラスの戦闘能力がある。
【フードレッド】
ヴァージェスの研究データを基にルミナが作った自律思考型の戦闘用ゴーレム。
作ったのはルミナだがデザインをしたのはエリュで、赤ずきんをイメージしたデザインになっている。
戦闘タイプは遠距離型で、火属性の魔力をメインに操る。
それなりに戦闘能力は高く、Bランク冒険者クラスの戦闘能力がある。
【エリサ・フィラマティー】
霧の領域にある基地に住んでいる少女。
見た目は十四歳前後だが、実年齢はもっと上で、少なくともエルナとルミナが学生だった頃からこの見た目は変わっていないらしい。
今は霧の領域の基地にいるメンバーと活動を共にしているが、かつては別の大陸の国で実験体として施設に囚われていた。
そのときの実験によって、彼女は左頭部に悪魔の角を合成されたが、その強い魔力の影響で左目が黒くなり、
だが、本人はそのことについて特に気にしていないようだ。
また、霧の領域にある基地に住んでいるメンバーの中では一番の常識人で、彼女がメンバーをうまく纏めている。
【アデューク・ヴァーテッド】
霧の領域にある基地に住んでいる男性。
普通の人間で隠密行動は得意なので、調査の際には彼が向かうことが多い。
霧の領域にある基地に住んでいるメンバーの中ではエリサに次ぐ常識人なので、エリサがいないときは彼がメンバーを纏めている。
現在はエリサ達と共に活動しているが、それより以前は義賊団『
同じく『
【フィルレーネ・ミュートリオン】
霧の領域にある基地に住んでいる竜の翼と尻尾を持つ
見た目は十五歳前後だが、
普段はやる気が無いような感じでだらだらとしているが、実はかなりの実力者。
機構天使の殲滅を目的としている。
【ネフィア・リューメトラ】
霧の領域にある基地に住んでいる頭部に竜の角を持った
全体的に好戦的な他の霧の領域の基地に住んでいるメンバーとは違って、争いを好まない温厚で優しい性格。
そのせいなのかは分からないが何故か魔物に好かれやすく、魔物の世話は彼女が担当している。
その性格ゆえに戦うことは基本的に無いのだが、戦闘能力に関しては高いポテンシャルを秘めているようだ。
【アーミラ・ヴァサレス】
霧の領域にある基地に住んでいる背中に小さな蝙蝠の翼を持った
戦闘能力が高く比較的好戦的なので、メインの戦力の一人になっている。
翼を隠せば普通の人間と変わらないように見えるので、調査の際には彼女を戦力として連れて行くことが多い。
【ヴァルト・アージェック】
霧の領域にある基地に住んでいる背中に蝙蝠の翼を持った
アーミラと同じ魔物との
同じ能力ではあるが彼の方が遥かに長い時間を生きていて、その扱いにも長けている。
【ヴァージェス・ノルフォード】
霧の領域にある基地に住んでいる男性で、元人間の骸骨。
元は他の大陸の今はもう滅亡したとある国の宮廷に仕える魔術師だったらしい。
魔法に精通していて、今でも魔法の研究を続けている。
他人のことには興味が無く、自分の研究のためならば周囲のことは一切考えないような者だったが、今はエリサ達に抑えられてそうも行かないようだ。
【フェルメット】
霧の領域にある基地に住んでいる悪魔。
少々子供っぽいところはあるがその力は強大で、悪魔の中でも最上位クラスの戦闘能力を持っている。
基本的には面白そうなことを見つけては興味本位で勝手に動くので、エリサもその制御に苦労しているようだ。
そして、今はエリュとシオンのことが気になっているらしく、二人の動向を気にしている。
【リュードラン】
霧の領域にある基地に住んでいる黒いドラゴン。
ドラゴンとだけあって身体能力は高く、さらに魔法も扱うことができるので、その戦闘能力は非常に高い。
回復魔法の扱いにも長けていて何でもできるオールラウンダーなので、霧の領域にある基地に住んでいるメンバーの主力となっている。
【フェリエ】
霧の領域にある基地に住んでいるフェアリーという魔物。
家事全般を担当していて、霧の領域にある基地に住んでいるメンバーが不自由無く生活できているのは彼女のおかげと言っても過言ではない。
なので、少々口は悪いがかなり役立っている。
また、家事の際には精密なコントロールが必要な魔法を使っているせいか、魔力の扱いにはかなり慣れている。
【キーラ】
霧の領域の基地で飼っているミストグリフォンという霧の領域固有の魔物。
騎乗に向いているのでメインの騎乗用の魔物として利用している。
【リュークス】
霧の領域の基地で飼っているワイバーンという魔物。
キーラに次いでメインの騎乗用の魔物として利用している。
【ザッハート】
霧の領域の基地で飼っているリトルバハムートという魔物。
断界にのみ生息している魔物なので、非常に戦闘能力が高い。
<地名>
【ワイバート】
主人公であるエリュが住むこととなったこの作品のメインの舞台となる国。
エリュは国の中心付近にある人口、面積共に国内最大を誇っている首都ワイバスに住んでいる。
ワイバス以外にはワイバスの北にあり北の国境に一番近いロクレットやワイバスの南にあり南の国境に一番近いライカスの街などがある。
西の国境はノースレイヴから続いている山脈になっていて、国の東側には霧の領域と呼ばれる特殊魔力地帯がある。
国土は南北には700km、東西には1000km程度と他の国と比べると小さい国ではあるが、資源は豊富で治安の良い豊かな国。
【ノースレイヴ】
ワイバートの北にある国で寒い気候が特徴。
ワイバートとは友好的な関係で、交易も盛んに行われている。
国境の北側から西側は雪山による山脈に、東側は特殊魔力地帯である霧の領域になっていて、自由に出入りできるのは南側のみなので、他の国とはあまり交易は行われていない。
首都は国の北の方にある街であるスノーファで、寒い気候の地域に生息する魔物の素材が多く取引されている。
【アールカイド】
ワイバートの南にある国で、食料の生産が盛んに行われている。
食料の生産は国の各地で行われているが、それらは一度国の中心付近にある首都のアストアに集められて、そこから外国を含めた各地に流通している。
なので、アストアは多くの行商人が集う街となっている。
【レグレット】
アールカイドの南にある国で、ルミナとレーネリアの出身国。
首都であるリグノートではエンドラース家とルートライア家とハイスヴェイン家が覇権争いを繰り広げているので、かなり治安が悪い。
また、リグノートの五十キロメートルほど東にはリグサイドという小さめの街がある。
この街は元々は奴隷などを働かせるための強制労働施設だったが、都合が良かったのでそこを中心に街が形成された。
現在はレグレットの産業の中心になっている。
【ガーグノット】
ワイバートの東の特殊魔力地帯を挟んで東にある国。
周辺国を攻め落として発展してきた侵略国家だが、ここ数年は負けが込んでいてその発展に陰りが見えてきている。
主要な街は首都であるハインゼルにその南にあるアインセル、さらにその南にあるローハイトなどがある。
【シーラント】
大陸の最南端にある国で、海に面しているので多くの魚介類が流通している。
特に国の最南端にあり海に面した街であるセントポートは港街として発展している。
【ガンヴルイン】
レグレットの西にある国。
カジノが有名な国で、首都であるランスヴェイガスには国内最大規模のカジノがある。
そのランスヴェイガスには裏カジノもあり、様々な人物がカジノ目的で訪れている。
【ルーメイン】
レグレットから一つ国を挟んで南にある国。
首都となる街はオールドルクで、国の中枢はそこに集まっている。
【霧の領域】
ワイバートの東にある特殊魔力地帯で、魔力の流れを阻害する効果のある霧が発生している。
面積はちょうどワイバート、ノースレイヴ、アールカイドの三国を合わせたぐらいの広さがある。
稀少な素材が採れるので隣接する周辺国は自国の領土に加えようと動いているが、どこもうまく行っていない。
【常闇の大地】
大陸の出て南にある特殊魔力地帯。
その名の通り、常に闇に覆われているのでほとんど視界が利かない。
当然、強力な魔物が数多く生息しているが、視力にほとんど頼ることができないので、特殊魔力地帯の中でも危険度が高い。
【浮遊大陸】
常闇の大地の上空にある空に浮かんでいる大陸。
特殊魔力地帯の中では危険度が低いが、上空にあるので辿り着くのが難しい。
【緋熱の山岳】
西の大陸にある特殊魔力地帯。
常に強烈な熱波が発生していて非常に暑いので、その対策は必須。
双魄のエリュシオン ~誅戮の転生者~ 鳥びゅーと @almatori17
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