第9話

 今、僕のとなりには彼女がいて、僕がこうして書いているのを、時々クスクス笑いながらみています。これで、僕のちょっとふしぎなお話はおしまいなんですが、ひとつだけ、僕にはわからないことがあります。彼女はほほえむばかりで、どうしても答えてはくれません。

 それは、あの夢の中で、彼女は僕のことをどう思ったのかということです。

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ふしぎなガチョウの話 OZさん @odisan

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