世界

ギルダ大陸

・ギルダ大陸

 三大大陸の一つ。北に位置する二番目に大きな大陸。魔界に繋がる唯一の門があるとかないとか。雪山が多く、冬場は国全体が豪雪に見舞われる事もある。一部の地域では<ゲルゲルゲ>と言う<謎動植物>が生息しており、また或る村ではワンランク上の<ゲルゲルグ>が生息していると言われている。そしてまた或る村では幻と言われる<ゲルゲルガ>の目撃情報などもある。


 た主な魔界生物が多数発見される大陸でもある為、密猟なども多発したが魔物討伐軍が厳しく取り締まっているお陰で減少傾向にある。数年に一度作られる幻の酒【ゲルゲルガの涙】は絶品。



・神聖イフェリア帝国

 良く略されて<イフェリア>と呼ばれているが正式名は<神聖イフェリア帝国>である。ギルダ大陸に在る一番大きな円形要塞都市。ヴェルダンとは敵対している。


 元々は神の代行者達が築い大司祭が治める宗教国家だった。時の流れと共に組織が巨大化し、神の代行者(信仰を司る)一族、国を治める(王政を司る)一族、人々を魔物から護るり討伐を専門とした一族に分かれ今に至る。



・神の代行者

 世界がたった一つだった頃、全てを統率し治めていた宗教的組織。後々の神聖イフェリア帝国を築いた。神第一思考であり一神教。多くの信者を抱え、教信者になる者達も後を絶たない。禁忌を監視管理し、秩序と規律を重んじ法を犯す者を徹底的に処罰する。禁忌を犯す事や神を冒涜される事を一番に嫌い、忌子や魔物(人外)を異端視させ阻害する風習を広めた。人間なのに魔と関わる魔討を毛嫌いする傾向にあり、神官将等独自の軍事組織を持っている。



・魔物討伐軍

 ヘルシング家が代々率いる魔物を討伐する組織。下界から人間が魔界に行かない様に。或いは魔界から魔物が下界に来ない様に堺を見張っている。神の代行者とは分け合って仲が悪く、一時仲良くなっても世代が変わると険悪になったり、また仲良くなったりを繰り返しているらしい。



・宝石原

 深海の奥深くに在るダイヤモンドが巨木が目印の宝石原。長い年月を経て海流に揉まれ削られ、蒼い光を反射させながら煌々と輝く綺麗な場所。此処を進むと蒼の魔女が住む洞窟に行き着く事が出来る。


 蒼の魔女の魔法によって作り出された原で、魔女の庭。アンが好きな場所。実はダイヤにまじり、紫水晶や碧水晶緑水晶等も在ったりする。時々白い花が降ってくる。

舞い散る化弁はまるで深海に降る雪の様。ヘルシング卿の死後その現象はなくなり、魔女の引っ越しと共に深海から姿を消した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

設定集 柊木 あめ @hakoniwa_rakuen

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ