魔王に姫がさらわれて勇者が助ける物語ができるまで3
渋谷かな
第1話 心に宿るもの
「こら! おまえたち! 剣術の稽古はしているのか!」
「ゲゲゲッ!? ミッキー神父!?」
「アハッ! ミッキーだよ!」
現れたのは孤児院のミッキー神父だった。
「シンディを眺めている暇があるなら、少しでも剣の稽古をして強くなれ! おまえたちが国家騎士になれれば、我が孤児院に多額の寄付が入ってくるからな!」
「金の亡者!」
「神父様! 最低!」
「なんとでも言え! 子供たちの生活が懸かっているのだ!」
ミッキー神父は孤児院の運営を考えて資金問題に頭を抱えていた。
「今の孤児院があるのは孤児院の先輩方からの寄付があるからだ!」
「分かったよ。絶対に俺たちも国家騎士になってやる!」
「僕も剣術をがんばる!」
イースとフレッドは剣術の稽古をすることにした。
「えい!」
「やあ!」
そして1時間後。
「はあ、いい汗をかいたな。」
イースとフレッドの剣術のレベルが上がった。
「なんか、お料理番組みたいだな。」
割愛。一時間の剣術稽古の素振りや掛け声だけで1時間も描ける訳がないのだ。
「そういうな。おまえたちが二人で切磋琢磨して剣術を努力すれば、友情や絆も芽生え、きっと勝利につながるはずだ。」
「はい! 頑張ろうな! フレッド!」
「おお! 俺たちは二人で一人前だ!」
若いイースとフレッドは夢と希望が溢れていた。
「そうだ。おまえたちに温かい気持ちがあれば、きっとおまえたちの心にも神の御加護があるだろう。」
ミッキー神父は二人を温かく見守るのであった。
つづく。
なんか、良い話にまとまった。
後は化身? 紋章? クリスタル? 心に宿るものって何だろう? ストレートにハートでいいのかな? 調べても心はハートだな。今後の課題だな。
つづく。
魔王に姫がさらわれて勇者が助ける物語ができるまで3 渋谷かな @yahoogle
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。