憂鬱な演芸場(140字小説)
塩塩塩
憂鬱な演芸場
演芸場は笑い声で溢れていたが、舞台には誰もいなかった。
隣の男が言った「思い出し笑いですよ」
この演芸場では、それぞれが何かを思い出して笑っているのだ。
「ギャー」「うわぁー」
悲鳴が響いた。
思い出し連続殺人事件が起こったのだ。
この演芸場では、それぞれが何かを思い出して殺されていた。
憂鬱な演芸場(140字小説) 塩塩塩 @s-d-i-t
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