木目纆僕(ぼくぼくぼくぼく)

クラウドストーリー代理

第1話 文字

ふと、ポッキーを齧りながらネットニュースを見ていて『念』とはなんだったけ。と疑問が浮かぶ。

僕は小学新国語辞典を開く。意味はいつも思う、とか覚えてる。とかだった。周りに赤くプリントされている、年と燃の文字ににも目が行ったりするが、目的が達成された事で僕は少しの満足感を覚えた。

そしてまたポッキーに手を伸ばそうとした時トントンとノックが聞こえ目を向けた先には妹が手にたけのこの里を握り締め立っていた。なお箱は潰れプラスチックの銀色の袋から残りカスのクッキーが溢れていた。……「たけのこ」どう書いたっけ「竹の子」と辞書に書いてあった。あれ?たけのこって一文字で書けなかったけな。ここでこの辞典は漢字辞典ではなく国語辞典だということに軽く落胆を覚える。うちに漢字辞典ってなかったけな。

「お兄ちゃん!」

「なんだ、妹よ」

「私きのこ買ってきって入ったよね!?信っじらんない!」

「クッキーとチョコの集合体である事は同じだろう。ニアミスニアミス。たけのこは君のような美人に食べられて名誉に思っているさ」

「致命的だよ!既に死んだよ!名誉どころか犬死だよ!」

テンションの高い妹だ。こちら妹の瑠花。二つ下の妹、キノコ派である。僕は正直どちらも美味しいと思うからどちらもいいと思っている。この前抹茶と小豆のたけのこの里を食べたが美味しかった。

「おい!兄い!私のたけのこの里何処にやった!?」

「君のような犯人がすぐに分かる妹は大好きだ」

瑠花の後ろから飛び出して来たのは一つ下の妹、璃華。たけのこ派。

「あぁ、食べたよ。サツマイモ味、美味しかった」

「なんで食った?」

名前が書いていなくて誰のか分からなかったから食べた。うちには自分のものには名前を書く事がルールになっている。それを踏まえて「僕は悪かない」

「死ね」

とっとと出てってしまった。あとで買いに行こう。

「よし、出かけるか」

「たけのこ買いに?」

「あぁ」

「私も行く、お兄ちゃんにきのこの魅力と美味しさを耳にタコがへばり付くぐらい教えなきゃ」

「そりゃどうも」

僕は出かける準備をしながら生返事を返す。

瑠花は既に出かける準備は済んでいたようだ。

「行ってきます」

挨拶を残し僕は外に出る。

帰りに漢字辞典でも買おうかと買い物リストを復唱し、瑠花のきのこ節を長々と聞き流ながし近場のスーパーに向かうのだった。


追記:最後の二行の最も拙い文章を訂正したいが、思いつかない。誰かアドバイス下さい

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