2022年のこと、2022年もありがとうございました
2022年も終わりが近づいてまいりました。
今年も、みなさまに大変お世話になりました。本当にありがとうございます。
今年は個人的に、生活がかなり変化した一年でした。
二個目の大学での勉強が本格的に始まったこと、子どもが少しずつ大きくなってきて保育園に入ったことなどが大きいです。
実は、出産時の緊急帝王切開の影響か、かなり疲れやすくなったり体調のトラブルがあったりもしました……。
出産の入院時に炎症がひどいというトラブルが起き、結構な期間の入院をして、点滴治療をして……1年か2年は体調が優れないかもと言われましたが、本当にそうでした。
今年はおそらく個人史上、もっとも頻繁に、もっとも様々な科の病院にかかったと思います。
2022年、出産してから1年ということで、少しずつましになってきた……気がします。
そんな体調不良も、子どもの姿を見ると、なんでも耐えられると思ってしまうのもまた不思議です。病院にかかったり、体調を崩したりするたび、「勲章」と呼んでいます。
正直、妊娠と出産というのが、ここまで命をかけるものだとは、自分が経験するまでお恥ずかしながら私は知りませんでした。
妊娠からカウントして、体調不良が治まり始めるまでだとしても、まるごと二年ほど思うようには動けないのですね……。
もちろん、とても当たり前なんですけれども、育児はその間もその後もずっと続きます。
いま思い返せばですが、子どもを授かる前の私はかなり時間に融通がきくほうでした。
小説を書かなかったのは大学受験の半年だけだと妙な自負をいだき、やろうと思えばなんでもどうにかなる、と思っていた節がありました。
自分の力で、どうにでもなると。
その考えはちょっと違うんじゃないかと、いまなら思います。
確かに、どうにかなることもありますし、どうにかしようとすることは大事です。
しかし。普通に、どうにもならないことはあると。
いつでも自分が頑張るという、硬くて強い考えをやめて、マイペースに、本当の意味でマイペースに生きられたら、と心から思った一年でした。
子どもをもつという経験が、そのことを教えてくれました。ままならなさ、自分の時間が自分だけのものにはならないもどかしさ、そういったものも、すべてすべてしなやかな強さ、そして願わくは地に足のついた優しさに変えていけたらいいなと、ゆっくりでも、そのようにできたらいいなと、そう思っています。
その上で、なのですが。
それでも、やはり、今年はあまり小説を書くこともできず、カクヨムにおいても読んでくださるみなさまにご迷惑やご心配をおかけしてしまったこともあったかと思います。
大変、申し訳ありませんでした。
本当は、たくさん書いて、いっぱい時間を使って、どんどん進めて。
楽しんでいただける作品や文章をもっと出せたらよいのですが、体調のこと、大学のこと、子どものことなどで、どうしても現実的には時間の制約があることに気がついてきました。
何がほんとうに、大事なんだろう。そう考えたときに、まずはやはりカクヨムでは、アゲインの完結を優先させていただくことにしました。
それでもゆっくり、マイペースになってしまっているのですが……。
そんななかでも、読んでくださる方がいらっしゃる、応援してくださる方がいらっしゃる。
そのことに今年はどんなに励まされたか、わかりません。
今年はカクヨムでギフトという制度も始まり、正直なところ自分にギフトをくださる方はそうそういらっしゃらないだろうな……と思っていたところ、ギフトをいただくことができており、本当に感謝しております。
ギフトでいただくメッセージ、ギフトそのもの、ギフトをくださるというお気持ちに、もうほんとうに日々励まされております。
読者のみなさまに、少しでもご恩返しをしていきたいと考えています。
限られた時間や条件のなかでも、精いっぱい考えて、時間を確保して、これからも必ず書き続けていきます。
大学や子育て、体調というのも、いまはまだ想像できませんが、いつかは落ち着くのだと思います。
そのときには、またいろんなことに挑戦していきたいです。書きたいもの、やりたいことも、まだまだ、いっぱい、いっぱいあります。
相変わらず、速くもなく、どちらかというと鈍く、マイペースになってしまうかもしれませんが。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
よいお年を!
(2022年12月28日 17:24)
近況報告の近況ノートまとめ 柳なつき @natsuki0710
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。近況報告の近況ノートまとめの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます