キャラクター紹介

・三船宗一郎

 この話と長編における主人公。

 東の果てにある国「日ノ出国」から人を蘇らせる術法を求めてイル・カザレムの首都サルヴィへとやって来たが、考えが変わり冒険者としての生を全うすべく冒険者としての仕事に励んでいる。

 鬼神に憑りつかれているのが冒険中に判明し、鬼神を祓う為の方法を模索している。

 現在は仲間のノエルを蘇らせるべく、隣国へ行ってから消息を絶ったカナン大僧正を探す為の旅をしようと準備中である。

 長編ではただ今、暗殺教団の本部へ出向き、教団の長と話を付けるべく教団迷宮の探索を行っている。

 由緒正しい武士の家系であり、侍であるが家は既に滅びかけている。


 西国で呼ばれている「サムライ」たちとは違い、魔法の類は一切使えない。

 しかし、特殊な力である「霊気」を使いこなす。

 また刀の腕前も随一であり、少なくともサルヴィ周辺の前衛冒険者の中で彼に敵う者はいない。

 真面目かつストイックな性格だがわりとどこか抜けている。

 人の事を良く考え、想うが故に苦しむ事も多々ある。

 髪は黒。長い髪を後ろで縛ってまとめている。

 背はサルヴィの平均的男性と比較すると小さい。



・ラフィス=フォルト

 ダークエルフの商人で、大商船団を統べる長でもある。

 御年七百歳だが見た目は人間の三十歳くらいと全く変わらない。

 エルフに連なる種族は、成長しきった後は見た目の変化はないという種族ではあるので、見た目で年齢を判断してはならない。

 

 ラフィスは幼い頃から商人としての修行を積み、わずか百歳の頃に自分の店を作り、そこから商売を広げていった、ダークエルフの中では伝説的な人物である。

 誰とでもきさくに話が出来るコミュニケーション能力の高さが最大の武器で、同時に観察力にも優れ口も上手い。

 また儲けの為なら冷徹に判断し切る事も出来るという恐ろしい人物。

 宗一郎とは酒場で出会い、珍妙な依頼をされた事でその後も取引を続けようと思ったらしい。

 酒が好物で、特に度数が高いものをストレートで好んで飲む。




 

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侍は何を食べる? 綿貫むじな @DRtanuki

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