交差点にいる天使(連載版) 〜 駅前の交差点での奇跡

作者 三枝 優

75

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★★★ Excellent!!!

交差点で、誰かを待っている少年ヒロ。

彼は不思議な顔を持っています。
いろんな人が彼と関わり、そして、彼と関わったことで、自分の物語(人生)を幸せに完結していきます。
彼を残して。

「交差点にいる天使」は、このヒロを中心に1話完結。物語がオムニバス形式で続いていきます。
そこには、人々の生活があり、不幸や不運があり、ヒロ少年のすべてを見通す目のなかで、それぞれ幸せに変化していきます。

とても優しく癒しの物語の数々です。

★★★ Excellent!!!

すべての人には人を幸せにしようとする本能があり、
人を幸せにする才能がある…
この物語に登場する天使はそのことに気づかせてくれる。
人の想いが往き交う場所には、本当に天使がいるかもしれない。
以上は20話くらいまでのレビューです。

三枝さんがさりげなく描く「幸せ」な風景が大好きで、この物語もワイングラス片手に小粋に読むようなお話かと思い、実際(私は下戸なので)コーヒーを飲みながらのんびりと拝読していたのですが、いや~、これは…

この物語は、やさしく素敵なお話のままでは終わりません。
各話で小出しされた謎が次々とつながっていき、驚天動地の展開となります。
ミステリー、アクション、ファンタジー、人情…この小説はエンターテインメントの秀作です。

★★★ Excellent!!!

本作は現代のとある駅前交差点を舞台として、そこにいる不思議な少年と彼に関わる人物を描いたオムニバス作品です。
天使と形容される少年には特別な力があり、屈託のない笑顔と鳶色の瞳で迷える人々を導いていきます。
この作品を読めばあなたも少年に会えるかも知れませんよ。

★★★ Excellent!!!

“鳶色の目の少年”と、彼を取り巻く人々が織り成す連作ショートショート。

天使とも呼ばれる“少年”と接触した人々は皆、彼が起こすちょっとした奇跡によって幸せになっていきます。
登場人物は基本は単発ですが、時に別々の話の登場人物が交わることもあり、物語に深みを与えています。

また、この素敵な世界観だけでなく、それを魅せる作者さんの技量も素晴らしいです!
“少年”の鳶色の瞳のように、引き込まれてしまうような魅力があります。

この“少年”に是非、会ってみたい……
読んだあと、そう思うこと請け合いです!