バード(140字小説)

塩塩塩

バード

本屋に行くと、全裸の中年男達が『週刊鳥を飼う』の中程の頁を広げて頭に被り本棚に座っていた。

男の一人が言った「創刊号の付録は鳥小屋の部品でしたが、号が進むと私達の眼鏡や服が付いていたでしょう。

最終号の今回は鳥飼育のプロの私達が付録なのです」

一人嘔吐した。

10月全員鳥肌が立っていた。

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バード(140字小説) 塩塩塩 @s-d-i-t

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