白い花の席
鳥の音
白い花の席
僕は何処にでもいる男子高校生だ。
だからその日の朝も、いつもと同じ時間を過ごす。
ベッドから出て、朝ごはんを食べて、身嗜みを整えたり、制服を着替えたりと言った準備を終えたら、いつも通りに登校する。
同じく登校中の学生とか、会社へ向かうサラリーマンとか、眩しい太陽とか、青い空とかを意味もなく眺めながら、僕もまた、そう言った景色の一部として、いつも通りの時間に教室へ辿り着く。
でもその日はいつもと少しだけ違った。
僕が何時も使っている、僕の席の机の上に、真っ白な花が一輪、生けてあった。
「ああ、そうだった.....僕はもう......」
白い花の席 鳥の音 @Noizu0
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます