あ! やばい。フィン感と私2
れなれな(水木レナ)
無難と思ったら駄作だった件。
わたくしは悩んでいました。
三度目のフィン感、投稿したいけれど、性に関する話だから全年齢対象じゃなくなっちゃうかもしれない。
そんな作品を抱えて、まごまごしておりました。
で、相談した結果、心配なようならばlagerさんの応募作を参考にしてはどうかと諭され、でもまだ心配だったから無難な方をとった。
ゆあんさま企画【葉桜の君に】<筆致は物語を超えるか>への最初の挑戦作。
しかしこれが、フィン感では75点だった……。
方角は北向き。
北、というと物語を主軸に置いた作品だということ。
わたくしは初めての評価に戸惑い、低評価であるにもかかわらず感心してしまいました。
わたくしって、真北の作品、書けたのね――!!!
いえ、書けてませんでした。
だから低評価なのよ。
でも、ほとんど西(人間を書くことに主軸をおいている)の人間だと思っていたのでこれは新鮮。
だけども、後でこれはそうとうやばい物件だったと判明。
今回フィンディルさんは、真っ先に投稿した【葉桜の君に~虹を渡れば~】と今回の【葉桜の君に(第一弾)】を比較して、これはこういうことなんだ、とご指摘くださったのだが、ますますやばい。
おいしいとか、うまいとかの意味でなくやばかった。
まず、わたくしは小説を書くときに、人間を書くのが本筋だと思って書いてきました。
そうでないものは、眼中になかった。
一部、えーきちさん作品やペンギンを除いて。
だって、主人公が変化するから、物語になるの。
そういう発想だった。
そして、大好きな桜にはいい意味を持たせたかったし、ハッピーエンドが似合うと思っていた。
だから、今回応募した【葉桜の君に(第一弾)】は描写を丁寧にしたし、繊細な優しさをつけ加え、ツッコミがきたらあれこれ考えて最終的にああいう形になったのだけれど……。
フィンディルさん曰く、「真北」なので指摘がしやすかったのだろう、ということ。
なるほどなー。
ある意味とっつきやすいというか、なじみのある北向きで、それが拙いのでツッコみやすかったのだろう、という結論でした。
うんうん、キャラは脇が強かったかもしれない。
漫画なんかでは脇役が強烈だから面白いんだと思っていた――それは物語を面白くするのに一役も二役も買っていたからなのね――わっかり申した。
現在消化できているのはそこまで。
だって、北向きのご指摘はなじみがなくて、むつかしかったんだもん。
あと、遊んでいたら大事なものがこぼれ落ちちゃったみたいで、わたくしの頭。
わーん! 悪気じゃないのよぉ!
けど、お聞きしたところでは、フィン感を受ける一回目にこの【葉桜の君に(第一弾)】を応募していたら、感想をお断りされるかもしれないレベルだったそうな。
フィンディルさんは、前の時に西向きの【葉桜の君に~虹を渡れば~】と【ネコの大工】をお読みくださったときに、対水木(わたくし)用の感想の書き方を「わかって」きたみたいだと……。
お付き合いが長くなるとそういうこともあるかもしれない。
わたくしがのみこみやすい表現や言葉を編み出してくださってるのかもしれない。
だけれども! そこまで神経を遣わせては、フィンディルさんの御身が心配です!
大人のやさしい嘘は、人を弱くさせます。
だから、今度は一番新しい【葉桜の君に(第四弾)】を応募しました。
こちらは、性描写はないのですが、ヒロインが妊娠します。
出産までのあれやこれやを書いたのだけれど、これはもう、性というよりは生を描きたかったのですよね。
だから、えーきちさんに「書くべきか」相談したときに、「全年齢向け」ではないでしょうと言われたけれど、どうしても書きたかった、そんな作品です。
わたくしの中で生れて、外に出たがっていた桜子(ヒロイン)を抱えて、どうしよう、ああでもない、こうでもない、と惑っていたことがそのまま反映されています。
これだけは今のわたくしのリアル、そう言い切れるから。
だから、愚直に応募しました。
感想受付はまだですが、お断りされたらば「ガーン! フィン感と私」を書くかもしれませんね。
いやいや、フィンディルさんを誹謗したいんじゃないんですよ。
子供のように、純真な気持ちでいたいから、ガーンと思ったらガーンって言いたい。
今回はしまったぁああ! と思ったので、こういうエッセイになりましたよ? 悪気じゃないの。
ごめんなさい、フィンディルさん。
てへっ!
大好き。
フィンディルさんのツイッターはこちら!
(https://twitter.com/tatitutetochips)
同じく、ユーザーページはこちら!
あ! やばい。フィン感と私2 れなれな(水木レナ) @rena-rena
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