おじさんの古本屋でアルバイトをしている少年と、そこに毎日のように本を買いにくる小柄で可愛い女の子の恋の物語。毎日、必ず二冊の本を買う彼女の気持ちは……?ぐんぐん読めてきゅんきゅんすること間違いなしの、可愛い恋の物語です!( *´艸`)
勘の良いかたなら途中で気づいてしまいそうですが、それはそれで、にやにやしながら読めるでしょう。あー、なるほど。気づいて!肘で小突きたくなりました。
男子校に通う主人公、彼はおじさんが営む古本屋でバイトをしている。そこへ、女子高に通う小柄なお客さんがやってきて……いいですね。こうね、キュンッとする小技と、笑っちまう小ネタが上手いです。ぐいぐいと、笑いながら、ニヤニヤしながら読み進めていくと、あらっ、まー、そんな意味があったのか! ちょっとおバカさんな男子(背が高い)と個性的な組み合わせの本を買っていく女子(小柄)の、奥ゆかしくも笑える短編です。