無名の素人がカクヨムに小説を投稿したら、どれぐらい読まれるのか?

御堂教慈

単行本一冊分のライトノベルを投稿してみた

《前置き》

 私がカクヨムへの小説投稿を考えたとき、まず最初に思ったことは、『無名の素人が投稿した場合、いったいどれぐらい読まれるのだろう?』ということでした。

 同様の興味を抱かれている方が、他にも居るのではないかと思い、こうして文章にしてみました。何かの参考になりましたら、幸いです。


 なお、ここに示すのは、宣伝に類する行為を何一つ行わず、淡々と小説を投稿し続けた場合の結果です。



《投稿作品》

題名:   神様ゲームをぶっ壊せ! ―白い狐と爆弾鬼―

ジャンル: 異世界ファンタジー

キャッチ: 『どんでん返し』が好きなあなたに。ハッピーエンドです。

URL:  https://kakuyomu.jp/works/1177354054922386379/episodes/1177354054922386521

タグ:   第27回スニーカー大賞、デスゲーム、超能力、学園、バトル、シリアス、ボーイミーツガール、ハッピーエンド

文字数:  約13万字

話数:   全23話

投稿期間: 2020年9月25日(金)~10月7日(水)

投稿頻度: 毎日投稿(1日に1, 2回)

投稿時間: 朝7時頃、または夜19時頃

集計期間: 2020年9月25日(金)~10月8日(木)



《集計結果》

第01話のPV数: 8

第02話のPV数: 7

第03話のPV数: 3

第04話のPV数: 3

第05話のPV数: 1

第06話のPV数: 1

第07話のPV数: 1

第08話のPV数: 1

第09話のPV数: 1

第10話のPV数: 1

第11話のPV数: 1

第12話のPV数: 1

第13話のPV数: 1

第14話のPV数: 1

第15話のPV数: 1

第16話のPV数: 0

第17話のPV数: 1

第18話のPV数: 1

第19話のPV数: 1

第20話のPV数: 1

第21話のPV数: 1

第22話のPV数: 1

第23話のPV数: 1

 *自分が表示した分を除いた結果



《所感》

 上記の結果を見て頂いたら一目瞭然なのですが、無名の素人が無策のまま、カクヨムに小説を投稿しても、なかなか読んではもらえません。


 思うに、一目では内容が伝わりづらい小説という媒体は、新規の読者を獲得しづらいのかもしれません。ライトノベルが表紙で読者の興味を引こうとするのも、その辺りが理由なのでしょう。

 もし、カクヨムへ小説を投稿して、多くの人に読んで貰おうと考えている方がいましたら、自分の作品をいかに知ってもらうかという策を、事前に色々と考えておくことをお勧めします。


 また、たとえ第1話に目を通してもらえても、そのまま3話、4話とはいきません。物語の前提となる部分を描いている間に、読者はどんどん離れてしまいます。読者を飽きさせることなく、クライマックスまで読み進めてもらうには、書く側にかなりの腕が必要そうです。そのためには、失敗を恐れることなく、日々精進ですね。


 以上、色々とネガティブな話も書きましたが、地道に投稿を継続していると、希に読んでくれる方が現れるので、途中で挫けないことが大事だと感じます。新人賞やコンテストへの応募など、別の目的と合わせる形で投稿すると、最後まで諦めずに続けやすそうです。

 最後に、自分の作品が全然読まれないと、悩んでいる方に対して、『読まれないのはあなただけじゃないから、安心して』と、陰ながらエールを送らせて頂きます。

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無名の素人がカクヨムに小説を投稿したら、どれぐらい読まれるのか? 御堂教慈 @cabep906

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