ここにありますよ!ホラーというと、ともすると、読者を限定するものと思われがちだが。実は恐怖というのは、他の感情とことのほか混ざりやすく、そこにて様々な陰影を形作り、格別なる興趣を味合わせてくれるものでもある。それが良く分かる逸品集。
ルナールとか飯田茂実とか一言小説は幾つか前例もありますが、この作品はどのアイデアも冴えていて面白いですね。