50缶目　崇


「こんなものが神様なわけあるものか」と微笑んで付与された物語を受け入れた神様は痩身を折り曲げて眠りについた


「夢は優しくあるように」「夢は美しくあるように」


陽光はあたたかく葉の緑は濃いのだから風が吹いて花の香りが鼻腔をくすぐれば青白い頬に赤みが戻ると信じた我らの祈りは高温でどうしようもなかった



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

酔いどれカプリス 他日 @hanayagi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

App Storeからカクヨムアプリをダウンロード

Google Playでカクヨムアプリを手に入れよう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説