49缶目 New World
死んでいった感性を火葬したのはつい昨日のことのよう
灰を掬って纏ってみても隙間風で吹き飛んでしまうの
名残惜しさが少しはあった
雨の音を耳が拾って明日の天気に想いを馳せる夜が良いものかどうかは一概には言えないけれど夜更かしが許されるなら夜明けを待ってみてもいい
思想と哲学に触れて人間を見た
言葉にしてみようか
タイプミスに苛ついてもここに責める人はいないから
往々にしてただ怠惰に過ごしたいだけだったんだと思う
爆発に呑まれて真っ白けで流された先には寂寥と憂愁
それでも陽はあたたかい
過去との離別が惜別ならまあそれは悪くなかったということにして今日からは好きなものに囲まれて穏やかに生きる日々を形にしたいよ
思想と哲学に触れて人間を見た
幸せになってほしいね
愛はここにあったんだと喜び勇んで駆け出してみる夜明けだ
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