最終エピソード
※
メディアが詰めかける中、ゲートをくぐるのは困難かと予想された。だが、ここでも警察の誘導によりすんなり近づくことができた。モバイル・ターミナルを操作し認証されるとゲートが開き内側へ進む。
車から降りると僕は一瞬迷った。先に医務室に寄り美音亜と話そうか。
けれど僕はそれを先延ばしにしてしまった。
美音亜からの画像メールを思い出し躊躇ったのだ。
どうにも落ち着かない。悪い予感を抑えつつ、センター長室へ向かう。
この部屋へやって来たのは二度目か。
センター長室の前に立つとモバイル・ターミナルをかざした。ドアが自働的にスライドし僕は室内に足を踏み入れた。
落ち着いた内装の部屋で左手には書棚、中心にはテーブルとソファが据えられている。全体にガランとした印象だ。
突き当りのデスクを前に池野は腰掛けていた。僕が入って来たことに気づいていないはずはないが、淀んだ視線をデスクに落としているだけで何も反応しない。
ソファには歌村が座っていた。池野と同じで歌村も僕をまったく無視している。
「グラントに再三、クルーの救出を申し入れた。だが受け入れられなかった」
池野が唐突に喋り始めた。抑揚がなくほとんど独り言に聞こえる。
「具体的にはこういう返事だ。『我々は救出活動はしない。したくても不可能なのだ。今回のような事態は我々の想定外である。責任は地球側がとるべきである』と」
池野は憤怒を抑えるかのように腕を組み目を閉じた。
「事は急を要するのだ。こうしている間にも太陽の重力によりエリンは速度を増している。時間が経つほどクルーの救出は難しくなる。チャンスは今しかないんだよ。各国の宇宙開発機関、マーズ・コロニーの団体にも協力を仰いだ。だが、分かっている。ロケットを流用したところで絶対に地球の手では不可能だ。当然だろう。もとがエリュの技術で成し得たミッションなのだから。我々はエリュに頼るしかないのにエリュは我々を見放した」
池野は目を見開いて僕と歌村を睨み据えた。
「どうなのだ。本当にできないのか。クルーを救助する手段はないのか!」
僕と歌村は軽く視線を交わした。
「いや。その前にまず知りたい。いったいエリュは何のためにこの地球にやって来たのか」
僕は答えない。歌村も答えない。
池野が続ける。
「この際お互いに正直になろう。腹を探り合うようなマネはやめて。一歩一歩歩み寄るのだ。エリュがこの大地に降臨したとき、私たちは驚き恐れもした。だがエリュを歓迎した。エリュは非常に友好的だったからだ。いや」
池野は歌村、僕の順で顔を動かすと冷笑した。
「友好的というより馴れ馴れしい。それが私の抱いてきた感想だ」
歌村が大きく息を吐きながら背筋を伸ばした。
「仕方ないですな。もうバレてるようで。それなら事実を申し上げましょう」
歌村が視線を絡ませてくる。僕は歌村から目を逸らした。
「私も木崎君もエリュ人で間違いありません。いずれは明かすつもりで」
「そのことはもういい! すでに疑問の余地もない」
池野が歌村を鋭く遮った。
「ちなみにいつからご存知だったのですか」
「しばらく前……とだけ答えておこう。公式にエリュ人と名乗るいっぽうで、核テロリズムで死亡した人間を利用し日本人の身分を手に入れ、密かに地球社会に入り込むエリュのやり方は誠実と言えない。よって私はエリュを信用しない」
歌村は肩をすくめた。
「おっしゃるとおりです」
池野は知っていた。他に僕たちの正体を知る人物がいるとすれば?
例えばそう、トムは?
「エリュの目的は何だ? 何が事実で何が嘘か。私には掴めない。本当にエリュは5.5万光年先の時間も空間も隔てられた彼方からやって来たのか」
「それは真実です」
この質問には僕が答えた。二人の視線が僕に刺さる。
「この際目的もお話ししましょう」
歌村は眉を上げたが僕を止めなかった。それはそうだろう。
歌村はずっとエリュのやり方を批判し続けてきた。
エリュは地球から撤退するべきだと主張する立場にいるのだ。
「一つめは水星に埋まるT・Bです。二つ目は……」
「侵略か」
ジョークを言っているようで池野の目には怯えが宿っていた。
「侵略より悪いかもしれません」
引き継いだのは歌村だ。
「現在エリュの文明は多数の恒星系に広がり人口は千億を超えます」
「それは知っている。凄まじい数字だな」
歌村は表情を引き締めると頷いた。
「グラントが語るのはどれも輝かしいばかりの、早く言えば自慢話だ。ですが実際は違う。エリュは文明圏全体に関わる深刻な問題をいくつも抱えています。感染症もその一つ。もう長い間とある恐ろしい感染症がエリュ圏を脅かしてるのです」
「感染症……」
池野は眉をひそめしわがれた声で呟いた。
「特に文明発展の著しい都市部の人口密集地では悪くて年に一度、大規模なパンデミックの嵐が吹き荒れます。感染力は非常に強く風邪を引くように簡単に移る。なのに、感染者のうち二割近くが死亡しています。症状の特徴は高熱を出し歯が抜け落ちること。死に至るまでに激しい痙攣を起こし背骨を折る者もいます。この死病がどれほど恐れられているか分かるでしょう。エリュを滅ぼさんと現れたウィルスかのようです。ウィルスは流行のたび型を変えるため、人は免疫を獲得しにくい。有効な抗ウィルス薬もなし。そうなると」
歌村は言葉を切り僕を見た。僕は後を引き継いだ。
「ワクチンは有効です。けれどそれを量産するためには大量の人体が必要です。後は……説明しなくても分かりますね。エリュが『人間』を求めた理由が」
「池野さん」
驚愕に押し黙る池野がまさしく激高しようとしたとき、歌村が静かに声を掛けた。
「グラントに失望しているかもしれません。が決して彼を敵視しないでいただきたい。彼は単純に夢を追う男なのです。5.5万光年の自由旅行を実現したかった。その上で新たなT・B採掘場として水星を確保しようと野心を抱いた。エリュは広い。本星の政府機関にも異なる考えや感性を持つ者が集まります。地球を管理しワクチン工場に仕立て上げようという考えの連中にグラントらは一時的に便乗する必要があった。いっぽうで地球人に対する非人道的な行為を阻止するべく尽力している。地球人とエリュの交流を図るべく地球人をエリュ圏に送り込む計画がありますね。あれはできるだけ多くのエリュ人に地球人を理解させる試みなのです」
池野は首を振った。いっさい聞き入れないと言わないばかりだった。
「池野さん。エリュにおいてグラントや私は主に宇宙進出分野で技術者として携わってきました。けれど木崎君は少し違います。彼は優秀な数学者なのです」
僕の背筋が伸び全身が緊張した。そんな僕の様子に気づいているのかいないのか歌村は続ける。
「エリュにおける数学者とは学者という意味ではない。地球でいう数学者とは本質的に違う。エリュにおいて数学者の地位は最高位です。政府でも企業でもその他共通の目的を持った集団でもトップには必ず数学者がいます。それがエリュのやり方なのです。数学者たちはまず理想とする究極の目的を決め、枝葉となる企画は常に彼らの意図を汲んだ各分野の専門家に委ねていきます。数学者の役割は結果を予測するのではなく望む結果へ至るための連鎖を考え抜き提示するのです」
「それはたいしたものだ。だが、今は数学者云々の話にあまり興味ないのだが」
苛立ったような素振りの池野に歌村が真摯に頷く。
「確かに直接関係しませんよ。ですがこのことがクルーの救助につながってくるのです。池野さんが知りたいのはエリュによるクルーの救助が可能かどうかでしたな。答は、不可能ではない。ただしエリュが近ければです。加速するエリンに追いつき、太陽近くで救出活動を展開する能力を持つ高性能宇宙艇は、あいにく今、地球基地にはないのです。調達しようと思えば一年の時間を要する」
池野が鼻を鳴らした。一年も掛かるのではまったく話にならない。
「ですが。一つだけ別の方法があります」
池野が目を見開いた。まさかクルーを救う方法があるとは。
僕にとっても意外だった。
「ミネアです」
僕は一瞬震えた。美音亜。
「ミネアはもともとリプリという名の宇宙遊覧用ロボットを流用したものです。リプリはエリュ圏に多数存在する宇宙ステーションで宇宙観光に頻繁に使用されています。なぜリプリを流用したのか。それも偶然ではなく数学者の計算の内です。地球人の信頼を勝ち取ることは全ての計画の幹であるという考え方から来ているのです。また地球の世界情勢を勘案しミネアの正体を地球側には明かさなかった。エリュ人にも一部しか知らされていない。これも数学者の判断です」
「それなら……」
池野の声が掠れ震えていた。降って湧いた希望に涙を流さないばかりだ。
「グラントすら知りません。そう、ミネアを水星から回収できたのは幸運だったし幸運は重なります。T・Bをごく僅かしか積まなかったせいで射出用として使用できる燃料が充分に残っているのです。後は太陽電池で。ただし地球帰還まで数ヶ月を要しますが」
「すぐに……すぐに手配を! どうしたらいいのだ」
池野は興奮のあまりおろおろしていた。歌村はニヤリとする。
「手続きはすでに進行しています。ちょうどリプリ変身プログラムがミネアに送られているところです。トラブルがなければ完了まで約8時間……」
歌村はそこで言葉を切った。モバイル・ターミナルが反応したのか取り出して画面を眺める。その表情が徐々に硬く険しくなっていった。
「そうだ! 津久井さんに知らせてこよう。どれほど安心するか」
ところが席を外そうとする池野を歌村が引き止めた。その口調には凄みがあった。
「話には続きがあります。極めて重大な内容です」
池野はのろのろと着席した。不穏な雰囲気を本能的に察知したのか顔を強張らせている。
「私はそこにいる木崎君を数学者だと言いましたが、実を言うとそれを知ったのは今日なんです。……ミヲル。今度はおまえが話す番だ。なぜおまえは身分を隠してエリン計画に加わったのか。おまえと凪野理瀬、それからタミレ副船長との関わりについて説明する義務がおまえにはある」
僕は黙っていた。このまま逃げ出そうとも思ったがそうしなかった。
「タミレ副船長と接触していた凪野はこの国の公安にマークされている。今頃凪野の交友関係を全て洗い出していることだろう。そしておまえはここへ来るまで凪野と一緒に自宅にいた」
この場を切り抜ける方法など考えるのも面倒だ。
「そうか。歌村も知っていたのか」
僕は唐突に思い出していた。パーティーのときビッチって言ったのは……。僕はひどい勘違いをしたものだ。
「本当に誰にも知られてないと思っていたのか逆に聞きたいくらいだ」
思っていた。さっきまでは。
「まあいい。数学者は頭脳的なわりにそういうところは脇が甘いものだ。とにかくタミレが凪野と秘かに会っていた事実が事件後に判明した。そうなると今度は凪野とミヲルの関係だ。俺はグラントを通しておまえに関して本星に照会をかけた。するといろいろな事実が判明した。実にいろいろとな」
僕は美音亜のことを考えていた。
美音亜との約束を。一緒にエリュへ行く。
「おまえはキイラに所属しているのだな。数学者の恥め!」
「キイラ……とは?」
池野が僕と歌村を見比べながら質問を挟む。
「地球で言うCATSと同じ。つまり、エリュ圏で活動するテロリズムの組織です」
歌村は僕から目を離さないまま説明した。
「おまえは技術者としての立場を利用してエリュ×JAXA共用コンピューターに不正にアクセスしていた。おまえが何を調べていたのか知っている。水星だ。水星のデータを解析していた。さあ、聞かせてもらおう。おまえは凪野と一緒に何を企んでいたのか。なぜおまえは地球のテロに力を貸そうとしていたのか」
「別に力を貸したつもりはない。僕はCATSなどに興味はないしCATSとは百パーセント関係していない。ただ、エリンに対し何を仕掛けるのか知るため凪野に近づく必要があった。それからこれだけは言っておく。キイラは断じてテロ組織などではない」
「キイラなどどうでもいい。では質問を変えよう。おまえは、キイラは何をしようとしている?」
誰にも話すつもりはなかった。だが、ここへ来て不思議と気が変わった。誰かに話したところで何も変わらない。それなら。
「歌村。ニュースは見てないのか。しばらく前から地震が頻発している。世界中でね」
歌村は眉根を寄せた。僕は歌村に微笑みかけた。少しリラックスしてもらおうと思ったのだ。
「確かに僕は水星のデータを拾っていた……っていうのは本当じゃないな。偽のデータにすり替えたんだ。水星の宝、T・Bの数のデータを。エリュ人の期待に答える形にね」
歌村は目を剥いていたが言葉を発しない。
無言で先を促しているのだ。僕は頷く。
「水星にT・Bが豊富に存在する……。それは嘘だった。後にも先にもあの八個っきりだ」
歌村の表情が劇的に変わった。彼は頬を震わせていた。そうだ。これは恐ろしいことなのだ。
「今、その八個は完全に無効化されている。そして地球には五個のT・Bが配置されている。これほどの近距離でタブーとされるT・Bのパワーバランスの重大な変化が起きた。均衡を失った地球のT・Bは制御不能となり本来持つ荒々しい性質を最大に発揮する」
「おまえたち……キイラは、何ていうことを。ついにそこまで……地球は、地球は……」
絶句する歌村。池野がその後に続く言葉を訊ねてくる。子供のようにあどけない調子だった。
地球がいったいどうなるというのか?
地球は無くなります。
「地球を囲むように置かれた五個のT・Bが相互に引き合う力に巻き込まれ、地球はどこまでも凝縮し消滅するのです」
僕は立ち上がった。残された時間は少ない。僕は美音亜を連れて地球を脱出する。約束どおり二人で旅立つ。エリュへ。そして辺境の星で暮らすのだ。
誰にも見つからない場所でたった二人だけ。
「今すぐトムに連絡しなければ。T・Bの無効化を解除……」
歌村の呟きに、僕は立ち止まると肩越しに振り返った。
「無駄だよ。もう遅い。地球のT・Bのパワー発動はとっくに始まっている。よく知られているとおりT・Bの力は時間経過と共に爆発的に増大する。地震の頻発は均衡が破れた兆し。やがて黒い靄が大地を多い始め人々が異変を察知したときには、地球は存在しなくなる。その瞬間は約六時間後だ。夜明けを待てない日本で靄は観測できないが」
「おまえを逮捕して……」
歌村の言葉はエリュの言語になっていた。だから僕もエリュの言葉で返す。
「数学者を逮捕するには本星で定められた手続きを踏む必要がある。今、この瞬間この僕をどうすることもできない。もっとも殺せば別だけどね」
言い残すと僕はセンター長室を出た。その足で医務室へ向かう。
美音亜は知っていた。僕と理瀬の仲を。他にどこまで知っているのだろう。
僕のことを。
大丈夫。美音亜はきっと決意してくれる。僕と旅立つ道を選んでくれる。
廊下を一歩進むごとに、エレベーターに乗るごとに、扉が開くごとに僕は確信を深めて行った。
医務室へ通じる廊下を見渡したとき、それが見えた。
それが何なのか見間違えようがなかった。
誰かが医務室の前に倒れ伏している。
僕は近づいて行った。そうする他なかった。
僕の心臓が震え足下がふらふらと波打った。地震か。
それとも僕の脳がおかしくなったのか。
僕はそこに辿りついた。やはり美音亜だった。紺色のコート姿。
血だまりの中にいる美音亜はまったく動かない。
何が起こったのか。僕は彼女の傍にかがみこもうとした。そのとき。
「見ないであげて。この娘はもう……」
弱々しい声が響いた。僕は振り向いた。扉が開いたままの医務室入口に瑠音が佇んでいた。瑠音はしきりに首を振っている。
僕を見ているようで目の焦点が合っていない。
「毒を飲んだの。美音亜が自分で飲んだの。本当よ。毒を用意したのは私。だって、これ以上耐えられないでしょう。私たちは家族なのに。これまでずっと我慢して来たのに。このまま離ればなれなんて……」
嘘つきめ。美音亜がそんなマネをするはずもない。瑠音が毒を盛ったのだ。絶対に真相を暴いてやる。
だが、それに何の意味があるというのか。六時間後に地球は失われるというのに。
やはり僕は間違っていると思った。僕たち、キイラのやり方は間違っていた。キイラは真実を問わない。いつもいつもそれを無視する。
それこそ暴力なのだ。キイラは暴力そのものだ。
人間を見下しエリュと地球を見下す。
そして今、血肉を分けてでも守ろうとした恋人が失われたのに、僕はキイラのことなんか考えている。
美音亜を思い出そうとした。僕が抱えているだろう傷に、いつも優しく寄り添おうとしてくれた美音亜。
だめだ。うまく行かない。なぜだろう。怯えてる美音亜しか浮かんでこない。いや、それが美音亜の現実の姿なのだ。
僕はそれに気づくことを拒否していた。確かに美音亜はいつも僕に怯えていた。本能で、僕が醸し出す何かを感じ取っていたのだ。
どれほど僕を愛そうと、その気持ちがこの上なく真実であろうと、僕を恐れていたことに変わりはない。
美音亜からの最後のメール、あの画像の下に書かれていたメッセージが脳裏によぎる。
『ミヲルが遥か遠くから来ていたこと、私は知っていました。私はいつも不安だった。会うたびにミヲルが見知らぬ人に思えたから。会えば会うほど私はミヲルを見失っていく。
いつかミヲルは私に向かってこう言うんじゃないかと想像しては震えていました。
「君はだれ」って』
いつの間にか僕は歩き出していた。同志が用意した宇宙艇に乗り一人で地球を脱出するために。
美音亜を連れて行けるよう連中を説得し承認を得ていたのに。美音亜と安全に、幸せに暮らすために月日を掛けた計算がすべて無駄になる。
これが僕に下された罰なのか?
※※※
「準備完了シマシタ。地球カラノ応答アリマセンガ、出発シテヨロシイデスカ?」
リプリが確認してきた。トムは迷うことなく青く光るボタンを押した。
「ソレデハ出発シマス。少シ揺レマスノデゴ注意下サイ」
軽い衝撃と共にリプリはエリンから離脱し宇宙に駆けだした。
太陽から逃れられた。
これで還れる。
知らず知らずトムの頬に涙がつたっていた。他のクルーも同じだった。
もうすぐだ。もうすぐトムの任務が終わる。
この美しい地獄に堕ちることはもう二度とない。
大きな窓の外では物言わぬ星が暗闇を埋め尽くしていた。
トムは星々の間に、ひっそりと薄く輝く地球を探した。
終
SFラブストーリー カミン☆ @kamin
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