第4話
七月下旬になり、鬱陶しかった梅雨はどこかへと去って行った。変わりにじりじりと照らす真夏の太陽が空に君臨している。
私はだるい体を持て余していた。
暑いせいなのか、
千夏さんは以前より私に親しみを垣間見せてくれるようになった。
だけどそれはどう考えたって私が母の娘だからだ。
千夏さんの意識を何とかして私に向けたいけれど、どうしていいのかは見当がつかない。
あげくに私は見たくないものを見てしまった。
先日、居間で千夏さんは手帳に予定を書き込んでいた。父に呼ばれて彼女は手帳をそのままに部屋を出て行ってしまう。
私はほんの好奇心から手帳をめくって覗いてしまった。
中身は普通に予定が書かれているだけだったけど、最後のページのところに古くなった写真が入っていた。
母と千夏さんが写っていた。
(千夏さんはやっぱり⋯⋯)
見なかったことにしたいけど、あの端っこがぼろぼろになっても持ち歩いている写真が記憶から消えてはくれなかった。
(私が頑張っても千夏さんは私を私として見てくれないかもしれない)
気持ちだけは梅雨のままどんよりしていた。
寝る前にトイレを済ました私は自室へ戻るために廊下を歩いていた。
「嫌です! 絶対嫌です。そんなの耐えられません!」
お姉さんは誰かと電話で喧嘩でもしているようだ。声が怒っている。たおやかに見えて意外と感情の激しい人なのかもしれない。
ふと土砂降りの雨の日の事を思い出す。あの時のお姉さんも怒っていた。
そして私はあることに思い至る。
(千夏さんと結ばれないならいっそのこと⋯⋯!)
果たして千夏さんにそれが通用するかは分からない。どうせなら堕ちるところまで堕ちてしまえと心の奥の悪魔が囁く。
私は足早に部屋に戻った。
しばらくすると千夏さんが訪れる。
すっかり日課になってしまったハグに、私は相変わらず幸福感を抱いていた。
(どう足掻いても私は千夏さんが好きだ)
もっと触れたい。もっと踏み込みたい。
そんな感情に支配される。
「千夏さん、お願い聞いてもらえますか?」
「私にできることでしたら何でも」
「抱いてください、私を」
「⋯⋯⋯今、抱いてますよ」
「そういう意味じゃありません。意味分からないですか?」
「どうしたんですか、
千夏さんの戸惑いが伝わって来る。
「どうもこうも、千夏さんと関係を持ちたいと思っただけです。いけませんか?」
「⋯⋯⋯私と?」
「そうです。千夏さんが欲しいんです」
「落ち着いてください花奈さん。疲れているのでしょう。さあ、もう休みましょう」
私をベッドへ向かわせようとするので、私は千夏さんに無理矢理腕を回して離すまいとする。
「花奈さん⋯⋯」
「私にとって千夏さんは特別なんです。他の誰よりも」
私はわざと母に似たトーンで話す。
「だから、千夏さんと深い関係になりたいんです。いいでしょう?」
「⋯⋯⋯⋯」
「千夏さんは雇われてる側なのを分かってますか? 」
私は千夏さんの揺れる瞳に語りかける。
「これは命令です。私の命令は聞けないですか?」
元より嫌われるのは覚悟している。最低なことをしているのも。どうせ何も叶わないなら後戻りできないくらいに嫌われた方が諦めがつく。
「命令ですか⋯⋯。それでは断れませんね。花奈さん、交換条件を出してもよろしいですか?」
「条件によります」
千夏さんが乗ってくれたので私はほくそ笑んだ。
「
「⋯⋯いいですよ」
私は勝ったと思った瞬間、完全に負けていた。やはり千夏さんは母のことが好きなのだ。それでも後戻りはできない。
そして私は千夏さんに愛されるという願いを叶えながら、ひたすら惨めな気分で夜を過ごす羽目になった。
あれから何度、千夏さんと肌を重ねたのだろう。数え切れないほどではないけれど、簡単に数えるにはやや多い。
夏休みになった私は家でごろごろして、暇を持て余している。友だちがいない私は夏休みに誰かと遊びに行く選択肢は存在しなかった。
灯花お姉さんは友人と旅行に行くとかで家を明けている。父は相変わらず留守にしがちだし、顔しか知らない兄は帰って来ないようだ。
私はクーラーもつけずに、部屋の中でだらけていた。何もする気が起きない。
「花奈さん飲み物お持ちしましたよ」
以前より明るくなった声色の千夏さんが、緑色の飲み物を持って部屋に来た。
「クーラーつけてないんですか? 駄目ですよ。今日も暑いんですから熱中症に気をつけないと」
千夏さんは窓を閉めるとリモコンでクーラーを稼働させた。
私は受け取ったメロンソーダを飲む。
「千夏さん、私すごく暇なんですけど」
「私も仕事が一段落したところです」
「なら、いいですよね」
私は千夏さんの手に自分の手を重ねた。
「花奈が遊んでほしいなら」
千夏さんは別人かと思うほどの艶やかな笑みを浮かべる。
二人きりの時は名前は呼び捨てにして欲しいと頼んだので、二人しかいなければ"さん"付けではなくなった。
「相手してください」
そう言うと千夏さんはせっかく持って来てくれたソーダを取り上げて、机の上に追いやってしまった。
「こんな時間からなんて、花奈は悪い子」
私は顎を掴まれ、千夏さんからキスされる。長々と唇を弄ばれて私の体に火がつく。
私が優位なようでいて、実際に優位なのは千夏さんだった。
私は千夏さんが好きだという弱みがあるけれど、彼女は別に私のことなど何とも思ってない。私は千夏さんがこがれた女の変わりだった。
それでも、私はこの不毛な関係をどうすることもできなかった。そもそもは私が始めたことである。他人を自分の好き勝手にしようとした罰だ。
だけど千夏さんに触れられる気持ちよさを知ってしまって、逃げることもできない。
「花奈、愛してる」
何も中身がない言葉だけがこだましていた。
八月に入りお盆が過ぎた頃、私は学校に来ていた。全校登校日というやつだ。何でこんな面倒な制度があるのか不明だが、登校日なのだから行くしかない。
朝礼を終えて教室に戻る時だった。誰かが廊下に水をこぼしたのか足元が濡れていた。
「本條さん」
私は担任に後ろから呼ばれて振り返る。先生の元へと足早に向かおうとして、私は見事に滑ってすっ転んだ。
頭を打たなかったのは幸いだったけど、手をついたせいで腕が痛いし、足首を捻ったのかズキズキする。
「本條さんっ!!」
先生が慌てて寄って来る。
「大丈夫!?」
「保健の先生呼んだ方がいいんじゃない」
「立てる?」
近くにいた他の生徒たちがざわざわとする。
「大丈夫です。ちょっと手と足が痛いだけで」
私は担任とクラスメイトに付き添われて保健室行きになった。
診てもらったところ、捻挫をしているかもしれないということで保護者に迎えに来てもらうことになった。保護者と言っても来るのは千夏さんだけれど。
私は保健室の長椅子に腰掛けて彼女が来るのを待った。
廊下の奥からばたばたと足音が近づいて来たと思ったら、勢いよく保健室の扉が開く。
そこには肩で息をして青ざめている千夏さんが立っていた。
「花奈!」
(⋯⋯心配してくれたんだ)
「花奈、大丈夫? 頭を打ったって。痛くない? 今すぐ病院で診てもらわないと。何かあったら大変。⋯⋯足も怪我してるの!? 歩ける?」
千夏さんは見たこともないくらいに慌てていた。
「保護者の方ですか? 落ち着いてください」
保健の先生になだめられて千夏さんは我に返ったようだ。
「取り乱しました。申し訳ありません」
「千夏さん、頭は打ってないから大丈夫です」
先生も慌てていたのか伝える時に齟齬があったようだ。
(千夏さん⋯⋯)
私のことを本気で気にかけてくれたことが嬉しくて涙が出そうになる。
(一番じゃなくても、私千夏さんにとって大切な人になれてるのかな)
保健の先生に私の状況を説明されても、まだ不安げな千夏さんを見て私は泣きそうになるのを堪えていた。
学校から病院へ行き、私は家に帰って来た。足を捻挫していたけれど、しばらく安静にしていれば良くなるそうだ。今は夏休み中だし、家にいればいいのだから問題ない。
「千夏さんにあんなに心配してもらえるなんて思いませんでした」
私は自室で千夏さんとレアチーズケーキを食べていた。私が怪我をしたので、ケーキを買ってくれたのだ。
「心配しない方がおかしいと思うけど。だって、電話で先生が頭を打ったなんて言うものだから。血の気が引いて私までひっくり返るところだった」
「先生もかなり慌ててたみたいですね」
黙々と二人でケーキを消費したところで、私は千夏さんに聞いてみることにした。
「千夏さんは、母のこと好きだったんですか? 本当のことを聞かせて欲しいです」
「⋯⋯正直言うと好きだった。ほとんど一目惚れだったかなぁ。里穂子さんの笑顔に落とされちゃった。片想いで終わったけど。里穂子さんは私にはそういう意味で興味なんて持ってなかったし」
「じゃあ、私を抱いてくれるのは母の変わり⋯⋯ですよね。声が似てるから?」
「どう思う?」
千夏さんは少しいじわるそうに私を見ている。
「それ以外あるんですか?」
「花奈、人って自分のことを好きでいてくれる人に悪い感情なんて持たないと思わない? もちろん立場とか状況とか相手にもよるけど。私は花奈がずっと好意を向けてくれてたのはすごく嬉しかった」
「本当ですか?」
「うん。里穂子さんに声が似てるなと思ってはいたけど、まさかあの人の娘だなんて思わないでしょ、普通は。最初に条件出したの覚えてる?」
「もちろん、覚えてます」
私にとっては辛い条件だったけど。
「あれはね、本当のことを言うと自分への言い訳」
「自分への言い訳?」
「そう。まだ花奈は十六歳じゃない。私は使用人だし。花奈を愛するために必要だったの。私には」
私は思わず千夏さんに飛びついた。
「千夏さん、私⋯千夏さんのことが好きです。ここに来てからずっと千夏さんのことばかり考えてた⋯⋯。千夏さんが好き」
「花奈⋯⋯。私も」
「千夏さん、キスしてもいいですか?」
答えは唇が触れることで返って来た。
いつになく私たちは夢中でキスをしていた。
しかしそんな甘い時間はあっさりと壊される。
突然部屋の扉が開いて、そこには灯花お姉さんが立っていた。
しばし私たち三人は彫像のように固まった。先に動いたのはお姉さんだった。
「ごめんなさい。お邪魔してしまいましたね。私は何も見なかったことにしますから、どうぞ続けてくださいな。あ、鍵は閉めておいた方がいいですよ」
お姉さんが去った後も私たちはどうしていいか分からず無言のまま、時間が過ぎていた。
お姉さんに私たちの関係が見つかってしまったけれど、特に家の中はいつもと変わらなかった。見なかったことにすると宣言した通りにしてくれているらしい。顔を合わせても素知らぬ振りで、あのことは聞いて来ない。
以前からお姉さんには私が千夏さんのことを好きなのはバレているようだったし、危惧しなくてもいいのかもしれない。
バレたところで私の千夏さんへの想いがなくなるわけではない。そんな簡単に消えるなら、とっくにこの恋は消滅していた。
両想いになった今、千夏さんと愛し合うことに以前より遥かに幸せを感じている。
それはまるで底を知らない沼のように私を引きずり込む。千夏さんとのことをなかったことにするなんてありえない。
新学期が始まり、いつもの生活が戻って来た。外はまだまだ暑い夜、私はお姉さんに呼び出されて彼女の部屋にいた。
「花奈さんに見てもらいたいものがあるんです」
お姉さんは私に一枚の写真を差し出した。
若い男性と三歳くらいの女の子が床に寝転んでいる微笑ましい写真だった。おそらく若い頃の父と小さかった頃の灯花お姉さんだ。
「これをどうして私に?」
「その写真の父の左手首を見てくれませんか」
ちょうど左手首の内側が見えるような形で腕を放り出している。
そこには私と同じようなほくろがあった。
「手首にほくろがあるでしょう。父は見栄えが悪いからと手術で取ってしまったので今はありませんけどね。花奈さんにもありますよね、同じ位置に。ほくろは遺伝しないそうですけど、親子だと似たような位置にできやすいのかもしれませんね」
「それがどうかしたんですか?」
私は嫌な予感がして、背中に汗が流れるのを感じる。
「千夏さんにもありますよね。同じ位置に。普段は時計をされているので隠れていますけど。花奈さんは見たことないですか?」
ある。あるけど私は「さあ、よく覚えてません」と適当に流した。
「ここだけの二人だけの話ですけど、千夏さんは私たちの姉です」
「⋯⋯お姉さん、何を言ってるんですか?」
本当に何を言っているのか私には分からない。
「父は母と結婚する前に交際している方がいたんです。ですが母と婚約していたので、その女性とは結婚しませんでした。相手の方は
「⋯⋯⋯⋯」
「そのことを父はかなり後になって知りました。自分に娘がいたことを知って裏で手を回して、その娘さんを家の系列会社に就職させました。父はきっと最初の子が可愛かったのでしょう。でも名乗ることはできない。だから父は上手いこと言って、その娘さんを家の使用人として迎えました。会社で働いていた時の五倍の給料を出して。今もそうです。その娘さんだけはボーナスが出るんですよ。これは他の方には秘密にしてくださいね。ここまで言えばだいたいの状況は分かるでしょう」
私は泣きたい気持ちでいっぱいだった。
「⋯⋯分からないです」
「千夏さんは私たちと間違いなく血が繋がった姉です。本当に父の女遊びには困ってしまいますね」
「⋯⋯⋯だったら何だと言うんですか?」
「別に。何も知らないよりは知っていた方がいいと思ったので花奈さんにもお伝えしました」
「灯花お姉さんは私が嫌いなんですね。だからそんなことを」
「花奈さんを嫌いだと思ったことはありません。本当です。⋯⋯ただ何かのきっかけで後で知るよりは、痛みが少ないと思ったので。花奈さんが千夏さんと愛し合っていても私はいいと思いますよ。気持ちなんて簡単には変えられませんし。千夏さんは一応戸籍上は赤の他人ですから」
あの話を聞いて一週間が過ぎた。この一週間、具合が悪いことにして千夏さんとはあまり顔を合わせないようにしていた。
千夏さんは私の姉だった。
それを自分の中でどう処理していいのか困惑している。
せっかく想いが通じたのにこんな結果が待っているなんてあんまりだ。
まるで千夏さんが好きだと言った小説みたいではないか。
私が惹かれたのも、千夏さんが好きになってくれたのも、血が繋がっていたからだろうか。無意識のうちに家族であることを察していたのだろうか。
(姉だったからって、好きな気持ちは止められないよ)
余計な真実を教えてきた灯花お姉さんを恨みたくなる。
でもお姉さんが言うようにもっと幸せになったところで知っていたら、どうなっていたのだろう。
諦めたくないけれど、進むこともできない。これが膠着状態というやつなのか。
あの小説みたいに私たちも別れを選ばなければいけないのか。
「花奈さん」
ドアの向こうから千夏さんの声がする。その声音だけで心配してくれているのが分かるだけに辛い。
「入ってもいいですか?」
「⋯⋯はい」
私は久しぶりにまともに千夏さんの顔を見た。
「花奈、大丈夫? ずっと顔色がよくないけど⋯⋯。病院で診てもらった方がいいんじゃない?」
私の頬に触れる千夏さんの手が優しくて、嬉しいさと辛さがごちゃまぜになる。
「千夏さん、大丈夫です。今頃になって夏バテが来たのかも⋯⋯」
「花奈に元気がないと私もすごく辛い」
千夏さんにそっと抱きしめられて、私はその感触に安堵する。この腕の中の心地よさをなくすなんて私は嫌だ。
「千夏さんは、もし誰かを好きなことに迷ったらどうしますか?」
「私とのことに花奈は迷ってるってこと?」
「⋯⋯⋯そういうわけじゃないんですけど、ちょっと聞いてみたくて」
「私は花奈のことについては迷わない。今更あなたを手放したくないから。年とか立場とか色々あるけど、私は花奈が愛おしい。花奈が一番大事だから迷ったりしたない」
その力強い言葉に泣いてしまった。
「ごめんね花奈、何か変なこと言ってしまったかな」
私は何も言葉にならなくて首を振る。
「⋯⋯千夏⋯⋯さんっ⋯⋯」
「うん」
「私⋯⋯千夏さんが⋯⋯好き⋯⋯です」
「知ってるよ。大丈夫。私も花奈が好きだから」
私も迷わずにいられるだろうか。たとえ千夏さんが姉であったとしても。
そもそも私たちの関係は人に話せるものではない。まず、大人と子供だからその時点で色々とアウトだ。女同士でもある。まだ世間は同性同士に寛容でない部分も沢山ある。そして使用人と雇い主の娘という立場。
一体私たち自身が応援しなくて、誰が私たちを祝福してくれるのだろうか。
十五夜の満月が輝く頃、私はかなり開き直っていた。
仮に他の人たちから別れろと迫られても、私は千夏さんと別れる気は更々ない。
それならば姉妹であることに目をつむって行けるところまで突き進むしかないのではないか?
(私はこの恋を諦めたりなんかしない。終わるまでは。いや、終わらせたくなんてない)
一度決心したら、あとはどうでもよくなった。
「花奈、ずっと上の空だけど何か考え事してるでしょ」
さっきも素肌のまま抱き合っていながら、意識がどっかに行っていたので、咎められる。
「⋯⋯⋯千夏さんといつか旅行とかしてみたいなって思って。ほら、ちょうど涼しくなって気候も良くなって旅行シーズンじゃないですか」
「そうだけど⋯⋯。こういう時は私に集中してほしい」
と言って千夏さんにキスをされる。
何とか誤魔化せてよかった。
こんなに幸せなキスができるのに別れるなんてバカげている。
私と千夏さんが姉妹であることはずっとこの胸に刺さったままだろう。
でも好きな人と一緒にいられるなら、こんな痛みも棘もずっと抱えてやる。いくらでも。これは私だけが背負えばいい痛みだ。
「早く大人になりたいです」
「大人がするようなことしておいて?」
千夏さんは笑っている。
「社会的に大人になりたいってことです。そうしないと千夏さんを幸せにできないから」
「私は今でも充分、幸せだけど」
この人の笑顔は私を何より満たしてくれる。
千夏さんが幸せなら棘の痛みなんてどうということもない。むしろ甘い痛みも悪くないと思えた。
「大好きです、千夏さん」
私たちは飽くまでただ愛し合った。
甘い棘 砂鳥はと子 @sunadori_hatoko
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます