概要
あの日消えた『アイツ』の為に『正義の味方』になった俺。
猿渡拳吾は『公安部外事第四課・技術系国家機密保安係』の捜査官。産業スパイ逮捕が彼の職務である。幼い頃、近所のお屋敷に住む女の子と仲良くなった。あまり人前に姿を表さず、学校にも通っていない様子の彼女。でも拳吾は持ち前のポジティブさで心を通わせていった。彼女の名は『なつめ』。だがある日何らかの事件に巻き込まれ、一家は惨殺される。しかしその場になつめの遺体は無かった。きっとなつめは生きている。いつか助け出す為に、拳吾は『正義の味方』を目指す。そして今、ようやくその力を手に入れたのだった。
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