ラティン侯のペキモフ

 もう三ヶ月になる。

 ラティン候のペキモフはfurnisher.を使い、ある物を調達しようとしていた。

 それはこの社会の循環によるものだ。彼の番がやって来たのである。

 彼は、嫌な知らせだ、と呟き、各地では疫病えきびょうの兆候を見せていた。

 鼠達が其処彼処そこかしこで秘密の会合を開き、疫病と戦う準備をしていると、もっぱらの噂だ。そのせいで人々は苦しむが、彼等の権利を侵害することは出来ない。

 希望的観測だが、この不毛な戦いゲームに終止符が打たれる可能性もある。

 彼は、しばらくしたらここから去らねば、そんな風に顔をしかめていた。

 その為にもfurnisher.にはすぐにでもアレを入手して貰わなければ。

 予定通りであれば、既に帰路に着いているだろう。

 この一週間というもの、ペキモフは帰航の都の方向を見る度に不安でいっぱいだった。


 ・・・

 ところでそのfurnisher.はといえば、無事に物自体は手に入れたのだが、ある者によって帰還を阻まれていた。

《あ》と言えば、傘に切られる。

 歪んで見えたのだが、丸まって《tfa668》の近くにやって来たの。

 グラグラと煮立つ宦官と色占いは、相模湾に沈んだレガシーを取り出した。

 左腕にはcrampした時に笑い出す白樺を植え《salad bowl》が血に流れる。

 飛び立つ飛鳥。不要な二重構造である。

 単に記号的な意識がfurnisher.を阻む。彼らは、忸怩じくじたるチヘノフと呼ばれる。一般的には取るに足らないものとして相手にもされないのだが、このfurnisher.は違った。

 このような忸怩たるチヘノフの些細な言葉にfurnisher.は恐怖してしまった。“あ”と言わなければいけない。そうして傘に切られる。痛い!

 最早固有値は発散して、全て1.0E+1000を示す。本当にオーバーフローで?

 二進数とにしん数の違いについての議論が必要だな! ぺキモフよ。お前のやる事は全て分かっているぞ。

 うろたえる。うろたへの知る具

 冥々たるラティン侯のペキモフ


 そりゃあまあ、ケッタイなライフワークだこって!


 彼等の意識の流れに呑まれ、furnisher.は前後不覚に陥った。


 それから数日経ってfurnisher.は帰航の都で発見された。ペキモフの元から数キロほど先の都まで帰ってきていたのである。

 意識をなくした場所からここまでは一週間は掛かる。短時間で戻ってこれた理由は不明だった。

 汚泥と排泄物に塗れた浮浪者が水浴びをした所、彼がぐずぐずと太陽の下で腐り果てようとしているのも見たもんだから、そらおも。

 そこで、自らの意識の流れの中に取り込まれている内に、大事に大事に抱えていた羊皮紙が取り上げられた。

 そこには、次のような内容が書かれている。

《蛾》《喚く線虫》《ラプンツェルの球根》《ペキモフの虜をなんとかしろ》

 浮浪者には意味が分らなかった。おそらくはfurnisher.にすら。それがこの社会の循環なのだ。

 ただ、その羊皮紙は金で縁取りされていたし、文字は見る確度によって七変化する。

『きっとこらあ、めづらしいもんだ。』

 furnisher.は動かぬ。浮浪者が羊皮紙を取り上げて、何処かへ消えたとしても。

 これだけで忸怩たるチヘノフ達の目的は達成されたと言っても過言ではない。質に流れればもう行方を追うのは不可能だ。


 捨て置かれたfurnisher.は半日後に意識を取り戻した。

 暑く、水分が失われ、羊皮紙が無いのに気付くと、嗚咽を上げた。

 私が愚かであったばかりに、チヘノフにやられてしまった。涙は枯れてとうに出ないが、もう緩やかに死を見つけるしかない。

 探しに動こうにも、もう体が動かないのだから。見つけるまでもなかったのだが。

『がらんどうに、それはマジメなことだ。』

 そう言って別の浮浪者が彼に水をぶっ掛けて、少しだけ動けるようになった。えいろ。

 furnisher.は立ちあがり、ふらふらと何処かへ向かう。

 その方向には数字屋しかない。しかし、彼の栄養のない頭にはその事に思い至るチャンスはあり得なかった。


『硬直数pp213-G.届出は無いぜ。』

 やはり数字屋に羊皮紙は無かった。furnisher.は地団駄を踏む。自分のボンヤリとした頭の悪さ、数字屋のナンバリング関数の不出来な検索手法にもウンザリだった。

 当たり前だ、質屋か市場に出ているものを、数字屋に尋ねても小チヘノフの恐怖プロープ理論を勧められるばかり。

 そんなものはこの都に数ヶ月もいれば判るものだが、なにぶん彼の頭には栄養が足りていない。

 しかし、側近はfurnisher.の現状をラティン侯のペキモフに伝えていた。

 彼にはリカバリーする方法を側近に託す。


 :

 それは、蒼穹の橋と紺碧の羊を用い、羊皮紙を再現するべし。《うわら疝痛せんつう

 浮ばれぬ。白樺の。

 :


 数字屋から出た所で側近はfurnisher.を捕まえることができた。方法を告げ、側近はそそくさと消える。

 彼の頭にはすぐに仕事を終えて、一杯やる事しかない為に、ロクな対話は行われなかった。

 果たしてfurnisher.は蒼穹の橋と紺碧の羊以外は頭に入らなかった。側近は一つ果物を渡し、栄養を与えたが、それだけしか駄目だった。

 しかし、それを書いたメモは持っていたので、早速色占いの元へ向かう。栄養が徐々に元の精緻せいちなfurnisher.を取り戻させる。

 色占いの場所は、数字屋から細い路地を何本も抜けて、人気のない民家と民家の間にある。

 furnisher.が着くと、チラと見た色占いは四角い顔でべらべらと眼鏡を剥がす作業を続けている。


 :

《Case:サンスクリット文字とパーリ経典》

 [Beap(Hunger + furnisher)]

   pirint.scr(Lobe Stick)

 edern/.


 地下殻を取り出すべきね。配向が悪い。


 火所運ひじょうん綿黄銅めんぉうどうに相成り相成り。

[Htpe.ewsw/case.]

 :


 furnisher.にはよく理解出来なかったが、一つ何か光明があったようだ。

「地下殻! そうだ」

 紺碧こんぺきの羊はそれによって取り出すことが出来る。

 色占いは智慧ちえあるもの《つまりは魔女》が日陰者の心を必要としていることを教えてくれた。

 誰だって日陰者の心は持っている。それを渡すくらいなんてことはない。furnisher.は安易に考えていた。

 彼女たちは蒼穹そうきゅうの橋の管理を任されている。その事に行き当たらせるように色占いは誘導したのだ。

 彼女もまた、智慧あるものの一人だからだ。(何故か、その事を知る者は殆どいない。)

 更に言えば、元々羊皮紙は彼女達の持ち物だった。日陰者の心を引き換えに貰えるのでは?

 智慧あるものは森に囲まれた蒼穹の橋の、隣にある屋敷に住んでいる。

 furnisher.はそこまで歩く。奇跡的に残っていた銀貨(側近が渡していたのだが、彼はそれを忘れている)で途中の屋台で乾燥芋とヤギの乳を買い、食べ、飲み、今ある日陰者の心に別れを告げるべく、智慧あるものの屋敷をノックした。

 すぐにコマ付きの青白いメルゴが扉を開け、日陰者の心を欲しがる魔女の元へ彼を連れて行く。

《分かってんだ、貴様が日陰者の心と引き換えに羊皮紙を求めているってことなんざ。ほら。お出し。》

 全身を白で包み、黒いベールの奥から声が響く。

 furnisher.は日陰者の心を取り出した。


『逃げたいので逃げるべきです。

 善意とばかりに便意のように忌避すべき数々の"健康"を"信仰"を押し付けているのは娼婦に石を投げ付ける人間の如し。

 知を愛する心を失った者達にしてやれることはあまりない。羊がわざわざ狼に近付かないように。

 知の紙飛行機を窓辺に飛ばすくらいなものだ。』


 そう言って日陰者の心は智慧あるものに渡された。

 代わりに羊皮紙が貰えたかって?

 紺碧の羊がわざわざ大層な老体を引き摺ってやって来たというのに?

 そこまでの慈善家なら智慧あるものたちはとうに消えただろう。

 糸はつむがれないと。皮はなめされないと。

 不意に現れた紺碧の老羊は「どうやら、そろそろ妾の役目も終わりじゃろうて」そう言い、自ら皮余りを引き千切り、彼に差し出した。彼は深くお辞儀をした。

「有難く頂戴する」

 furnisher.は何とか老体の皮余りを貰うことは出来た。

 詰まる所彼は智慧から遠ざけられていた。言い付けを守る童のように。

 皮なめしは地下殻を管理し、紺碧の羊を生み出すことが生き甲斐だった。彼に頼むといい、其処から登って行きな。

 魔女はそう言い、血の滲んだ皮を持ち、彼は梯子を上った。


《違う、そっちジャあない。

 登れと行って梯子を上る奴があるか。》


 隣の階段を示す。

「いやはや、登れと仰るのに階段を降りろと言うわけですな?」

 ちっとは自分の頭で考えな。彼女達はそう言って黙る。

 furnisher.は渋々階段を降りた。何故ならもう日陰者の心は渡してしまったからだ。

 都合良く使われない為に考えろ。

 furnisher.にはそうした知恵がなかった。

 ただただ指示された事をこなすことだけで、発展性は全くない。(例え脳に栄養がいっていたとしても。)

 目の前の事象にのみ囚われる傾向がある。それがfurnisher.の証でもあるのだが。

 階段は数百段かそれ以上有り、真っ直ぐに地下まで伸びている。

 最後までは見えないのだ。

 延々と続く階段の壁面に窪みがあり、色取り取りの蝋燭が疎らに灯っている。

 地面を掘って作られたに等しい階段は砂利や砂が浮き、油断をすると何処までも滑ってしまいそうだ。

 彼は慎重に降りた。


《そうやってまた言いなりでいいのか?》


 蝋燭は疑問を投げかける。彼等もまた喋るのだ。

 仕方のないことさ。

 彼にはそのことを考える能はなかった。

 今、目の前にある事だけをこなす。

 階段を降り、皮を鞣し、智慧あるものの文字を蒼穹の橋で、それも月の光を浴びながら書いて貰わなければならない。

《嘘だね、やりたいことが本当はある癖に。》

 でも彼には本当にそれが何か分からない。

《それが何か分からないだって?》

 蝋燭達の哄笑こうしょうが階段に響く。

 しかし、彼等も疑問を呈するだけで答えは何も持たぬままだ。

 答えられなければただ笑い、それだけしか出来ない。

 だから智慧あるもの達の蝋燭ろうそくなのだ。

「煩えよ、全く。お前も適当に答えてりゃいいんだ」

 デカイ声が階段の下から響く。

 皮なめしは小柄で屈強な男だ。声だけは高く、キンキンと響くのだ。それを聞くと蝋燭は喋らなくなった。

「っとに、彼奴らは性根の悪いモンばかり集めやがる」

 ぼうぼうと茂った髭を弄りながら、身振りでこちらに来るように示す。

 furnisher.は後に続く。

 階段を降りると、広いドーム状をした空間があり、天井には太陽と月とそれらを呑み込む母なる海が描かれている。

 狐火には気をつけな。皮なめしはぶっきらぼうに言う。触れても熱は無いが、存在が消えちまうんだ。

 蝋燭の喧しさは無く、其処彼処にゆらゆらと漂う青白い火が周囲を照らしている。その火に熱はなく、ドームの中はひんやりとしていた。

「お前さんも老体の皮を鞣せと言うんだろ? 儂は新しい彼女を作る最中なんだ」

 崩れ掛けの詩篇、碧の石綿、ある者の鼓動、魔女の糞便、これらによって紺碧の羊は成される。

 そして、それらは全て仕切られた鍋の中で形を成すのを待っていた。

 皮なめしはfurnisher.が持っていた皮を引ったくって、それを鍋の上に乗せた。これが紺碧の羊の最後の秘密。そこから老羊は新たに生娘として現れる。

「羊皮紙が欲しいんだろ、そこら中にあるから持っていけよ、ほら」

 羊皮紙の山がある。furnisher.がそれを手に取って調べている間に、彼は火をつけた鍋を叩き、歌を歌った。


 :

「レンガ支えて そらそらみれば」

「撓んだ心の臓 がらぐらばっば」

「弛緩の汚臭に にへらとわらい」


「さがん、さがんと 丸まれよ」

《meme meme meme meme》

「目に目に あらあら 落ちた落ちた」


「石綿焼けて 石汁啜り 成れば綿ぼこり」

「紺碧 空蝉 色取り取りに」

 :


 などと鍋を叩き、リズムを取りながら皮なめしは歌っている。歌い始めると、紺碧の羊が成し始める。

 火は非常に小さく、煙は出ていない。羊が産まれるのだから、強ければ焼けて肉になってしまう。

 furnisher.は鍋の内容物が蠢くのを興味深げに見守り、両手にはいっぱいの羊皮紙。既に必要な物は揃っていた。(何故なら羊皮紙は七変化の文字と金で縁取られている故)

 歌はきっかり五回で終わり、鍋がぱきりと半分に割れた。

 皮なめしは嬉しそうに微笑む。

 紺碧の羊が成されたのだ。

 つまり、老羊は既にこの世にはいない。ここに生娘がいる為に。

 皮なめしは深く深く頭を下げ、羊は覚束ない足取りで出て来る。

「貴方が わたしを つくった?」

「はい、そうです」

「ならば ピンク色をしたローションをわたしにお塗り」

 媚薬に美薬は類似系。そんなもんで用意されていた皮なめしのローションを塗ったくり、なんだまだいんのか、さっくり魔女に描いて貰え。

 皮なめしにとってfurnisher.はお楽しみの邪魔だった。役目を果たさねば、ペキモフへの恩は計り知れないのだから。

 紺碧の羊が生娘となったことで様々なものが捻れ、変化を生じさせる。何やら階段の方で不吉な予感。

 彼は頭。下げて羊皮紙と階段を上る。

 はたまたまた蝋燭のご登場! 来場には雷霆を呼んで聲を嗄らせ(然し)!

 愛ある情景を得たくはないか?(喇叭らっぱ鳴りつつ吹き消す大地の息吹)

 彼女、作らないのかい?

《魂呼びの秘宝》描いて貰えば、ラティン侯のペキモフ。あわらし。

 喧々諤々は御用か? その問いは蝋燭の存在意義を脅かした。

 最早furnisher.羊皮紙に装飾を施すことも忘れ《魂呼びの秘宝》《神秘なる娼婦》《礼堂のペキモフ》《もう笑え里の痴呆》描かれたものが本当だと乖離した認識の虜へ。


                   消

 急げ、消えるぞ。

 走れ

 走れ

 走れ

 走れ

 走れ

                !!!走!!!


 蝋燭はランダムに消え、階段は光と共に存在を失っていく。蝋燭がなければこのような階段も、皮なめしも存在しない。

 紺碧の羊はこれで智慧あるものに使われることはない(多分、恐らくer、きってest)

 furnisher.が汗でクシャクシャになりかけた羊皮紙と共に階段を上りきった。

《ふん、やっと戻ってきたか。ほら、羊皮紙を渡しな。》

 そうやって取り上げられた。

 智慧あるものは悪戯っぽく微笑んで、羊皮紙に何かを描いた。

《ペキモフに言っておけ、もう一色足りないと。》

 きっter必要なものは揃い、furnisher.も智慧は得ず、戻る事が出来る。

《だからお前から抜いた。》

 そう言われたのに気付いた時にはもうfurnisher.はfunish.だった。

 red 影喰らいの暴飲鴉ぼういんがらすを示す。

 uが違っている!

 そう怒る読者達には警笛を、色占いの言葉を信じなかったからだ。

 帰航の都からラティン侯までは馬車で一時間、魔女が用意した鼠馬車で進め。

 決してお題は!

 彼等の要求はあの黒死を止める事だ。

 暴れまわる疫病と哀れにも戦いを挑まざるを得なかった。

 Rat.は賑やかにfunish.を帰航の都から連れ出し、ラティン侯のペキモフへ届ける。

『なあに羊皮紙を少しくらい齧ったって平気さ!』

 安堵の彼は色を無くして疲れ切っていた。

 Rat.の使役は私益に依る。

 道のりは平々凡々と、途中ペキモフの使者


 :peak八幡宮が白々しくも決闘を!!!:


 急げや、急いでもWEED乞食につまづくだけだ。鼠達は変わらず目指す。

 funish.には使者の話す言葉は分からない。

 彼自身も慌てていて、何を言っているかわかっていないのだ。

 使者は羊皮紙を受け取って戻れば良かったが、彼もまた同類だ。

 伝えることしか考えていない。

 単なる報告の後、馬に乗って戻って行く。

『大丈夫、あの馬もう走れない』

 Rat.の一匹が呟く。

 その通り使者は落馬。

『誰かが脚をかじった!! 大丈夫、それくらいヘーキヘーキ!』

 小さな戦士は疫病を倒す事が主目的なのだ、使役は私益。努努ゆめゆめ忘れるな。

 さらば馬。使者は落馬のショックで動かない。

 彼はこうなると半日は使い物にならない。

 ただ、鼠馬車(誤用に語弊が? 細かくは無蓋へ)は馬より早い。

 これは読者によれば常識だ。知らないのならもう知っている。

 なあにとても簡単な話だ。

 ラティン侯の城に着いた。鼠馬車は早いからな。funish.は羊皮紙を手に、ペキモフの元へ。とは言え彼はエントランスホールで待ち構えていた。

「ようやく戻ったか!」

 彼は短剣とシガテラ毒を持ちfunish.に渡した。これで、疫病と戦え。funish.は鼠馬車にそれを放り、鼠達は疫病へ向かい森の中へ消えていった。


 最終的にfunish.は色を取り上げられたが、役目は果たした。

 鼠馬車は疫病の元へ向かった。

 使者は半年後に器の浮浪者として帰航の都を彷徨っているのを見かけるのだが、それはまた別の話だ。

 そんなこんなで無事にことを成したと思われたが、羊皮紙に書かれたものを見てペキモフは納得がいかなかった。

 あえて一色減らしていたのだが、それは追加され、元のfurnisher.の色が減らされた。

 彼はその事が致命的に思えてきたのだ。

 これは直接魔女の下へ出向くしかない。

 そう思ったのだが、鼠馬車が出た。疫病は近くだ。

 これ以上は循環を支えることは出来ない。彼はそう判断した。

「この土地は長い長い疫病に悩まされる。funish.も此処を離れるといい」

 funish.は何も言わず、ただ頷く。


 そうして一月もしない内にラティン侯のペキモフは土地ごと姿を消した。

 ~~終~~

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