商業作家の域

レベルが高い。とにかく高い!
私とは脳の構造が違うのだと思います。読み込んで表現の勉強をしたいのですが、レベルが違いすぎて勉強になりません。
「実は私……プロ作家なんですよ~。ちょっと趣味で書いてて~」
って言われても驚きませんよ。「やっぱりな」って思うだけです。

まず、キャラクターの会話。

「ついさっき言ったことをもう忘れたのか、アーチ? 君の脳味噌は鶏以下か?」
「鶏よりは上ですよ。三歩以上歩いたので」

とか

「おや、私の嘘を見破れないほど耄碌したのですか? では、退職も間近ですね」

とか……。他にも沢山あります、ごく一部です。
いやね、ため息出ますよ。本当に。自分の才能の無さを突きつけられて消えてしまいたくなりますね。
そして魔法の表現、戦闘シーンの表現。これはちょっと長くなるので書き出せませんが凄いです。えげつないです。

というか私、こんな長文レビュー書いたの初めてなんですが……。
とりあえず、最後に一言いいですか……?



――天才。

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