この戦争の気運の正体(140字小説)
塩塩塩
この戦争の気運の正体
男は言った「この戦争の気運の正体に気付いたんだ」
確かに今、日本は戦争前夜の様相だ。
「政治家は正面きって戦争しようとは言わない。
しかし、鼻歌にそのメッセージを乗せたらどうだろう。
発信元は不明だし、鼻歌は無意識に伝染する」
私は男の話を笑ったが、五分後、町中の人と同じ鼻歌を歌っていた。
この戦争の気運の正体(140字小説) 塩塩塩 @s-d-i-t
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。