現代物の怪討伐録

　とある超巨大な災害を境に発生し始めた人ならざる者たちによる犯罪やテロの数々、それはもはや警察どころか自衛隊でも対処が困難になる域に達していた。
　日々増える犠牲や損害、そして日々人々の平和は損なわれ、悲しみや絶望は蓄積されていった。
　そんな中、暴れまわる物の怪の前に、絶望の中、蹂躙されていく人々の前に一人の男が現れた。
「物の怪で力があるといえども、少しおいたが過ぎるんとちゃいます？」
　その男は、物の怪退治を生業とする侍であった。
　男と人ならざる者たちの命のやり取りが、始まる。

　古き良き和×ヒーローの現代ファンタジーバトル