クチャクチャと鳴る行進(140字小説)
塩塩塩
クチャクチャと鳴る行進
時間旅行の男が口からガムを落とした。
軍艦マーチ鳴り響く中、先頭を行進中の青年はそのガムを踏んだ。
青年の右足はガムのせいで思う様に上がらず、スキップをするはめになった。
行進は青年に合わせ隊列ごとスキップした。
そのまま日本は前進し未来が変わった。
今や日本は世界一陽気な国である。
クチャクチャと鳴る行進(140字小説) 塩塩塩 @s-d-i-t
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