ナパのここぞと言う時の、爆発力に驚かされました。
この窮地をテンション高く、楽しんでいる感じが好きです。
勢いでフィレネに、「今までお世話になりました」まで言ってしまうなんて、その真っ直ぐさに、少しだけランテのようだと思ってしまいました。
ナパの中には、昔からそういう所があったのかなと思ってしまいます。
色々と経験してきて、世の中を斜めに見ていたけれど、ランテの真っ直ぐさに当てられて再び昔の彼が呼び起こされた。
時代の分岐点ということもあるとは思いますが、私はそのように感じてしまいました。
一度失いかけた情熱を、もう一度燃え上がらせる機会を得る。
そんな男が、南へ全力で駆け出す。
その駆け出す姿が、もう嬉しくなってしまいますっ(・v・)
作者からの返信
ナバ、やるときにはやる男です。笑
何か彼、燃えてますよね。期待されると燃えちゃうタイプなんだと思います。
確かに、ランテ感ありますよね……ちょっと猪突猛進なところあるのかもしれません。仰るように、ランテに影響されて、本人が元から持っていたであろう気質を引っ張り出されたのかもしれませんね。
ナバについて、深く理解してくださって嬉しいです。兄のことがあって、純真さも情熱も封じ込めてしまっていたけれど、もう一度それらを思い出して立ち上がるの、何だろう、語彙力欠乏していますが「良かったね」って思いました。うちはとはつんさんがそう言ってくださったから、こんな風に彼のことを思えたような気がしています。
いつも本当に丁寧に読んでくださって、とても嬉しいです。ありがとうございます!
今、複数ブラウザを開いて、用語集のページと「遺志」の回も見ながらこのコメントを綴っています。
フィレネ、ベレリラ家初の女性当主になるのですか。……つくづく、厄介な宿命を持つ家に生まれたものですよね。思えば、あの一冊の本がベレリラ家からイベットの曽祖父に渡ったのが悲劇の始まりだったのかもしれません。
一度はワグレと共に消された王国説が、今またベレリラ家の者によって版本が進められ、再び息を吹き返そうとしている。運命的なものを感じずにはいられません。
ベレリラ家が代々保管してきた王国記によって多くの学者が王国説を唱え、そして、ワグレもろとも消された……。三年前、フィレネの胸に去来するものは果たして、何だったのか? そして今、彼女はどういう思いで王国説の喧伝を手がけ、ナバを南支部へ遣わすのか?
多分、ナバが思っている以上に、フィレネは今回の決起に対して、並々ならぬ多くの思いを胸に秘めているのだと思います。
フィレネって、設定的に単独でスピンオフ張れるぐらいのポテンシャルあるキャラですよねー。
作者からの返信
書きながら筋が変わっているところも結構あるので、何かしらミスをやらかして齟齬が出てきたら、自分自身で「はっ!」ってなるより、まずサクットさんに気づかれてしまいそう、と思っています。笑
フィレネは、本当にそうで。自分の家の立ち位置なんかも、昔からよく言い聞かせられて育ってきたのだと思います。
何かと王国説にはずっと縁のあるお家ですよね、ベレリラ家。この辺の事情(なぜベレリラ家は王国記を隠し持っていられたのか)は、またどこかで語る機会を持ちたいな、と思っています。
三年前のフィレネの心境なども含めて、彼女にスポットライトをあてて何か書いてみると面白そうだなと、サクットさんのコメントを拝読して初めて気づきました。とても書けそうです!
彼女、ルノアがいなければ一番ヒロインになったかもしれない人かな、なんて時々思っていたのですが、色々と美味しい役どころですよね。
仰るように、今回のことでフィレネが思うところは多分にあります。きっと、彼女もまた多くの役割を担ってくれることと思います。
いつも本当にありがとうございます! たくさん考えて読んでくださって、もう本当に、書き手冥利に尽きます。
編集済
ランテ一人で全て解決! とならない、こうした細かく大きな下支えがあってこその作戦であって、成功への道なんですよね。
この物語では裏方ですが、皆が奮闘する姿を見るのは凄く好きです。
そして皆がふとしたときに思い出し、口に出すセトたちの存在。
いなくても皆を突き動かす原動力になるのは本当に、愛されているのだと感じます。
そしてナバの軽い感じに見せての、機転の良さと抜かりの無さ。
それに「やれる」ではなく「やる」と断言する男気。
そして最後にキッチリとオチをつけるのも良いです。
やっぱり私はナバが好きですね(*´∀`*)
作者からの返信
ランテは良くも悪くも真っ直ぐすぎるので、何でも全部こなせるタイプではなく、どうしても人の助けを要するタイプなのだろうな、と思いながら筆を進めています。
皆で動くから為せる、というのを書いていきたいと思っているので、そこを感じ取っていただいてとても嬉しかったです。
最初にランテのために動いてくれた人たちが、周りから信頼される人間たちだったというのは、本当にランテにとって幸運で。
彼らが動いたからこそ、皆が動いてくれた。やはりここも、周りがいてくれたからこそ、なんですよね。
ナバを好きだと言ってくださって嬉しいです! 実は彼、私も書くのとても好きでして、あと自作を読者目線で読んだらおそらく一番好きになっていただろうな、とも思っていたり。笑
見た目や素行がああで本当は、というの、そう珍しいキャラクターではないんですけどとても魅力的ですよね。
その大勢いるキャラクターたちの中に埋もれないナバらしさを、これからも頑張って出していきたいなと思っています。
執筆などお忙しい中、いつも丁寧に読んでくださって、ありがとうございます!
なかなか無茶な行軍日程だなぁって思ってはいましたが、やっぱり各支部は大わらわですよね! でも、アージェさんもナバさんもさすがだなぁと思いました。それぞれを支える女性たちも、動くべき時に動けるって大事なことですよね。
中央攻めがどこかでひっくり返されるんじゃないかと少し心配もしていましたが、個々の人々の本気が乗ればきっと大丈夫。ランテは今すべきことをすっごく考えていますが、やるぞって思ってるのはランテだけじゃないよ! きっと軍議でいい案を出してくれるに違いありません。
とはいえ、過去編でランテが起点となり始まった派閥の動きとどうしても被せてしまう、不安もあり。中央の上官や貴族たちは脅威にならなさそうですが、ベイデル氏とクレイド氏辺りがこの動きを察知していないとは思えないのですよねぇ。
セトさんも今めっちゃ不安定ですし、勇み足で瓦解、なんてことにならないよう詰めは慎重にしてほしいとねがっております。過去と違うのは、中央中枢の恐ろしさを知る者たちが今の各支部にはいて、ちゃんと意見出してくれそうってところかな。
時代が動く時に生じる大きなうねりは、避けようとしてもいずれ呑み込まれてゆくもの。各支部の健闘を祈りつつ!
作者からの返信
ランテと話をしたのがアージェだからの無理やりな日程ですね。笑
他の人間なら、もうちょっと時間的余裕を見たと思います。アージェはギリギリに挑戦する男です。笑
そうなんですよ。ランテだけでなく、皆、しっかりと考えてくれていて、動いてくれていて。頼もしいですよね。
軍議が実のあるものになればいいなと思っていますし、そうであって欲しいと願ってもいます。
しろさん、とてもランテを応援してくださっているのが文から伝わってくる……ありがとうございます。
それと、はい、そうなんですよね。まるで過去をなぞるようだというの、その通りなんです。
ベイデルやクレイドは、本当に抜け目のないお方たちなので、しろさんの危惧はその通りだろうと思います。
本当に、ここからが大変です。しっかり成果に繋げられるように、皆で協力し合っていかないといけません。
仰るように、過去とまるっきり同じかと言うと、協力できる人間は過去より多いのはそうだと思います。だから、ここから、ですね。
投じられた一石が、大きなうねりになれるかどうか。正念場となりそうです。
いつも本当に、とても深く考えながら読んでくださり、ありがとうございます。本当に嬉しく思っています!
おお、続々とまわりが動いていて、これからの作戦が類のない大掛かりなもので、ドキドキしますね。圧制ばかりだった中央に反旗を翻すのですから。
本当にユウラさん、セトさん、テイトさんの三人は北からの人望が厚いなあ。
今まで彼らがやってきた良いことがかえってきているかのようです。
ナバさん、軽い感じですけど、よく考えてますよね。
フィレネさんへの説得も損得を含め、彼女の事情と性格を踏まえたうえですし。
ああ、でも忘れてとりに戻るところがナバさんだなあ。
フィレネさんもまた来たのとため息ついてそう。
さて、次は軍議かな。楽しみに待ってます。
作者からの返信
ようやく大きな反撃に移れます。これまで四人(ルノア入れると五人ですが)で動いていたものが、これだけ大勢を巻き込むものになりました。
今度こそ、失敗はできません。頑張ってもらわなければ……
彼らは総じて若いので、敵も多かったんですけど、働きぶりや人柄で納得させてきた人たちです。
最初疑問を持っていた人ほど、実力を認めて以降は信じる気持ちが強くなるというか、そういう側面はありそうなんですよね。
ランテのために最初に動いてくれた人たちが、人望ある人だったというのは、ランテにとってもとても幸運だったと思います。
ナバは、そうなんです。意外とちゃんと頭が回るタイプでして。
フィレネが素行不良の彼をそれでも副官にしているのは、その辺りをとても買ってのことだろうと思っています。
そうですね、忘れものとかしちゃうあたりはナバっぽくはある気がします。笑
支部関連でもう一話頂くことになりましたが、その次から軍議に向けての動きになります。
いつもすぐに読んでくださって、感謝が尽きません。本当に支えられています。ありがとうございます!
編集済
私実は魔法でドンパチよりも、こういう頭脳戦が大好きなんですよね。魔法はあくまで補助で、必要なのは頭脳と連携と作戦という戦記物が大好きで。特にランテが中央に来てから夢中で読んでおりますv
ユイカは辛い目に遭いましたけど、今の旦那さんが優しい人でとても安心しました。デリヤはもう素直じゃなさすぎて出てくるたびに好きになりますねこの人(笑)とにかく敵の陣地内に腰を据えられる場所ができたのは大きいというか読者も安心しました💨
4つの支部とも連携をとって中央攻め。なんですかもうこれワクワクするじゃないですか!!ナバとフィレネの関係も好きです☺️フィレネはすごく大きい力になってくれそうですね!
あとは中央にいるセトかテイトがこちら側について協力してくれれば内部とも連携が取れるのですけどねー…ユウラとテイトという人質がいるから、セトがどういう判断を下すのかとても気になります。
大変面白く読んでおります!
作者からの返信
私も力で押し合うよりも、色々考えて策で勝つのが好きなんですー! 花さんとは物語の趣味が似ているのかもしれません!
話が入り組んで来るところなので、この辺で読者さんが「???」となることも多かったので、そう言っていただけることが本当に嬉しくて、そして安心する部分もあります……嬉しいなあ……
ユイカ、辛い目に遭った分の幸せを手に入れて欲しいと思います。デリヤははい、この素直じゃないところが逆に可愛い? と評判です。笑 本当に、落ち着いて過ごせるところがあるのとないのとでは大違いなので、こうして受け入れてくれるところがあって何よりです。それを可能にした人の縁にも感謝しないといけないのかもしれません。
ナバとフィレネの信頼関係は、他の二人組の誰とも違って、私もこの二人を書いているのは本当に楽しいです。なんだかんだ、いざってときにはナバが押すところも面白くって。笑
フィレネが動いてくれることは、本当に大きなことだと思います。ナバが頑張ってくれたおかげです!
そうですね、セトがどう動くかですが……花さんはもうそこまで読んでくださっているので、ここでの言及は控えますが、身動きとりづらい人が必死で足掻くさまを書くのが好きなので、これからも書いていこうと思います!笑
たっぷり読んでいただけて、本当に幸せです。ありがとうございます!!