応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント


  • 編集済

    >まるで横顔を見ただけの憧れの人みたいに心に残ってしまったのだ。

    すっと心に入り込む一文を、何食わぬ顔でさらっと差し込まれるの、いつも油断ならないです……笑
    過不足なくて、涼やかで、気が利いていて。
    柊さんのエッセイを読むために、カクヨムに登録してる気がします……

    作者からの返信

    伊矢祖さん、ルーアンの旅に全話お付き合い下さり、ありがとうございます。
    過分なコメントをいただいて恐縮しています。
    どう言えば自分が一番しっくりくるか、言葉選びは難しいですね。読んで下さる方に伝わるかいつも不安に思っていますので、励みになるお言葉、本当に嬉しいです。感謝です……!

  • ジャンヌに関する本は沢山出ていますが、ミシュレのものが好きで読んでました。
    数年前テレビで、火刑にされたのはジャンヌの替え玉説を大真面目にやっていて「マジか」と想いながらよくある生存説の一つとして楽しく観ていました。素性を隠して葡萄農園を持っている貴族の奥さんになったみたいな話になってました。というのも刑場に引き出されてきたジャンヌは、なんだか浮浪者みたいだったそうなのです。農家の娘らしい健康美にあふれていた少女とはちょっとかけ離れているような。そしてこの葡萄農園の貴族の末裔は、ジャンヌがらみの取材に絶対に応じないのだそうです。少しロマンでしょう? 絶対ないだろうことを、けっこう真面目に作っていた番組だったので、印象に残っているのです。

    作者からの返信

    朝吹さん、コメントありがとうございます。
    殺された英雄に対して生きていて欲しかったという願望がそういう説を作ることはよくありそうですね。貴族の奥さんというところが色付けが濃くなっているように見えます。
    逆に死刑台に連れて来られたジャンヌが浮浪者のようだったという方に現実味を感じます。きっとそれも無理はないだろうと考えてしまいますね。残酷です。

  • ガレット、エメンタールがメジャーなんですね。コンプレのシュレッドチーズはゴーダとかのミックスなのかなと勝手に思っていました。今度、カマンベールで贅沢にガレット作ってみます。

    作者からの返信

    佐倉さん、コメントありがとうございます。
    自分はエメンタールしか見たことないですね。変わり種でイタリア風のチーズもありそうですが、少ないと思います。カマンベールだと全然違うのでぜひお試しください。

  • 私、3月に沖縄旅行に行ってきたんです。いろいろな場所に行って、素敵なお店との出会いもあったりしたのに、それを文章まとめようと思うとハードルが高いですね。柊さんの旅行エッセイのすごさを感じました!
    旅行先の食べ物って、まず材料はなにかに言及しないといけないし、建物の説明は見たことのない人にもわかりやすく……ってなると、書く気が失せた(^◇^;)
    改めて、柊さん偉いなって思ったよ!!
    ルーアン大聖堂。近況ノートに写真がありましたが、柊さんの印象や解説などによってイメージがさらに鮮明になりますね。建物の彫刻って説明するのが難しいと思うのですが、『レース編みにレース編みを重ねたような立体感がある。精巧な飴細工のよう』ってわかりやすいし、素敵な表現です。

    柊さんを褒めすぎている?
    いやいや、本当のことを書いているだけですよ!柊さんの詩的な表現には昔から尊敬の念を抱いています。柊さんをおだてて、オリンピックグッズを送ってもらう計画なんて立ててませんよぉ

    作者からの返信

    遊井さん、コメントありがとうございます。
    たくさん褒めて下さって恐縮です……ありがとうございますm(__)m
    沖縄は行ったことがないので知りたいです。遊井さんの言葉でどう書かれるのか、興味が出ますよ。でも旅を文章にまとめるのは難しいですね。今回は4回に分けて書きましたが、テーマを絞るのがまず難しくて。
    読者が見たことのないものを描写するのは、フィクションの世界でも同じか、もっとハードルが高く思えます。なんせ読者はその世界を知らないから、一から見せるということなので。遊井さんはファンタジーが多いですが、その架空の舞台がしっかり見えるのすごいなと思っています。
    百聞は一見に如かずというし、写真で一発で分かるものを書いて意味があるのかな、なんて思ったりもします。でも半分は自分のための覚え書きみたいなエッセイなので、自分の書きたいことを書いています。
    オリンピックグッズはあの赤い三角の目玉人形がいいですかね?笑

  • モネの「ルーアン大聖堂」の連作は天候や時間帯によって光が及ぼす色調と質感の変化を捉えた大作ですよね。私はヨーロッパ絵画500年展を見に行った時に買った正午のあたたかな色調のルーアン大聖堂の絵葉書を1枚、持ってます。間近で見る大聖堂は迫力があったことと思います。

    そして、ルーアンは百年戦争でフランスを勝利に導いたジャンヌ・ダルクが敵国イングランド軍に捕えられ、1431年には宗教裁判にかけられ処刑された地。当時イングランドの支配下にあったため街の商人や聖職者たちは敵軍を支持していたそうですが、その後、フランスは領土回復への戦いにより1449年にはルーアンを取り戻し、1450年にフォルミニーの戦いに勝利することにより、ノルマンディは再びフランス領となったそうです。

    歴史を少し振り返って、ルーアン市庁舎に掲げられた横断幕の「平和」への思いが改めて心に迫りますよね。
    味わい深い旅の記録をありがとうございます。

    作者からの返信

    中澤さん、コメントありがとうございます。
    ルーアン美術館にあった大聖堂の絵は曇りの日を描いた少し寂しさのあるものでした。正午の大聖堂はあたたかな色調なんですね。実際に見るととにかく圧倒されました。時間によって表情が変わるようなところに目をつけるのはさすが印象派の画家ですね。

    ルーアンは百年戦争でイングランドから、その後も普仏戦争や第二次大戦でドイツの侵略を受けた辛苦の歴史がありますね。そういう経験のある街が掲げる平和へのメッセージはとても重いものがあると感じます。

    主観的な感想が多い旅の記録で恐縮ですが、あたたかいお言葉に励まされました。こちらこそお礼申し上げます。

  • 近況ノートのルーアン大聖堂を拝見しました。見事なアングルですね。素敵なご旅行だったことと思います。
    温かな街の風やチーズの香り、そして人々の強い思いを肌で感じたような気持ちになりました。

    作者からの返信

    ゆげさん、近況ノートもご訪問くださり、こちらにもコメントありがとうございます。
    短いながらも充実した旅でした。自分の感じたことをなんとか文字にしてみましたが、少しでも感じ取って頂けたら何よりです。あたたかいお言葉にお礼申し上げます。

  • 印象・日の出への応援コメント

    自分は全然絵が描けないんですけど、美術館に行くのは好きです。
    モネの絵は、色使いとか雰囲気とかが優しい感じがしていいですよね~

    作者からの返信

    陽咲乃さん、コメントありがとうございます。
    自分も絵はまったく……。だからどういう風に描いてるのか、筆致に興味がわきます。
    モネの絵、くっきりはっきりじゃなくて優しい感じしますね。それも人気の理由なんでしょうね^^

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    アドバイスとか意見とかいらないから、ただ、吐きだしたい。聞いてほしいっていうときがありますよね。相手が重い気持ちになってしまうのがわかるから、言えずに我慢する人もいますよね。
    言える、受け止める。その後互いに流してスッキリしているのって、ポイントが高いなって思います。深刻でいられたらお互いにつらいもの。
    ケロスケさんとジャンピー。熟した二人って感じもしますが、ちょうどいい関係だなって微笑ましいです!いつまでもずっと仲良くいてほしいです。

    作者からの返信

    遊井さん、コメントありがとうございます。
    性格とか、相手によっても変わってきますよね。あるところでは聞き役に回る人が、別のところではそれを発散する側になったり。偏った役割ばかりになるとしんどいと思います。話さないタイプの人は特に。
    まあ、でも長く続いているってことはそれだけ気を許しているってことですかね。人間は熟していませんが笑
    お優しいコメントに感謝です。

  • こんにちは。
    人が街の雰囲気をつくる、その通りだと思います。特徴的な街並みにしても、そこに暮らした人たちが営々と築きあげたものなんですよね。
    たしかに旅人の見る街は表面の一部でしかないかもしれませんが、なにか琴線に触れるものがあったとしたら、それはやはり街の真実を写しているのだと思います。その街を知ろうという意思ある旅人の目に映ったものならばなおさら。

    作者からの返信

    久里さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    いろんな国をご存じの久里さんに共感して頂けると嬉しいです。昔からの人々の暮らしが築き上げてきたものですよね。
    二泊の旅で語るのはおこがましいという気もしたんですが、そう言って下さって安堵しました。琴線に触れたものはずっと忘れないと思います。お優しいコメントに感謝です。ありがとうございます!


  • 編集済

    イスラエルとパレスチナの問題を考えると、もう本当にどうしたらよいのか解らなくなります。憎悪と憎悪の連鎖…くらくらして途方に暮れます。
    それでも向き合うことを諦めない。人が存在する限り争いが生じるというなら、人が存在する限り語り合おう。そんな気概を横断幕から感じます。
    …人は愚かだが、学ぶことができる。学ぶ機会を、有り難く頂戴致します!

    作者からの返信

    日本ではどうか知りませんが、フランスではおかしいことをおかしいというとおかしなレッテルを張られます。見当違いなことになっています。都合の悪いことは言わせたくない、それがお上の本音なのでしょう。だからルーアンの市庁舎がしていることは控えめなようではっきりとした主張だと感じました。歴史って、そこから学ぶためにあるはずなのですが。
    色々と雑多な旅行記でしたが、お付き合い下さり、心のこもったコメントに感謝です。ありがとうございます!


  • 編集済

    ぐはっっ 
    トロトロに濡れ光るカマンベールにバゲットをぐっと押し込んで。黄金の蜂蜜が柔らかく絡まる、その愛らしい木の実までを舌先で転がしながら堪能し…
    なんとエロティックで美味そうなのでしょう!!
    本場ノルマンディー産のカマンベール、食べてみたい!ベーコンとほうれん草と卵入りのガレットが好きですが、カマンベール入り、美味いんでしょうねえっ!!辛口のシードルと共に頂きたいですっ
    あ〜、腹減りましたっ!!

    作者からの返信

    呪文堂さん、コメントありがとうございます。……すみません、コメント欄が15禁になっておりますが。ああそうか、こういう風に書けばよかったのか……悔しい。エロ教授の描写力を惜しげもなく披露して頂き感謝です!
    ガレットのチーズはちょっとないがしろにされていると思うんです。カマンベール入りは目から鱗でした。これはぜひ辛口のシードルとお試しいただきたいです!

  • その街の持つ歴史や、過去の偉大な人物など、誇るものがあるからおおらかで強い街で在り続けられるのでしょうね。プラハにも似たようなことを感じた覚えがあります。
    柊さんのこの素晴らしいエッセイのお陰で、やっぱりルーアンに行ってみたくなりました。……か、カマンベール目当てじゃありませんよっ。食べたいけど(笑)
    今回も本当に羨ましい、素敵な旅でした。いつも思うんです……書籍化して、特別付録とかでナレーション付きの映像DVDが欲しい……。

    作者からの返信

    烏丸さん、コメントありがとうございます。
    歴史を誇るのと同時に歴史から学ぶことがあるのも感じましたね。それを全部包み込んでるようなおおらかな雰囲気があるのかも知れません。
    どう書けばいいのかあちこち悩んだんですが、そう言って下さるとエッセイにしてよかったです。カマンベール目当てでも笑(食べ物は大事です!)
    久しぶりの旅にもお付き合い下さって、励みになるコメントまで。本当にありがとうございます!

  • ルーアンの旅は③のカマンベールで終わりかと思っていたら、④があったので得した気分で読みました。
    柊さんの目に入るもの、それを見て思う事が流石だなと思います。
    普通は見えない、感じない所を拾って下さる所が素敵です。
    大切なのに知らない事を少しでも知る機会を頂いています。
    一介の観光客がこんな旅をして、しかもこんなエッセイを書いてくれたら、ルーアンはとても喜んでいるでしょうね。

    作者からの返信

    風羽さん、コメントありがとうございます。
    実はカマンベールで終わろうかと迷ったのです。でもやっぱり一番気持ちに残ったことが書きたかったので。
    短い観光なのでルーアンが分かったとは思いませんが、表層からでもどことなく街の性格が見えたような気がしました。それが何よりの魅力に感じました。
    正直言うとどこまで書いていいのかちょっと悩みまして、かなり抑えました。でも文章から感じ取って下さったんだなと思うと嬉しいです。
    一介の観光客の旅行記にお付き合い下さり、全話通してのあたたかいコメント、本当にありがとうございます!

  • 活気のある町は良いですね。田舎とか都会とか、人口が多い、少ないというよりも、その町の持つ活気によってそこが居心地よいかどうかが分かれるのだと思います。そこにいる人が作る力であったり、場を作ろうという意気込みであったり・・・すべて人なのかな、なんて思います。

    作者からの返信

    そうですね、多分人口の多さではなくて、そこの人たちに活気があるかどうかなのでしょうね。ルーアンは若い人が目立ったので、それだけでも明るく見えました。建物とか景色だけじゃなくて、どんな人がいるかって、すごく大きいですね。
    4話にお付き合い下さって感謝です。コメントも励みになります。ありがとうございます^^

  • もう~、イラっとするほど美味しそうすぎるノルマンディーの食レポですね! カマンベールの本場ですか・・・フランスなら、スーパーのチーズでも日本とは比較にならないほど種類豊富で美味しそうなのに、本場ともなるとハンパないですね~!あんまり好きでもなかったというカマンベールのとりこじゃありませんか。いいな~!^^ 確かにホテルの朝食って、その地域の特産品のものが気軽に食べられたりしますね♬やっぱり旅行は良いですね✨

    作者からの返信

    イラっとさせてすみません(笑)普段はいつも同じようなものを食べているので、地方の特産品が食べられる機会は貴重ですね。(本当は牡蠣を食べたかったけど、これはもっと海の方へ行った方がいいのかも。)まさかカマンベールをこんなに消費するとは思いませんでした。
    チェーンのホテル、どこも同じなので、カマンベールが大サービスに見えました✨ 日本のホテルは安めのビジネスでも朝食がちゃんとしててすごいなと思います。

  • お天気に恵まれてなによりでしたね!旅行は天気がすべてですよね~旧市街の趣ある景色が藤や桜に彩られて、ますますステキだったのですね✨八重桜ってモコモコしてて可愛いですよね💛

    ジャンヌダルクの物語はミステリアスですよね。昔、映画を観ました。ミラ・ジョヴォヴィッチだったかな?すごく面白かったです。後半がすごく内面的な、精神的な世界観でもあり・・・

    旅行記、続きを楽しみに読ませていただきますね♬

    作者からの返信

    神原さん、コメントありがとうございます。
    ノルマンディー=雨のイメージなので、この時は本当に恵まれましたね!花のことまで考えてなかったので、これも嬉しい驚きでした^^

    リュック・ベッソンの映画、僕も観ました。でも子どもの時に見た白黒映画がすごく怖くて残酷で、そのイメージがどうしてもついてまわります。記憶に沁み込んだイメージというのは大きいですね。

  • 柊圭介さん、こんにちは😊

    街の雰囲気はそこに住んでいる人々が作り出すのではないかと思うという柊さんの言葉にほんとにそうだなって思いました。
    道一つ聞いても、その土地で働く人たちを見ても、素朴な優しさが感じられるのは旅人にとって景色や建物だけではない思い出を作ってくれますね。

    そんなあたたかな旅の中で見た市庁舎の正面の大きな横断幕。
    >ふたつ並んだ旗を見ながら、この街の人たちの姿が浮かんだ。
    見過ごしがちな場面にそんな風に思いを馳せられる柊さんの感性に私は心打たれました。
    観光客である柊さんが今のままおおらかで強い街でいて欲しいと願うルーアンの街に私も魅せられました。

    作者からの返信

    この美のこさん、こんにちは😊 コメントありがとうございます。
    旅行するときって景色とか観光地に目が向きますが、ルーアンは自然と人の様子が目に入ってきました。それで観光客なりに感じたことを書いてみました。
    もっと時が経ったら、風景よりもむしろ人の方を覚えてるかも知れませんね。
    この横断幕はかなり強いインパクトがあって(少なくとも僕は主張を感じたので)心のある街だなと思ったのです。そういう街には元気で頑張って欲しいです。
    4話にお付き合い下さり、コメントもありがとうございます。とても嬉しいです。

  • 最後の一文に激しく共感

    作者からの返信

    そう見えてきますよね。
    なんかほっとしました。

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    優しい二人だな……。うちなんかお互い、相手の話なんかろくに聞いちゃいないわ……。

    作者からの返信

    月森さん、コメントありがとうございます。
    優しいですか……神経使わないでいられるのってなんか熟してる感じがします……

  • 建物だけではなく、やはり人がその街を作るんですね。
    柊さんの豊かな感性で綴られたエッセイ、いつも読み応えがあります。
    その街に歴史あり……ルーアンの旅案内をありがとうございました。

    作者からの返信

    ハナスさん、コメントありがとうございます。
    景色の中に色んな人のエネルギーが混ざってその街の空気ができるんだなと思いました。その底には深い歴史も流れていますね。
    他所の街へ行くと気づかされることが多いです。
    おつきあい頂いて、嬉しいお言葉に感謝です。こちらこそありがとうございましたm(__)m


  • 編集済

    パリと同じような混ざり具合で若い人が多く、しかも気さくな人が多い。いいですね。

    ちょっと話が逸れるのですが、ふと、昔パリの地下鉄でジプシーの女の子たちに絡まれたのを思い出して、ああいう人に金をせびって暮らすジプシーの人たちって、今でもいるのかな? と思いました。前に柊さんに聞いたことありましたっけ?

    ルーアンはいい旅ができてよかったですね。
    2泊の旅でこれだけ書けるのですから余程印象深い旅だったんでしょうね。
    風景も、カマンベールも、人々も、市庁舎も、目に浮かぶようでした。

    作者からの返信

    レネさん、コメントありがとうございます。
    ノルマンディーで二番目に大きい街なので色んな人が混ざりやすいのもあるでしょうね。あと若い人が多いってやっぱり活気が違うなと思いました。
    ロマの人たちですね。今でもスリや署名詐欺とかあると思います。観光地は気をつけた方がいいですね。
    ルーアンはいろいろと印象深くて4話も書いてしまいました。少しでも想像してもらえるようなものが書けていれば嬉しいです。お付き合い下さりありがとうございますm(__)m

  • フランスは地方都市でも多民族がうまく融合しているんですね。
    世界もルーアンのようになればいいと思うのですが、むしろ分断が進んでいるように思えます。

    読んでいて、自分もそこに連れて行ってもらえたような感覚になりました(^^)

    作者からの返信

    佐野さん、コメントありがとうございます。
    多民族が共存するのは現実には色々問題が多いと思いますが、少なくとも自分の目からは、ルーアンにはなにか開けたものを感じました。その象徴が勇気のある横断幕でした。
    旅の雰囲気を感じて頂けてとても嬉しいです。お言葉ありがとうございます(^^)

  • 読んでいますと、ルーアンに行ってみたくなります。
    観光地化された場所ではなく、そんな人の温かさを感じる土地柄って素晴らしいですよね。
    土地の空気は人がつくるって、わたしもよくそう感じます。

    作者からの返信

    雨さん、コメントありがとうございます。
    短い旅の間でその土地の人が印象に残ることは多くないので、ルーアンは少し特別な感じがしました。
    お付き合い下さりありがとうございます。コメントもとても嬉しかったです^^

  • すごくバランス感覚の良い街なのですね。みんなが個人の尊厳を持ちながら共存できる。こうありたいと思える社会の一つの形ですね。
    ルーアンの旅日記、すごく興味深くて面白かったです。いつもながら、柊さんの感性が素晴らしいなと思います(*´ー`*)

    作者からの返信

    陽澄さん、コメントありがとうございます。
    バランス感覚が良い、言い得て妙ですね。共存しているかたちがわざとらしくなく、自然に見えたのが印象的でした。
    ほかの地方へ行くと色んな気づきがあって、それも旅の良さですね。興味をもって読んでくださって嬉しいです。励みになりました!


  • 編集済

    人間が生きる権利を誰も侵してはいけない
    ← 地球人の最低限の約束を守れない人たちがいるからこその「平和を」であり白い鳩なのでしょうね。日本でも一部の勢力によるヘイトスピーチとか、訳の分からない現象がときどき表層に出て来ます。そういうあんたたちこそここにいないでよなんて言ったら、それはもう大変なことになるでしょうね~。
    同行させていただいた気分になる名ナビゲート、楽しく拝読いたしました。

    作者からの返信

    上月さん、コメントありがとうございます。
    最低限の約束を守れないことにおかしいと言えないのがおかしいと思いますね。歴史が後退して行くのを見るような毎日なので、「平和を」とか白い鳩がとても新鮮で。こんな街もあるんだと心強く思いました。
    こちらこそご感想ありがたく拝読していました。少しでも旅の雰囲気が伝われば嬉しいです。


  • 編集済

    パリにはパリの。ルーアンにはルーアンの風が吹いているんですね。南部のマルセイユ辺りにもまた違った風が吹いているのだろうし、そこで生まれ育った人にしか理解できないことは必ずあるはずです。(狭い日本でもそうなので)
    メッセージが反骨精神や気骨を表すものなのかそうでないのか。それこそ地元民にしか分からないのかも知れませんが、それを見た観光客がそう感じるのなら、案外、ウィンクしながらエールを送ってるのかも、と思いました(笑)

    作者からの返信

    悠木さん、コメントありがとうございます。
    僕は表層を見ただけなので、地元民にしか分からないことが必ずあると思います。でも市庁舎の横断幕は観光客でも分かる明確なメッセージでした。パリでもこれは掲げられない(掲げたくないのか)。なのでルーアンがすごくまっとうに見えました(笑)

  • ジャンヌは昔から興味あるテーマでしたが、最近はFGOで知られるようになり(笑)。私が最近見たフランスの映像もFGO特集でした。とても素敵な映像でした♬
    カマンベール、蜂蜜入りなんですね。食べたことない味ですが読んでるとヨダレが出てきます。私もカマンベールと言うとスーパーのカマンベールしか思い出せないです。旅先での新発見の数々、とても人生を潤してくれる貴重な体験でしたね^^

    作者からの返信

    黒須さん、コメントありがとうございます。
    FGOってなにか知らなくて調べました!ゲームってことであってますか?ジャンヌ・ダルクが登場するんですか?なんか無知ですみません……m(__)m
    カマンベールに蜂蜜をちょっと垂らすと味が引き立つみたいです。普段は高くて買わないんですが、チーズとかはやっぱりスーパーより農家のが全然違いますね。久しぶりの旅なので食べ物に恵まれたことはありがたいです^^

  • 印象・日の出への応援コメント

    このエッセイを読んで、「絵画は自分の目で見るべし」というのが、強く印象に残りました。というのは、私の住んでいるところでゴッホ展の開催が決定したんです。
    歩いて行ける距離なのに、行かなくていいやって思っていました。
    でも!やはり実物をこの目で見た方がいいのでは!!!!!
    って強く思いましたよ!でも、混むだろうな🥲(激混みの中にいくのがまずイヤ)

    そういえば、モネ。自分の絵を見て、分析したり小難しい言葉を並べるのではなく、良い悪いみたいな、思ったことそのままでいい。というようなことを語っていたような記憶があります。
    印象・日の出。
    見たままの印象。それだけでいいのかもしれませんね。

    作者からの返信

    遊井さん、コメントありがとうございます。
    ゴッホ展だったら混みそうですね。日本の人はどうしてゴッホが好きですか?これは素朴な疑問ですが。自分はゴッホやゴーギャンの雰囲気、ちょっと苦手です。なんでかは上手く説明できませんが……
    特別展は開催すぐと終わりごろが混みますよね。確かに気後れします。でも本物の絵に勝るものはないと思うので、行ける機会があるといいですね。
    モネの言っていることは子どものように素直でいいですね。同時に沢山描いて沢山観てきた人の究極の言葉でもありますね。

  • セーヌの古本屋を守れへの応援コメント

    久しぶりに読みにきました!
    柊さんのエッセイはサラリと読んでしまうのは惜しいので、時間をとってじっくりと味わいたくて。エスプレッソ的?

    一度古いものを棄ててしまうと、もう元には戻らない。それが短期的なものであったとしても、「邪魔なものはどけてもいい」という認識が生まれる。

    本当にそのとおりだと思って。伝統や文化って、守ろうとする気持ちが強くないと、時代の流れの中で衰退してしまうものがありますよね。
    セーヌ川の古本屋さんのスタンドが閉まったままもそうだし、日本も本屋さんが続々と閉店しています。ネットで本が読める時代に、本の文化を守るという人々の強い意識がないと、将来寂しいことになりそう。

    作者からの返信

    遊井さん、コメントありがとうございます!お言葉有り難いです。あんまり長く続けていると飽きられるだろうなと思っているので(笑)お時間を取って読みに来て下さるなんて嬉しいです。

    古いものにも価値を見出して守り続けるのは大変ですが大切なことですね。便利なものに押されて文化が消えていくのが、最近は特に加速しているような気がします。どんどん大事なものを失くしていきそうで。
    本屋さんが減っていくのも寂しいです。現実的なことに追われて、本当の豊かさって何だろうと思いますね。

  • カマンベールに蜂蜜とは。蜂蜜にすべて持っていかれるような気がしますが、口の中ではしっかりチーズの味もしそうですね。
    パンとチーズと蜂蜜なんて絶対に美味しいに決まっています。
    何よりも安いのがいいですね! こちらのデパートのチーズ売り場の一切れなんて、これなら弁当買うわ! というくらいの値段がしますから。
    最近「女の一生」を読み返したのですが、記憶にあったよりもヒロインが悲惨で、男性陣がクズ揃いでした……。幸せな結婚をしたんじゃなかったの(゚Д゚;)

    作者からの返信

    朝吹さん、コメントをありがとうございます。
    そうですね、蜂蜜が強そうな感じがするんですけど、そこら辺の加減が多分上手いのか、チーズの味を引き立てるようでした。
    チーズにジャムや蜂蜜って相性がいいですね。カマンベールはいちごのジャムがいいかなと思います。
    日本では輸入チーズ高いでしょうね。。逆にこちらは日本のものが高級品です笑

    「女の一生」ほんとに男がクズ揃いですね(-_-メ) ジャンヌのわきが甘い気もするんですが、時代とか育ちを考えたらこうなるのかな……

  • こんにちは。
    なんとぜいたくなカマンベール尽くし! 読んでるだけで目に毒でした(^^)
    特に、オーブン焼きにとどめを刺されました。食べたことないのですが、これはぜひとも食べなければ!と思います。
    有名でもない街角カフェでこんなのと巡り会えたら最高ですね。

    作者からの返信

    久里さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    こんなに食べることは滅多にないので書き尽くしてしまいました(^^) 
    オーブン焼きが想像以上の美味しさで、こういうのを街のカフェでさらっと出してくれるところが本場の余裕だなあと思います。旅先で食べるとより美味しさも増しますね^^

  • わわわわわわっ!
    こんなトロトロのカマンベールチーズ、反則です! 特にオーブン焼き! トーストを突っ込んで、そして舐め尽くしたい😋
    柊さんをフランス観光大使に任命します!

    作者からの返信

    風羽さん、コメントありがとうございます。
    ただでさえ美味しいのに、トロトロにするなんて反則ですね!笑
    カマンベールまるごとオーブン焼きは非常に罪深いです。これは自分では作れない……
    観光大使ができるようまた美味しい旅がしたいですね^^

  • 柊圭介さん、こんにちは😊

    カマンベールチーズにほとんど縁のない私ですが、この本場のカマンベールチーズはたまらないですね。
    スーパーで手軽に買えるカマンベールチーズとは全く違うのが伝わってきました。
    濃厚で抜群のとろみの描写にうっとりするほどでした。

    そしてガレット。
    >カリカリのベーコン入りで、おまけに玉ねぎを透明に炒めたものまで入っている。この玉ねぎの甘みがとろけたカマンベールの塩味によく合うのだ。
    うわぁ、めちゃくちゃ美味しそうです😋

    グルメの宝庫と言われるノルマンディーならではの味わい深いグルメとの出会いも旅の醍醐味ですね。

    今回もルーアンの旅の美味しいグルメ、しっかり堪能させていただきました。
    ありがとうございます✨✨

    作者からの返信

    この美のこさん、こんにちは😊 コメントありがとうございます。
    僕自身もカマンベールはほとんど食べることがないんですが、やっぱり本場のものは料理法も含めてとにかく美味しくて。2、3日の間に半年分ぐらい食べたような気がします(笑)
    ガレットもそば粉が強い感じで、すごく香ばしかったです。中に入れる具もパリでは食べたことがない組みあわせで、いろいろ初体験でした。
    美味しいものとの出会いも旅の醍醐味ですね。
    つらつらと並べましたが楽しんで頂けてよかったです。こちらこそありがとうございます!

  • カマンベールのオーブン焼き! あのときの!! 私は、あのときのものも美味しそうだな~と思いましたが、やはり本場の味は絶品なのでしょうね( *´艸`)
    どのカマンベールチーズ料理も、すごく美味しそうで、幸せな気分になるエピソードでした!

    作者からの返信

    一初さん、コメントありがとうございます。
    覚えていてくださいましたか、嬉しいです! 自宅では失敗しちゃったんですけど、今回食べたオーブン焼きはさらに進化したバージョンでした! 本場恐るべしです。
    思い出に食べたもの列挙してしまいましたが、幸せな気分になるなんて素敵なお言葉、ありがとうございます!

  • いいなあ、こうして読ませていただいていると、さぞかしうまいんだろうなあと、羨ましく思います。
    旅先で出会ったうまいものって、一層うまく感じるし、それ以来いつまでも忘れられないものですよね。
    旧市街の桜や藤で味付けされた街の美しさも素晴らしかったし、今度はカマンベールのうまさがつくづく伝わってくるお話でした。
    ごちそうさまでした。

    作者からの返信

    レネさん、コメントありがとうございます。
    以前ほかの地方に行ったときにも感じましたが、旅先の土地で食べるから余計美味しく感じるのでしょうね。カマンベールはどこでも売ってるので知ったつもりでいましたが、ノルマンディーで食べると別格でした。
    旅はやっぱり食べ物の思い出も大きいですよね。ご賞味いただきありがとうございます。

  • もう涎がでています。美味しそう。農家のチーズ、手作りチーズ、本当に美味しそう。そば粉のガレットは、そもそも好きなんです。

    ところで、以前、聞いたことがあるのですが、特産品とは、その地で作るからこそ美味しいとか。というのも、その地の気候、温度、湿度、そういう天然に即した状況で作るからこその味が出ると。だから、真似ても湿度の高い日本の気候では難しいとも。
    ともかく、美味しそうでした。

    作者からの返信

    雨さん、コメントありがとうございます。
    よだれ頂きました!(違う)そば粉のガレットとカマンベール、同じ生まれだから合わないはずないんですよね。衝撃でした。
    産地保護名称とかいう制度があるぐらいなので、その土地で色んな条件を満たしているものだけがそれを名乗れるってことですよね。カマンベールはノルマンディーの気候だからこそ生まれたんでしょうね。

  • 日本のスーパーなどで売っているカマンベールチーズは硬めなのですが、本場のものはもっちりトロトロなんですね!
    私も一時期カマンベールチーズにハマって毎日食べていました。
    トロトロにするには温めればいいのでしょうか?

    作者からの返信

    佐野さん、コメントありがとうございます。
    日本で売ってるのは若いチーズなんですかね。チーズによりけりですが、開封してそのまま冷蔵庫に入れっぱなしだとそこからまた熟して柔らかくなります。(冷蔵庫は臭いますが(^^;)
    弱火のオーブンでゆっくり焼くと中までトロトロになるんじゃないかなと思います。ぜひお試しを!

  • きゃー、なんてことをしてくれるんですか柊さん! カマンベールがまるごとドン!? 絶妙なとろみ加減、カリカリのベーコンとカマンベールのガレットとシードルに、蜂蜜のかかったカマンベールのオーブン焼き!? もう想像してよだれの海に溺れそうです!(汚くてスミマセンw
    この 2,036文字の、本場の本物のカマンベールを称賛する素晴らしいエッセイの所為で、また行きたい場所がひとつ増えてしまったではありませんか。そりゃあもう、南モラヴィアを軽く超えて(笑)
    これまで柊さんはカマンベールは特にお好きではなかったんですね。私は日本のスーパーで買える安ーいカマンベールでも大好物なので、もしそんなところで本場ものを食べたらそのまま昇天するかも……。(*´Д`)

    作者からの返信

    烏丸さん、コメントありがとうございます。わー、楽しんで頂けたようで嬉しいです!この際なので食べたもの全部羅列してしまいまいした。あっ、2036字でしたか!この文字数の中にどれだけカマンベール連呼してるんでしょう(笑)チェコもいつか行ってみたい場所ですけどね。
    チーズそのものがそこまで好きじゃないので、ほとんど食べないんですよね。でも旅のときぐらいは……と思うとすごい発見があるもので。こういうのは幸せな昇天ですから何度でも昇天したいです(笑)

  • ノルマンディーと言えば、私にとってはやはりモネという印象で、柊さんの大聖堂の描写、とても素敵でした。時間での光の当たり方で色合いが変わっていく様が見えるかのようです。エトルタのあの断崖の絵とか、「日の出」もノルマンディー地方でしたものね。

    そして、チーズ!口の中にカマンベールの風味が広がりました。チーズ大好きなのですよねぇ。ハード系もブルーチーズも好きですが、カマンベール♡一番好きかも。チーズと言えば私はワインですが、辛めのシードルも合うのですね。生産地で食べると味がまるで違うものですが、チーズもそんなに違うんだと新鮮な驚きでした。美味しそう〜。
    女の子の描写もとても微笑ましいです。

    作者からの返信

    葵さん、コメントありがとうございます。
    モネの印象は強いですよね。エトルタも「日の出」もノルマンディーで、大聖堂もオルセーに4つ並んでいて。色合いがそれぞれのタイトルにぴったりだなと思ったのを覚えています。なので本物が見られたのは嬉しかったです。

    カマンベール自体ちょっと好みが分かれそうですが、お好きな方意外と多いんですね。自分も半生系が一番好みかも。市場まで行って買うことがないので、ここで本場のカマンベールの洗礼を受けたって感じでした(笑)どこもそうですが、チーズと同じ生産地のお酒がやっぱり合うんでしょうね。

  • おおお……早朝からものすごい飯テロでした(*´◒`*) どう考えてもおいしいやつ!
    やはり本場の名物は違うんでしょうね。カマンベールの食べ方のバリエーションもいろいろで、どれも美味しそうです。

    作者からの返信

    陽澄さん、コメントありがとうございます。
    朝っぱらからこってりで失礼しました笑 カマンベール、そのままでも充分美味しいですが、トロトロはさらに罪な味です……!
    名物を贅沢にアレンジするあたり、本場の余裕ですね。


  • 編集済

    これはいつか我が家も家族でノルマンディに上陸せねばなりますまいな。

    作者からの返信

    叶さん、コメントありがとうございます。
    叶家ノルマンディー上陸作戦、ぜひ立ててください。食べ物ハズレなしです。


  • 編集済

    うわわわ、これはたまりませんね~。
    昨夜の夕食から12時間、起き抜けの飢えた身体が全身でカマンベールチーズを欲しています。チーズ大好きなので、ほんと羨ましいです。
    そば粉のガレット、近くのレストランにもありますが、どんなチーズを使っているのか気にしたことがありません。今度、よく見てみようと思います。
    お口を洗うリンゴ酒のほのかな酸味が〆てくれる絶品グルメエッセイでした~。(^^♪

    作者からの返信

    上月さん、コメントありがとうございます。チーズ好きの方に喜んで頂けると嬉しいですね^^ カマンベール半年分ぐらい食べて来ました。
    普段ガレットに入ってるエメンタールチーズは苦手なので(日本にもあるか不明ですが)、カマンベール入りは最高でした! ぜひシードルもご一緒に(^^♪

  • こんにちは。
    ルーアンはまだ文字でしか知らない町ですが、このお話でますます心惹かれました。
    古い街並みは、たとえ華々しい逸話がなくとも、そこに暮らした人たちの残影が降り積もって存在感を増していくのかなと思いました。
    醜い大人の都合で犠牲になったただの少女、という言葉に愛情を感じます。

    作者からの返信

    久里さんこんにちは。コメントありがとうございます。
    >華々しい逸話がなくとも、そこに暮らした人たちの残影が降り積もって存在感を増していく
    素敵な表現ですね。まさにそうだなあと思います。
    ジャンヌ・ダルクは英雄であると同時に、大人の犠牲になった少女という両面を感じるんですが、ここでは特に後者の最期を見た気がしました。

  • 念願の旅が実現したのですね✨フランスってパリ以外にも魅力的な場所がいくらでもありますね~!!暖かくなってきた頃の旅、良いですね~!札幌はまだ寒いので羨ましいですが、明日は晴れるらしいです^^ 旅はやっぱり良いですね💛

    作者からの返信

    神原さん、コメントありがとうございます。
    念願の✨ってちょっと大袈裟に言ってしまいましたが、ずっと行きたかったのでやっと叶ったって感じです。ノルマンディーは行きやすい距離なので小旅行にいいですね。
    この時だけすごく気温が上がって晴れました!今は冬の気温に戻っちゃって…本格的な春が待ち遠しいですね^^

  • 僕も古い町並みに佇むのが好きです。時を経てきたものたちは、確かに何かを伝えてくれる。囁いているように感じますよね。
    ジャンヌ・ダルクに関しては、もっと歴史や宗教について学ばないと語れませんが、でも、なんというのでしょう。どんな理由があれど、苦しみながら死んでいく人の姿を見て、溜飲を下げたり喜んでしまう人間という存在の浅ましさ。処刑は、民衆の娯楽としても機能して。僕らには、濃淡はあれそんな血が流れている。

    知るたびに立ち止まり、悩み苦しみ吐き出しながら進むしかない。何よりも、無知無関心こそが世界を壊している。
    柊文学は、今日も僕の世界を一歩進めてくれました。ありがとうございます!

    作者からの返信

    呪文堂さん、コメントありがとうございます。
    囁いているって素敵な表現ですね。本当にそう思います。こういう街並みを誇りを持って守っている感じがすごく好きでした。
    自分も詳しくはないのですが、彼女は大人の色んなドロドロしたものを全部背負って焼かれたように感じます。処刑が民衆の娯楽だったころから、今の自分たちがどれほど変わってるんだろうと思いますね。
    >無知無関心こそが世界を壊している。
    そこに行き着きますね。いつも力強い言葉をいただいて、書きながら励まされています。本当にありがとうございます!


  • 編集済

    柊さん、こんにちは。
    ヨーロッパに桜はないと思っていたので、パリで桜を見た時にはびっくり。なんでも20世紀に日本人実業家が寄贈したとか。ええっ、ルーアンもですか。いつからなのでしょう。おー、ジャパネスク、じわじわとすごいね。
    さて、文章さいごの「ただの田舎の少女ら見えた」のところ。難しいところを耐えて、よくそういう閉め(おち?)にできたものだなぁと思いつつ、ある絵が浮かんできて、ちょっと休憩するくらい感動。私の大好きな画家にJules Bsatien-Lepage(ジュールですよ!)がいて、モネより若いのですが、技巧は新古典派、写実ですがミレーよりは明るく、人物を描きますがルノワールより緻密、でも、36歳で癌で死亡。なんて残念。
    このルパージュはジャンヌ・ダルクと同じロレーヌ出身。彼が31歳の時に描いたのが「ジャンヌ・ダルク」(メトロポリタン所蔵)、このジャンヌは鎧なんかつけていないただの村娘。両親の荒れた庭に出て、貧しいだらんとした身なりで、初めて神の声を聞いて、「えっ、これは何?」という表情をしている絵。
    ロレーヌの英雄をただの村娘に描いたルパージュ、ただの田舎の少女に見えたと書いた柊さん、ふたつをつなげている私。文章や絵画の楽しみはここにありです。ありがとうございます。

    作者からの返信

    九月さん、コメントありがとうございます。
    フランスの桜、色が濃くてたっぷりしていてけっこう好きです。日本の繊細な桜よりこちらの方がヨーロッパの景色には合っているかなと思います。
    文章の最後、また自分の印象でしめてしまいました。これOKですかね。それで思い出してくださったという「声を聴くジャンヌ」見てみました。背景から家や衣装まで、写実的ですね。裾の汚れ具合とか、生活を感じます。本来はきっとこんな田舎の娘だったんでしょうね。
    九月さんは「裁かるるジャンヌ」という白黒映画をご存じでしょうか。子どもの頃に見てトラウマ級に怖かったです。
    でもジャンヌがフランス人にとってすごく英雄的な存在だってことはどこに行っても感じますし、両面があいまっての聖女像なのかな、とも思いますね。

  • 歴史的な重大な事があった場所なのですね。時代と共に雰囲気は変わっていっても、残された物があって、そこから当時を見て下さる人もいて伝えて下さる人もいる。
    大切な事だと思います。

    柊さんのレビューやエッセイは、元々あまり興味がなかった事に対してとても興味を惹きつけられる事が多いです。
    今回も早速図書館でジャンヌダルクの本を借りてきました。
    こうして無知な風羽は少しずつ賢くなっていくのです。感謝!

    作者からの返信

    風羽さん、コメントありがとうございます。
    魔女裁判に火あぶりの刑なんて中世のフィクションのように思えるんですが、実際にそれが行われた場所だと思うと生々しくその光景が浮かんでくるようでした。広場の雰囲気は様変わりしても、象徴として大切に残されるのだと思います。

    僕は自分の興味のある事しか書けないんですが、そこに関心を持って頂けるのは光栄なことです。図書館まで行って来られたなんて、そんなお話を聞くとああ書いてよかったって思えます。こちらこそ感謝です!


  • 編集済

    柊さん、これ素晴らしいと思う箇所を書き連ねていたらとてもとても書ききれないですよ。
    旧市街、石畳、桜の花びらに藤の花、ジャンヌダルク、どれもが見事な協奏曲を奏でるかのように文章にハマっていて、もう本当に見事です。
    以前の柊さんの作品も素晴らしいものはたくさんあるけど、時々かたさみたいなものを感じる時があったのですが、今回のは特にすごく自然で、一つひとつの要素もすごく綺麗に文章の中におさまっている。
    いや、参りました。いい素材を、実にうまく料理したという感じですね。
    とても良かったです。
    偉そうなことを書いてしまいました。
    失礼しました。

    作者からの返信

    レネさん、コメントありがとうございます。
    そんな風に言ってくださるとすごくほっとします。頑張って言葉にした甲斐がありました!
    素晴らしい風景を見てくると、自分の言葉が足りないなと思ったりするものです。でもせっかくこういう場があるのだから、ちょっとでも読んでくださる方に伝わるといいなと思ってます。
    僕は多分書いてると段々かたくなってくるみたいですね。あんまり考えすぎないように気をつけてるんですけど。レネさんのエッセイのように自然体で心の中にすっと入ってくるような文章がいいなあと思っています。だから褒めて頂けてすごく嬉しいです。ありがとうございます!

  • 柊圭介さん、こんにちは😊

    石畳と木組みの家と聞いただけで中世ヨーロッパを思い起こさせなんだかワクワクします。

    >この街並みをそのままお菓子箱にしてみたい。
    ルーアンの木組みの家は塩キャラメルあたりが似合いそうだ。
    そう仰る柊さんのメルヘンチックな言葉に心がときめきます。

    さらには、
    >まるで石畳の上に桜の絨毯を敷いたようであった。
    木組みの家と藤の花もまた相性がいい。漆喰の壁を這い上がるように伸びた藤の枝が、ふさふさとした豊かな花をたっぷりとさかせているところ……。
    もうこの光景を想像しただけで、心が浮き立ちます。

    そんな中で、ジャンヌ・ダルクの処刑は、心がえぐられるようで想像を絶します。
    陰と陽が混ざり合う広場の十字架が生々しく語りかけてくるようです。


    作者からの返信

    この美のこさん、こんにちは😊 コメントありがとうございます。
    中世の景色がそのまま残ってるみたいな通りもあって、すごく目の保養になりました。
    木組みの家といってもアルザスのはメルヘンで、ノルマンディーのは渋いって感じです。甘いものが似合いそうなのは同じですが(笑)
    日本はもう桜が終わったでしょうか。この時はパリはもうだいぶ散っていたので、ルーアンで満開が見られたのはラッキーでした。藤の色もよく建物に似合っています。
    ここへきてやはりジャンヌ・ダルクは避けられませんね。
    >陰と陽が混ざり合う広場
    まさにそんな感じがしました。十字架と立て札を見ていると当時の光景が浮かんでくるようでした。

  • キャンディーと塩キャラメルの喩え、分かりやすいですね。
    行ったことはないけれど、柊さんの描写に雰囲気が伝わりました。
    ジャンヌ・ダルク、後世に名が残る異端者であり聖者。
    火あぶりの刑に至る罪がキリストと重なります。
    「ベージュや薄ピンクベースの漆喰」この描写で思い出しました。
    彼女の焼け残った心臓は綺麗な薄ピンク色だったこと。遺灰はセーヌ川に……。
    ああ、一人の少女の死を悼み時間をありがとうございました。

    作者からの返信

    ハナスさん、コメントありがとうございます。
    木組みの家ってちょっとお菓子の箱みたいでかわいいですよね。雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです。
    広場の明るい雰囲気からはとてもあんな凄惨な刑が行われたとは思えません。でも「火刑台」という立て札が妙に現実的で。心臓の色や遺灰のことなど、胸が詰まってきますね。
    最後はちょっと暗くなりましたが、優しいお言葉をありがとうございます。

  • ヨーロッパは中世時代の建造物が綺麗な状態で残っているのがすごいですよね。地震の少ない土地ということもあるんでしょうけど、建物の補修や景観の保全など努力も大きいでしょうね。
    歴史を感じる街並みに花々、素敵だろうなぁ(*´ー`*)

    ジャンヌ・ダルクの最期は、想像するだけで気分が塞ぎますね。どんな心境で焼かれていったんだろう……

    作者からの返信

    陽澄さん、コメントありがとうございます。
    地震がない土地ってそれだけですごく幸運なんだろうな、と日本のニュースを見て思います。あと昔からの景観を守ろうとする雰囲気は、どの街でも感じますね。お金も労力も大変だと思いますが。

    広場は十字架が象徴的でした。ここだと思うとやたら現実的に絵が浮かんで、何とも言えない気分になりました。

  • キャンディに喩えた、街の様子とか。その他、数え上げたらキリがないほど。エッセイでこんなにも描写が美しいなんて、すごく勉強になります。

    作者からの返信

    雨さん、コメントありがとうございます。
    勉強になるなんて畏れ多いです。自分がしっくりくる書き方をいつも探しているので、そういう部分を拾って頂けてとても嬉しいです。光栄です。


  • 編集済

    拙宅も木の家ですが、施工してくれた工務店によると、通風を大事にしてあるので結露が出来ず、結果的に長持ちするのだそうで、そういえばと種々思い当たります。貴国にもそんな伝統があったことは意外な感じがします。
    それに、なぜか日本のものと思いこんでいた藤の花との取り合わせの妙……。
    世界的な史跡でエスケープゲーム……それを認める鷹揚な風土を感じました。

    作者からの返信

    上月さん、コメントありがとうございます。
    きっとその土地の気候に合わせた家づくりがされてるんでしょうね。木組みの家はほかの地方でも見かけますが、南仏にはないので、雨が降りやすいところに多いのかなと思います。
    藤の花、けっこう咲いてます!期間が短いですけど目の保養ですよね。
    幽閉されていた塔は中世のお城の残りだそうですが、エスケープゲームOKなんだ……と妙に感心しました(^^;

  • ルーアン。ジャンヌ・ダルク火炙りの地。そうか、モーパッサン先生の処女作にして最高傑作たる『脂肪のかたまり』は、ルーアンから始まりましたね。この二つは吐き気を及ぼすような人間の愚かさ、浅ましさで重なるようにも思えてきました。ルーアン大聖堂の尖塔が、胸を抉る穂先にも見えそうです。
    でも同時に。蒼穹に真っ直ぐ伸びる尖塔は、道を示しているようにも見える。

    愚かで穢らわしい 人間どもよ
    だが諦めることなく 進め


    魂の揺さぶりが伝わるような手記。とても惹き込まれました!

    作者からの返信

    呪文堂さん、コメントありがとうございます。
    ルーアン=ジャンヌ・ダルクの火刑というイメージは強いですよね。「脂肪のかたまり」もまさにここからで。この二つを重ねると、なるほど人間のエゴとか愚かさにたどり着きますね。
    大聖堂の尖塔が抉るようにも指し示すようにも見える、というところも感性の鋭いご意見だなと思いました。
    どちらになるのかは人間の行いにかかっている、ということでしょうか……。

  • リドリー・スコット監督「最後の決闘裁判」中に、建設中のパリの大聖堂が映るのですが(1386年)、周囲はまだ何にもなくて、半分まだ森の名残りがあって、泥地に掘っ立て小屋みたいな家を建てて人が住んでいました。ルーアンもそう大差ないと思います。そんな頃からあんな巨大なものを創り始めているのはただただ圧巻です。

    作者からの返信

    朝吹さん、コメントありがとうございます。
    そうですね、まだそんな風景の頃ですよね。当時の生活のレベルと聖堂の建築のレベルがなんかこう、ギャップがありすぎて。つぎ込むところには徹底的につぎ込むって感じですね。宗教の力がどれほどだったかと思わされます。

  • セーヌの古本屋を守れへの応援コメント

    ブキニスト、早速画像検索しました。
    ほうほう、露天商ってことですか。面白いですね!

    立ち退きを撤回したのがすごいです。日本だとそのまま流されてしまいそう。
    市民の声がちゃんと反映されるのは良いですね~

    作者からの返信

    陽咲乃さん、コメントありがとうございます!
    露天商って言葉がぴったりですね。かなり天気に左右される仕事だと思います。
    お上に少しずつ流されて許してしまうことが一番怖いことだと思います。ブキニストの話題は些細なようですが、こういうレベルからでもしっかり市民の意思を伝えなければいけないのでしょうね。

  • 柊さん、こんにちは。
    旅はノルマンディーでしたか。探しものはなんですか。
    数年前の夕方、ルーアン大聖堂を見かけられた時、「ああ、あそこがルーアンか」と思われたのですよね。あれがモーパッサンのルーアンか、でしょうか。
    去年の冬、柊さんの「モーパッサンはお好き?」に出会いました。かなり前に書かれたものが多く、わたしがそこを訪れた時は、キャンディ屋に子供がひとり状態。子供はキャンディをほおばり、おいしくて夢中になりました。柊さんが映像があるよと教えてくださったで、以来、論評を読んで、映像を見て、大先生の全文を読んだりもして、感想を書く、が習慣になりました。時には不思議なエネルギーをいただいて自分でも短編を書いちゃいました。私のは勢いで書いた迷作。(笑)
    ルーアンは「脂肪の塊」の出発点、「マドモアゼル・フィフイ」の若い神父の教会でしたよね。映画では、教会の前に「愛国者ジャンヌ・ダルク」の碑がありました。このふたつの作品は「ニックネーム、娼婦、プロイセン将校」と似ているのに、ストーリーは逆。42歳という人生でしたが、短編は300以上。
    ノルマンディーといっても、彼が尊敬してやまないフロベールはルーアン生まれですが、自身は地方ですよね。田舎を題材にした小説もいくつもあります。あの太って飲み屋のおじさんが、こわい妻に命じられて身体でひなを返すなんていう話がありましたよね。映像にあった屋根が三角形の鳥小屋や農家、今でもあるのでしょうか。それから、「ミス・ハリエット」の哀しい恋がありました。あの風景描写は天才の技。何でもできちゃう先生です。
    柊さんはあんな田舎の家を見たり、ハリエットが見た海にも行かれたのでしょうか。

    今回のタイトルは「百の鐘が鳴る街」ですよね。私は「百塔の町」プラハには行ったことがありますが、鐘は鳴りませんでした。
    百の鐘がいっぺんになったら、街が音に包まれて、どんなことになるのでしょうか。
    今、これを書きながら、去年の冬を思いだし、なんて贅沢で、楽しい時間だったのだろうと思っています。今さらですが、髭の大先生とパリの若先生に感謝です。

    作者からの返信

    九月さん、コメントありがとうございます。
    あまり遠出をしないでパリ脱出というと、ノルマンディーがすごく便利です。時間をかけずに雰囲気がガラッと変わるので、数日間の気分転換にはもってこいじゃないでしょうか。

    >あれがモーパッサンのルーアンか
    鋭いですね。先生の作品にはよくルーアンが登場します。なんとなく「脂肪のかたまり」の名残りをイメージしてきたのですが、季節が違うからかそこらへんは全く感じませんでした(笑)旧市街のほかは現代的なので。
    フローベールの博物館もあったんですが、今回は行きませんでした。文学館ではなく医学館のようです。
    「ミス・ハリエット」の舞台のエトルタは、以前「海峡の風・ゾウの鼻」の回に書きました(目次が見づらくてすみません)。「女の一生」の舞台も海の方なので、その近辺へ行ったんです。冒頭に書いた海に行った帰りとはその時のことです。

    プラハの別名も素敵ですね。鐘の音は意外と大きくてそこら中に響くんですが、不思議な鎮静作用がありますよね。
    こちらこそ、九月さんに頂く細やかな考察に気づかされることが多かったです。改めてお礼申し上げます。

  • 良き旅ですね♪
    横顔を見ただけで憧れたその人に会いにいくって素敵。その素敵な旅を柊調に紹介して下さって、私もその大聖堂を見ている気分!
    憧れの人の色んな表情を見れて、色んな表情を知る事で、特別な人になりそうですね。
    続きも楽しみにしています!

    作者からの返信

    風羽さん、コメントありがとうございます。
    車の窓から見た光景って一瞬の横顔って感じですよね。そういう場所って期待が膨らんでしまうものですが、ルーアンはその期待に応えてくれる街でした!
    やっと本物が見られたという嬉しさはやっぱり特別ですね。続きも楽しんで頂けたらなによりです。

  • 柊木さま

    ルーアン大聖堂がいつか行ってみたい場所になりました。
    フランスは、なぜか行ったことがなくて。友人がひとりいるのですが、彼女にも会いたいと思っています。

    作者からの返信

    雨さん、コメントありがとうございます。
    行ってみたくなるって、書き手として本当に嬉しいです。お友達がいらっしゃるならぜひ。特に地方は目の保養になるのでいいですよね。

  • この大聖堂の絵、見たことあると思い、今モネの画集を出してきたところ、かろうじてありました。一枚だけ。
    でも、私は柊さんが撮った本物の方が迫力があっていいなあ。
    今回も、柊さんの大聖堂の比喩など、読んでいてう〜ん、と唸ってしまうような表現が多々あり、とても素敵なエッセイだと感じました。
    こんな心地よい柊さんの案内でルーアンを旅する気持ちになれるのは幸運なことです。
    先を楽しみにしております。

    作者からの返信

    レネさん、コメントありがとうございます。
    どこかで見たことある、という絵ですよね。かなりの数の連作みたいで、同じ角度ですが時間帯や天気で色味が違うのが面白いです。
    モネの絵だとちょっとぼやけて見えるんじゃないでしょうか。曇りの日の絵だと迫力より哀愁を感じますよね。この大聖堂の正面をどう喩えたものかと言葉を探すのに迷いました。なのでそう言ってくださるととても嬉しいです。
    こちらこそお付き合いいただき、ありがとうございます。

  • 近況ノートの写真を見ました。
    とても荘厳な建物ですね。
    古い建築物のようですが、観光客は中に入れるのでしょうか?

    作者からの返信

    佐野さん、コメントありがとうございます。
    存在感が圧倒的ですね。
    中にも入れます!つくりは一般的なゴシックの聖堂と同じですがとにかく広いです。傷んだ石像が並んでいたのが印象的でした。歴史の古さを感じます。

  • 柊圭介さん、おはようございます😊

    写真も見させて頂きましたが、もう外観だけで圧倒されますね。
    フランスの教会の中でも一番高いのが頷けます。
    さらに尖塔の色をオリジナルの青緑色に塗り直すための修繕中に遭遇とは。
    それを残念と思いながらも、尖塔の足場にいる職人の気持ちに思いを馳せてみるのも面白いですね。

    >細かいレース編みにレース編みを重ねたような立体感がある。精巧な飴細工のようでもある。
    この表現が絶妙だなと思いました。

    >まるで横顔を見ただけの憧れの人みたいに心に残ってしまったのだ。
    そんな思い入れのあるルーアンの旅、「百の鐘が鳴る街」と聞いただけで、厳かであり、心も踊るようです。
    一緒に楽しませて頂けて嬉しいです(#^.^#)

    作者からの返信

    この美のこさん、こちらにもコメントありがとうございます。
    以前に正面の改修工事をしてきれいに洗ったそうで、白い外観が蘇っていました。なのでひとつひとつの彫刻が余計くっきりと見えてすごかったです。
    最初は尖塔が覆われている(写真でも分かるように)のが残念だなとしか思っていなかったんです。でもそこに人がいるのが見えたとき、急に現実感が出たというか。昔の人もあそこまで足場を組んで造ったんだと思うとすごいエネルギーだと思いますね。それを継承するのは大変だけど誇りもあるのだろうな、とか。
    こういった場所を形容するのは難しいですが、感じ取って下さって嬉しいです。お付き合い下さり、ありがとうございます。

  • >まるで横顔を見ただけの憧れの人みたいに心に残ってしまったのだ。
    この一文がすごく素敵です!

    私もルーアンといえばジャンヌ・ダルクのイメージでした。
    が、そんな素敵な街なのですね。目に浮かぶようです。
    旅日記の続きが楽しみです!

    作者からの返信

    陽澄さん、コメントありがとうございます。
    この例えで気持ちを分かって下さって嬉しいです!

    ルーアンと聞くとまずジャンヌ・ダルクですよね。でも見どころが多くて色んな魅力がありました。あとでそこにも触れてみたいと思います。楽しんで頂けたら幸いです!


  • 編集済

    そういえばフランボワイヤンてそういう意味でしたよね! トレーサリーとして見ているばかりで気に留めたことなかったです。ありがとうございます。
    中世研究の友人が、教会区画の密集しているところは狭いところにたくさんあるといっていましたが、ルーアンみたいなところなのかしら。いってみたいです。

    作者からの返信

    佐倉さん、コメントありがとうございます。
    炎の形だといわれると確かにそう感じますよね。ゴシック・フランボワイヤンは個人的に好きなので、ここまで極めてあると拍手です。おそれいりました。
    ご友人の仰ることはまさにルーアンに当てはまりそうですね。旧市街はとても小さいので密集感があります。


  • 編集済

    「百の鐘が鳴る街」ルーアンの魅力が惹き出される、すばらしい玉稿ですね。
    いつもながら、一度も行ったことがない、そして生涯行く機会がないにちがいない御地の風景が活き活きと眼前に迫って来ます。
    細かいレース編みにレース編みを重ねたような立体感 ← 素適な表現!!
    名ナビゲートを楽しみに拝読させていただきます。

    作者からの返信

    上月さん、コメントありがとうございます。
    ルーアンのキャッチコピー(?)素敵ですよね。そして本当にその通りでした。
    大聖堂は思っていたよりもずっと圧倒的で、とにかく彫刻がものすごいのです。後で知ったんですが、石のレースといわれるそうです。ああやっぱりみんなそう感じるんだな、と納得しましたね。

  • こんにちは。
    柊さんの紀行文や散策にまつわる文章、いつもとても素敵です。視点と感性の賜物ですね。ドキドキの山道と新鮮な野菜、隠修道士の佇まい、ラベンダーを見ながらゆったりとした時を過ごすさまが目前に広がり、こちらも楽しませて頂きました。
    コメント欄を拝読しましたら、毎年訪れているようですね。お気に入りのバカンス先になったのですね。

    作者からの返信

    葵さん、こんにちは。4話続けてお読みくださり、嬉しいコメントをありがとうございます。
    これを書いたときが初めての滞在だったので、自分にとっては何もかもが新鮮でした。やっぱりこういう場所で過ごすのと街をちょっと旅行するのとは全然違いますね。現実から切り離されるような、澄んだ気分になるというか。
    オーナーのご夫婦がとても感じがよく、居心地がいいので何回もお世話になっています。また行きます笑


  • 編集済

    掌編・雨の夜への応援コメント

    やっぱり、上手……文章が上質です……
    それ以上なにも言えないです……感嘆しちゃいました

    作者からの返信

    伊矢祖さん、コメントありがとうございます。
    なんとも光栄なお言葉、恐縮です。そのひと言がとても励みになります。感謝ですm(__)m

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    愛のあるお話、ほっこりしました。ケロスケさん、とても繊細で感受性豊かだから、相手のお話から情景も感情もすべてありありと受け取ってしまうのでしょうね。一緒にチーン・・・ってなってしまうの、想像つきます。ジャンピーさんもシェアさせてしまっているのもちゃんと気付いていて、でも話しながら多少は軽くなっているように見えます。

    ケロスケさんに話して、それから他の友人にも話せて、良い流れになっているのだと思いますよ!最後にお肉を食べて明るくなるのも良きです💛

    作者からの返信

    神原さん、コメントありがとうございます。
    同居している人間だと顔色とか声色とかでなんか分かってくるものですよね。それにつられて一緒にチーン、ってありがちなことかも……あまり精神衛生上はよろしくないですが。ユリナさんなんかどうされてるんでしょうか。とても明るいイメージがあるので気遣いながらも引きずられずに励ますことができそうに思えますよ^^
    アドバイスなら友人ぐらいの距離の人がいいのかも知れませんね。なんだかんだ言って食べることができるのは健康な印だと思います💛

  • 雪のモンマルトルへの応援コメント

    モンマルトルの丘と美術館、検索しながらエッセイを拝見しました。
    朝から、日本にいながら旅行気分に浸れました。
    ありがとうございます!(*'ω'*)

    作者からの返信

    陽咲乃さん、コメントありがとうございます。
    検索しながら丁寧に読んで下さったんですね。少しでも旅行気分を味わって頂ければ嬉しいです。こちらこそありがとうございます!

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    全体に優しさがにじみ出る、温かなお話です♡
    「彼にはただ聞いてくれる人が必要なだけ」これが正解なんだろうなと思います。
    「女性には解決策ではなく共感が必要」と心理学の本で読んだことがありますが、女性にも解決策が必要なように、男性にも共感が必要なんですよね。職場で話してる時、私は共感だけでなく解決策を考えて出すことが多いし、家族相手だと、やっぱり仕事の解決策は出せなくてただ話を聞くだけになります。ケロスケさんみたいに丁寧なやり取りはしません。適当に「ふーん」って感じですが、家族もそれでいいみたいです(笑)
    私は「たいていの悩みは時間が解決してくれる」と思ってますが、いつどうやって解決するかはケースバイケース。すぐに気持ちが晴れたように見えなくても、ケロスケさんの存在は静かに、着実にジャンピーさんの心を軽くしてくれてると思いました^^

    作者からの返信

    黒須さん、コメントありがとうございます。
    下手したらこの掌編自体が愚痴っぽいのではと思ったのですが、そう言って頂けてよかった^^
    男女で多少は思考回路が違うのはあると思いますが、共感を求めているのか助言が欲しいのかは人それぞれですね。
    悩みを話すようでいても、もうすでに自分で答えが出てて、相手に後押しして欲しいだけだったり。その見極めは難しいんですけど。
    時間が解決してくれることも大いにありますね。
    スポンジにならないで自然に気持ちを軽くできれば一番ですね^^

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    柊さん、うまいなぁ。
    これから私の感想を書きますが、上から目線だとか思わないでね。
    最初に思ったのは、「わぁ、文章がうまくなっている」!
    もともと超うまいお方ですけれど、もっと上の階段を上がっていっていて、そのうちに名人の域に到達するんじゃないですか。こわっ。でも、技は遠く離れても、心は庶民派のままでいてくださいね。我らがケロスケちゃん。
    文体って、文章のかたちなのではなくて、書き手の人柄、個性だということですが、まさにそれだなぁと思いました。
    外の風景、心理描写など、文章の匠ですが、肝心なところは「おもいやり」ですよね。柊さんの文章にはテクニックだけではなく、心があるからすごく惹かれます。
    それにしても、パートナーをモデルにした時、一段と筆が冴え、魅力が光りますよね。心の中で悪たれをつくところも、すごく好き。
    このエッセイ集の中でも、パートナーの髪を切った話、たばこを吸いながら窓から通る人を眺めている話、ラーメンが食べたいと言った話、肺炎になった話がすぐに思いだされます。どれもとても印象的。
    そして、今回。今回はその中でも白眉。

    さいごに、特に大好きだった箇所をあげてみようかしら。
    --電話を切ったあとは、夜中の雨がより翳るように見えた。
    --相手の負の感情をたっぷりと吸い込んだスポンジは、どこで絞ればいいのだろうか。
    --だから黙って拝聴する。心の湿度が増していくのを感じながら。

    ここのところ、何度も考えましたか?
    大成功で、私が審査員なら、短編大賞です。
    外は雨かもしれないけど、こういう作品ができた日は、爽快でしょうね。拍手。

    作者からの返信

    九月さん、コメントありがとうございます。
    上から目線だとは感じませんよ。こんなにも褒めて頂けるとは、とても勇気づけられるし純粋にありがたくて嬉しいです。
    そもそも技術というものがないですから、思ったことをどれだけ忠実に言葉にできるかばかり考えています。毎日なにかを書き続けるというのができないので、しばらく時間が空くと下手になっているのでは、と心配になります。書いて鍛えなければならない、という言葉もよく目にしますし。
    なのでコメントを頂いて気持ちが軽くなりました。
    同居人をモデルにした話は妙な現実味が出てしまうかも知れませんね。挙げられたエピソードを見てこんなに書いていたのかと気づきました。それにしてもこうして覚えていて下さってるのに感激します。
    すらすら書くと粗があってひどいので、もっと相応しい言葉を探すのに少し時間がかかります。挙げてくださった箇所もところどころ直したと思います。だからこんなに丁寧に読み込んで頂けると書いた甲斐があって本当に嬉しいです。

    実は今日から休暇をもらって、少しだけパリを出ます。これから晴れるようなので楽しみたいです。またそれが書けたらいいなと思います。

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    声だけで何かあったなと分かるのは結びつきが深いからですね。
    「相手がどんよりしている時は自分もそれ以上にどんよりすると相手のどんよりが軽減される」というのを訊いたことがあって、実践しています。効果あるような気がしています。スポンジのお話と共通するものがあるなと思いました。
    しとるがな、の突っ込みに笑ってしまいましたw
    友人の一言に嫉妬する気持ち、分かりすぎて。でもケロスケさんがスポンジになって先に軽くしておいたから元気になれたんじゃないかなあ~。

    作者からの返信

    橋本さん、コメントありがとうございます。
    経験値というのか、長くなると相手の状態が分かりやすくなるような。これはお互いですけど。
    「相手がどんよりしている時は自分もそれ以上にどんよりすると相手のどんよりが軽減される」
    実践されてるの笑ってしまいました。効果ありますか。僕らがやるとどんよりのマウント取り合いになりそうなんですよね。果てしなく落ちてゆく。。
    他人にいいとこ取りされるとムッとしますよね。でも先に下地を作ったのだと思えば納得です。優しいお言葉ありがとうございます。

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    聞いてあげることしかできないこと、ありますよね。でも聞く方に色々溜まってしまった分は、どうすりゃいいんでしょうか。自分のことじゃないのに悩んで悩んで、そういう時に限って翌日愚痴った本人は自己解決してるのよ。

    作者からの返信

    母猫さん、コメントありがとうございます。
    自分で解決できないから余計たまってしまう気がします。逃がしどころがないんですよね。
    解決したらしたで、安心するけど取り越し苦労させられたような笑
    どっちにしろ吐き出せる人の方が健康的だと思います。

  • 印象・日の出への応援コメント

    先日の出張でコニャック・ジェイ似合ったのですが、あそこでも女流の絵を特集していたかも……ロンドンのテートと記憶が混ざってしまっていたらごめんなさい。
    人々の感性って、時代と共に変わるところもあれば、共通するところもありますが、言葉による表現でやっと気がつく自分の感性もあります。印象、もそうかな、と思いました。

    作者からの返信

    佐倉さん、コメントありがとうございます。
    コニャックジェイ、建物全体が美術館って感じですよね。18世紀や19世紀の特別展もやっていそう。お忙しい出張でも美術に触れる時間を取られるの素敵です。
    残っていく作品には時代を超えて惹き付ける何かがありますね。それが言葉にされることでより腑に落ちる、という部分も大いにあるでしょうね。

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    こんにちは。
    弱ったときに泣き言をいちばん聞いてほしい相手が、ほかのだれでもなくケロスケさんだったということですね。
    ジャンピーさんの心が晴れて、ケロスケさんのスポンジを重たくしていたものも次第に消えていく、、週末がふたりをおだやかに包んでくれますように!

    作者からの返信

    久里さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    つらい時に泣きごとが言えるのはそれだけ近いってことですよね。ケロスケも無意識のうちに相手をスポンジにしているかも知れないし。。
    相手の心が晴れるのが一番速乾性があるようです。優しいお言葉をありがとうございます!

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    ケロスケは優しいな〜。
    分かり合っているお二人の関係が素敵です。
    暖かな春の足音はすぐそこまで来てますね🌸

    作者からの返信

    風羽さん、コメントありがとうございます。
    優しいのでしょうかね笑 
    難しい時間をどうやり過ごすかって、お互いをどれぐらい分かっているかが試されているみたいです。
    だいぶ気温も上がってきたので、もうすぐ太陽が出てくれるのを期待しています!

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    柊圭介さん、こんにちは😊

    出張中の同居人さんの電話の声に元気がなく、人間関係で悩んでいると聞くと、ケロスケさんの心まで沈んできますよね。
    それでなくてもずっと長雨が続いて気分も落ち込みぎみ。

    同居人さんの性格を十分知ってるだけに、気にするなよと笑い飛ばすこともできず、そんな愚痴は聞きたくないとも言えないケロスケさんの気持ちもよく分かります。
    話を黙ってちゃんと聞いてあげるケロスケさん。
    それで同居人さんは救われていると思います。

    >ケロスケの不安をよそに、帰宅したジャンピーは思いのほかさっぱりした顔をしていた。友人にかけられたひと言で心が軽くなったそうだ。
    それが面白くなく他人にお株を取られると嫉妬するケロスケさんの気持ち、痛いほどわかります。
    私も同じ立場だったらそう思っちゃいます( ´艸`)
    何なのよ、こっちだって心配してたのに損しちゃった!……みたいに。

    だけどね、ハンバーガーとフライドポテトをそれぞれ担当しながら一緒に作って、手をべとべとにして笑いながら食べたなら、もう心のスポンジも乾いてるはず。
    ケロスケさんとジャンピーさんはとってもいい関係性だなって私は思うな。

     

    作者からの返信

    この美のこさん、こんにちは😊コメントありがとうございます。
    家族とか同居している間柄って、よく知っているから余計に言いすぎたり、逆に言えなくなったりしますね。もっと距離のある友達なんかだと無責任に言えて、かえってそれが役に立ったりして。そうすると同居している身としてはあまり面白くないのですが、背負い込むことは結局自分にも相手にも意味がないのかな、と思います。
    料理って理屈じゃなくエネルギーを与えてくれるものですね。ハンバーガーみたいに手で食べるものは特にそんな感じがして。色々ありますがいい関係と言っていただけたらケロスケも安心します^^ 温かいお言葉ありがとうございます。

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    ケロスケさんの配慮の深さも皆様のコメントも拝読していて勉強になりました。
    感受性が強いと相手の陰にも影響されちゃいますよね。その感受性を理解してくれる=相手も感受性の強い人だったりしますし。
    私、育った家庭で色々気を遣って疲れたので、配偶者には「何を言っても許してくれる人」を選んでしまいました。だから一通り聞いてあげた後は自分の意見を言っちゃってます笑。
    でも「代わりにあなたも言いたい事言ってね」っていうスタンスで、相手に意見するのが苦手だった彼も言うようになりましたね(向こうは気を遣いながらだけど笑)。
    相手を愚痴のゴミ箱にしないというのは子供にも教えてます。私が子供時代その役で辛かったので。ケロスケさんに無理し過ぎないでねと伝えてくださいね(*´-`)

    作者からの返信

    葵さん、コメントありがとうございます。
    悩んでいる本人よりも聞いている方が重荷を倍増させてしまうことってありますね。それを感じ取った本人は話したことを後悔したりして。よくある光景です。いい意味での鈍感さって必要じゃないかと思います。
    ご家庭の様子がとても風通しのよい雰囲気でいいなと思いました。何を言っても許してくれるという安心感は大事ですね。ご主人も話すのが苦手でも溜めこむよりはいいです。
    美味しいものを食べて元気になれるうちは大丈夫ですね!


  • 編集済

    掌編・雨の夜への応援コメント

    何ともいい話ですね。
    確かに2人で背負えば重荷は軽くなるかというとそう単純なものではないですよね。
    私は相手の妻の話を聞き、相槌を打ち、心配はしますけど、重荷は背負わないようにしています。
    相手の顔は見えなくても相槌を打ちながら横に並んで同じ方を見ているのです。
    無責任ですけど、つまらないアドバイスができない以上、相手と並んで座っていても、向き合っているのとあまり変わりません。
    そうしないと、私の場合は、自分が潰れそうになるんです。
    それに、相手も「他に愚痴言う人いないから、ごめんね」と言ってくれますし。
    ただ、私は30年間妻に愚痴ばかり言ってきたので、私はこれからはそう言うことを言うまいと決心しています。
    ついつい自分のことばかりになってしまって申し訳ありませんでした。

    作者からの返信

    レネさん、コメントありがとうございます。
    少し重たいので掌編にしてごまかしましたが、いい話なんて言って下さって恐縮です。僕自身もこのところ仕事が増えたりして気持ちにゆとりがなくて、だから余計に重荷に感じてしまうのかもしれません。
    奥様も決して助言を求めているのではなくて、聞いて欲しいんですよね。こちらの受け止め方の問題なんだろうなと思います。下手に向き合って感情を籠らせるより、横に並んで前を見た方が息ができる気がします。
    ご意見やご経験を聞かせてもらえるのはありがたいです。奥様は順調でしょうか。ご自愛ください。

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    ありますね、そういう時。スポンジになる時。
    ジャンピーさんが同居人ですから、無碍に出来ないですね。
    辛い気持ちに寄り添ってもらえたこと、ジャンピーさんは忘れないと思います。
    心配したりどんよりとした柊さんの心のモヤモヤもわかります。
    自分の身を守るため、スポンジではなく時には石や掃除機、ロボットになれたら楽なのにね。
    『怒る人と共に怒り、泣く人と共に泣きなさい」って言葉があります。
    受け止めるのが大変な時、私は同じ方向を向いて同じ感情を表し終わらせます。
    さぁ、向かいあって笑顔を見られる春は近いです!太陽は暖かいですね(*´꒳`*)

    作者からの返信

    ハナスさん、コメントありがとうございます。
    一緒に住んでいると特に気持ちを被りやすいというか、負の感情は自分も影響されますね。意見を言うこともありますが解決するのは本人なので……これは立場が逆でも言えます。
    「怒る人と共に怒り、泣く人と共に泣きなさい」
    なるほどそうですね。ケロスケはジャンピーより怒ってしまう傾向があるので(笑)できれば同じテンションで共感したいものです。
    今日は少し太陽が出ているのでこのまま春を迎えたいですね^^
    いつも励ましのお言葉ありがとうございますm(__)m

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    柊さま

    心の中で「あるわ、そういうこと。全く同じ」という今回のエッセイでした。そして、同居人って、得てして、相方の意見より、他人の慰めのほうで心が軽くなったりされて、それもなんだかですね。
    ジャンピーさんの機嫌に左右されるって、私も同じです。
    相手が落ち込むと、気分がどんよりして、そして、ひたすら聞き役になるってことが多いです。私は自分を私的カウンセラーなんて思っています。逆もあるからお互いさまなんですが、仕事が大変な分、相手の方が多くて。
    人との関係は難しいですね。ひとりなら楽かといえば、それも寂しい。
    厄介ですよね。本当に厄介。
    ジャンピーさんは、しかし、そんな風に遠慮なく心のうちを話せるって、よほど、ケロスケさんに安心しているんでしょうね。愛情深い素敵な関係ですね。
    今日、こちらは朝から春の嵐です。

    作者からの返信

    雨さん、コメントありがとうございます。
    共感してくださって安堵しました。同居人って有り難い存在だと思いますが、近いだけになんでも吸い込んでしまうもので。そして自分が意見されたときには思わずムッとしてしまうんですよね。一緒に暮らす距離感というのが難しいです。
    きっと雨さんもご自分のことはあまり話さない方ではないでしょうか。自分だって決して余裕があるわけじゃないのに、そこは抑え込んで聞き役に回ってしまうような。
    もう少し人の顔色を窺わずにいられたらいいですが、まあ安心してもらえているなら幸せなことですね。優しいお言葉ありがとうございます。
    今日は嵐なんですね。早くすっきりした春が来て欲しいですね。

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    スポンジタイプの人は、話を聞いてあげなかったとしても、沈んだ気分の人が傍にいるだけで影響受けませんか? そうなら、やっぱり話を聞いて一緒にどよーんとしてるほうがマシな気もします。
    スポンジタイプは、自分だけ普段通りに機嫌良く、どよーんとしてる人を無視して過ごすことも苦手なはず。感受性が鋭いんですよね。うっかりそうしてしまっていたことに気づくと、自己嫌悪に陥ったりもする気がします。
    もう、そういう性質だと諦めるしかないかも(^^; あ、スポンジに吸い込んだ湿気は、なにか他のもので絞って乾かすのがいいですよ。それがいちばん手っ取り早いです(笑)

    作者からの返信

    烏丸さん、コメントありがとうございます。
    仰るとおりですね。どんなに気分を変えようとしても相手の顔色を見るだけで左右されるので。よく「自分以上に落ち込まれても困る」と言われるのですが(笑)こういう性質は変わらないものだし、諦めるしかないかも。
    そんなことをここで書いたりしてるのは、スポンジを絞っているようなものでしょうか。考えたら小説を書き始めたのもそういうことかもしれないと思いました。

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    なんて素晴らしい人生なんだっ!と率直に思いました!
    哀しみを伝え合って寄り添って、美味しいものを睦み合いながら食す。求めるものはそこに尽きるんじゃないのかなあ、と思うのです。
    俯瞰してみると、この世界は巨大なスポンジなんですね。固くて粗雑で吸い込みの悪い部分もあれば、繊細で優しく包むように吸い取ってくれる部分もある。より多く吸い取ってくれる部分は、より多くの悲しみや苦しみを背負いながら、他が吸うことが出来ずに流れてくる理不尽すらを更に吸おうとしてくれている。本当に偉大です。

    生命という単位で考えたなら、この世に正誤はたぶんない。でも『美しさ』はあるんじゃないかなあと夢想しております。ケロスケさんとジャンピーさんの会話は食卓は、きっと美しい。

    素敵なお話!ありがとうございました!

    作者からの返信

    呪文堂さん、コメントありがとうございます。
    このスポンジを絞り出したような掌編にそんな言葉を頂けるとは!
    ケロスケはあまり言わない方なんです。自分の中に溜めるタイプ(厄介)なので、ジャンピーみたいに逐一言葉に出る人は健康的で羨ましいです。
    何でも理論的に解決するわけじゃないですしね。美味しいものを食べてそれだけで気分が上がるってこともあるし。人の心は不確かなものだなあと思います。
    呪文堂さん、やっぱりポジティブエネルギーが違いますね。頭が下がります。見習わなければ。ありがとうございます!

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    元妻や娘などに愚痴を聞かされて、アドバイスをしたことがありました。
    結局そのアドバイスは無視されたり、ひどい時には逆ギレされたり(~_~;)
    何を言っても他人を変えることは困難なので、聞くだけ聞いて放っておくことにしました(^^)
    「私はあなたのゴミ箱ではありません」と心の中で思いながら。

    作者からの返信

    佐野さん、コメントありがとうございます。
    身近な人ほど無視したり逆切れしたりすることが多いのかも知れませんね。どうしても甘えや油断が出るというか。アドバイスは少し距離のある人の方が効くんだろうなと思います。それはそれで面白くなかったり、難しいものですね(^^;

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    ふーんそうなんだーへーへー。
    どうせ相槌を打つしかできないのなら、ハンズフリーで相槌を打ちながら食器洗いや掃除など身体を動かす他のことをやります。電話だし、相手から見えないし。
    頭ではしっかり話を捉えていても感情は引きずられないように。
    対面でなく電話でよかった~と想いながら。
    わたしも相手の負の感情が流れ込んできて、詳細に現場を想像してしまうタイプなので、多少は自分本位に自分の心を守ったほうがお互いの為にいいのです。
    危機的状況なら手をとめてちゃんと身を入れてききますが。

    作者からの返信

    朝吹さん、コメントありがとうございます。
    ハンズフリーで何がやりながら聞くこともありますが、相手にそういう「話半分ぽい」のも伝わってしまうんですよね、ケロスケは不器用なので笑
    >頭ではしっかり話を捉えていても感情は引きずられないように。
    ここが一番難しいところです。話の内容よりも感情の方が先に流れ込んで来てしまうように感じます。
    ジャンピーは少し誇張気味なのでぜんぶ危機的状況みたいに喋るんですよね笑 なのでまただと思いながらも聞いてしまうのです。影響されすぎないよう心を守りたいものです。

  • 掌編・雨の夜への応援コメント

    >向かい合って生きるよりも、隣りで同じ方向を見ている方がケロスケは好きだ。でも向かい合わないと相手の笑顔が見られない。
    この二文がすごくいいなと思いました。
    ジャンピーさん自身がケロスケさんのお天気みたいです。
    スポンジを湿らせるのも、乾かすのも、ちゃんと向かい合っているからこそなんでしょうね。

    作者からの返信

    陽澄さん、コメントありがとうございます。
    ああ、確かに相手の顔色が天気と同じような感じかも知れません。慣れていると思いながらも影響されてしまうのも似ています。
    雨の日ばかりに向かい合うのはしんどいですが、晴れたときの嬉しさも向かい合っているから見えるものですね。


  • 編集済

    掌編・雨の夜への応援コメント

    当地も今朝は土砂降り、名掌編にどっぷり浸かってスポンジになりました。(笑)

    自分がしゃしゃり出て「ジャンピーをいじめるなっ」と同僚にいっちゃもんをつける訳にもいかない。
    ← ヨウコさんの場合はむすめでしたが、これから学校へ乗りこんで行こうとか(結局、実際に行きましたが ^_^)、いじめ集団のボスの子の家に、夜中に脅迫のファックスを送りつけてやろうとか、いろいろ妄想しました。(*^。^*)

    ヨウコさんもスポンジになりやすいタイプなので、一言一句が痛いです。
    でも、いまの気持ちを最も聴いて欲しいケロスケさんにまず電話をかけて来たパートナーさんにベストな対応をされたと思います。楽になった友人のひと言というのは、その大安心の上にあるからこそかと……。

    作者からの返信

    上月さん、コメントありがとうございます。
    仕事や学校の悩みには人間関係が絡むことがほとんどですからね。前に上司との色々を聞いたときには、本気で乗り込みたい気分になったものです。夜中に脅迫のファックス(笑)。でも母として守りたいお気持ちが伝わります。

    話半分に聞ければいいんですが、これは体質ですね。
    そういう風に言ってくださると、まあ少しは役には立っているのかな、と思えます。ありがとうございます^^


  • 編集済

    掌編・雨の夜への応援コメント

    ジャンピーさんの言葉(君をスポンジ~~)に苦笑しつつも、それでも分かってあげてるんだなと感じて微笑ましくなりました。(自分が一人暮らしだから羨ましくなったとかでは決してありません笑)
    でもケロスケさんもどこかで『僕のスポンジは換えが効かないんだよ。乾いてまた使えるようになっても徐々に…』ってチクリと言えれば良いですね!(笑)

    作者からの返信

    悠木さん、コメントありがとうございます。
    スポンジにするつもりはないと先制されると何も言えなくなりますからね、ジャンピーはずるいです笑
    スポンジもそのうち吸い込みが悪くなって右から左に流せるようになればかえって強いかもしれません。。

  • フランス語の番人たちへの応援コメント

    アカデミー・フランセーズの正装、気になって検索しちゃいました。
    なかなか重厚な雰囲気ですね(*'ω'*)
    言葉の門番かあ。もし日本にいたら、こんなに外来語だらけになってなかったんでしょうね~

    作者からの返信

    陽咲乃さん、コメントありがとうございます!
    オリーブの刺繍の上着、なかなかですよね。言葉の門番の制服って感じがします。
    こういう存在を馬鹿にしてる人も多いんですけど、失くしてしまったら遅いですもんね。外来語を使いすぎる傾向にはちょっと危うさを感じています。

  • 印象・日の出への応援コメント

    昨日はこちらに来ようと思ったらいつの間にか二丁目に迷い込んでいて……(夢のような体験をしました✨)

    それはそうと、日の出!
    モネに関わらず、印象派と呼ばれる画家たちの作品は、見ているうちにこちらの体がゆらゆら動いてしまう気がするのですが、柊さんはどうでしたか?

    芸術作品を見る時の、自らの視線に批判的な感性の鋭さが、すごいなあと感じ入りました。
    確かに、芸術だと知って鑑賞するのと、5歳児の絵ですと言われて見るのとでは、受ける感じが全然違いそうですものね。
    絵に限らず、カクヨム内の作品もそうだと思います。

    でも私、批評家の人の意地悪な物言いが結構好きです。
    「作りかけの壁紙の方がはるかにちゃんと出来ている」なんて言ったんですか? すごくいい皮肉!
    それを受けて「僕ら印象派だもんね」とやっちゃう画家たちの方も、おっしゃる通りに強メンタルで楽しいですよね。芸術はこうでなくっちゃ。

    作者からの返信

    鐘古さんコメントありがとうございます。昨日は見苦しいものを失礼しました(笑)夢だと思って頂いた方が有り難いです(証拠が残っているけれども)

    印象派の絵が揺れているように、とは面白いですね。切り取られた一瞬に生きたものを感じられるんでしょうね。こういうところも見る人の感性を試されているような気がします。
    先入観って除こうと思ってもなかなか難しいと思います。先にある評価ありきで見てしまうから自分の思っている以上に持ち上げたり、反対に分かりもせずけなしてみたりするものですね。
    カクヨムでも星の数だけで判断材料になってしまうので、読み手に先入観を与えていると思います。

    批評の言い回しがいかにもフランス的ですよね(笑)何でもひとひねりひねらないと生きていけないのかと。でもそれを逆手に取った画家たちのメンタルの強さもまたフランス的というか。こういう土壌があるのは芸術が育つためにいいのかも知れません。

    それからお礼を書きそびれていました。こちらにも過分な星をありがとうございます。m(_ _)m 少しでも楽しんで頂けるものを書いていきたいと思います。

    編集済
  • 印象・日の出への応援コメント

    高校生くらいの時かな、初めて「印象・日の出」を見て、はてどうしてこれがそんなにいいのだろう、と思った記憶があります。
    それからうん十年、モネはやっぱりもっとも好きな画家の1人ですね。
    私たちは、それでもこれは優れた画家、とか、有名な画家、とか、教えられて見るシステムから逃れることはできない。教育も社会もそうなっていますからね。
    でもある程度そうして審美眼が付いてくると、自分でいい絵、好きな画家、を選択することができるようになる。
    たとえば私は、好きな画家はたくさんいるけど、ピカソは未だにいいな、と思ったことが少ないんです。これは好みだから仕方がない。
    で、絵はやっぱりオリジナルを見ないと、というのは私も思います。
    写真や印刷物である程度良さは伝わるけど、それはやはり映画をテレビで見るのに似てませんか?
    芸術を真に楽しむには労力を惜しんじゃダメなんですね。

    作者からの返信

    たくさんお読みくださってありがとうございます。
    ひとつひとつの話にコメント頂いてとても嬉しいです。
    大人になってから良さが分かるものって絵に限らず小説や映画もそうですね。やはり数に触れることで審美眼も養われてくるのでしょう。最後はやっぱり好みの問題ですね。

    >写真や印刷物である程度良さは伝わるけど、それはやはり映画をテレビで見るのに似てませんか?

    あーすごく分かります!映画は本来スクリーンで観るように作られているものですよね。それはわざわざ美術館に行ってその場で観ることに意味があるのと同じですね。とても腑に落ちました!

  • セーヌの古本屋を守れへの応援コメント

    さすがパリ、パリ市民ですね。
    自分たちの古い文化を守ることに敏感なのはとても素晴らしいことだと思います。
    何というのかな、誇りというのか、こういう意識を何と呼べばいいのだろう。
    東京ではこうはいかないかもしれませんね。

    作者からの返信

    こういう精神が残っていてちゃんと実行に移されるのがすごいなと思っています。誇りとか愛情とか危機感とか、これは譲れないという感覚でしょうか。古いものに価値を見出す文化にも通じますね。

  • 雪のモンマルトルへの応援コメント

    ユトリロのお母さんも画家だったとは知りませんでした。ユトリロは哀愁があって昔から好きです。

    フランス庭園というと幾何学的にピシッと整備されたものが浮かぶのですが、それと違った、さびれた情緒というのはきっとすごく素敵でしょうね。
    死ぬまでにもう一度行ってみたいけど、パリも昔とはだいぶ様変わりしているのかな?

    作者からの返信

    ユトリロの哀愁のある絵はやっぱり子どもの頃からの育ち方に影響されているのでしょうかね。

    僕は個人的には幾何学のフランス庭園は好きじゃなくて、暮らしの匂いがある庭の方が情緒を感じますね。
    レネさんが今のパリをご覧になったらどう思われるだろう。情緒……がっかりされないといいなあ……笑

  • フランス語の番人たちへの応援コメント

    さすがフランスですね。
    外来語で溢れている日本は、少し見習った方がいいと思います。
    まあ、無理でしょうけどね。

    作者からの返信

    レネさん、コメントありがとうございます。
    それでもフランス語にも英語の波が押し寄せているんですよね。
    外来語はお洒落と思われているようですが、一枚壁を通して聴くような現実味のなさが気になります。そこに付け込んで政治なんかに都合よく使われるのも危険だと思いますね。

  • 雨の日のクレープ覚え書きへの応援コメント

    そうでしたか。
    クレープって冬のものなんですね。知りませんでした。
    私もクレープが好きで、妻がよく作ってくれますが、さすが本場のクレープの描写を読んでいると、やっぱり違うなあ、と思ってしまいました。
    これを妻にも読んでもらって、妻がいつか料理ができるまでに回復したら作ってもらうことにします。
    あれ? 自分で作ればいいんですよね。
    できるかなあ?
    そういえば妻が水餃子が食べたいと先ほど言っていて、私は難しくて作れないので、明日専門のお店に行く予定です。
    料理の下手な旦那で妻が可哀想だな。

    作者からの返信

    レネさん、コメントありがとうございます。
    クレープは熱いのを食べるというイメージがあるので、やっぱり冬ですね。
    奥様も作られるんですね。正直クレープはそれぞれの家のものなので、材料や配分は自由だと思います。
    レネさん、よかったらぜひご自身で作ってみてください!生地がかなりサラサラしていますけど、その方が薄くのばしやすいです。破れにくいので返しも大丈夫です。
    少なくとも餃子を作るよりは簡単かと思います。
    奥様にはおいしいものを食べて元気になって欲しいですね。

  • セーヌの古本屋を守れへの応援コメント

    ブキニストについて調べてみたら、セーヌ河沿いのブキニストが本箱撤去拒否のニュースを見かけました。ユネスコの世界遺産にもなっているパリの歴史的風物詩が守られて良かったですね。

    作者からの返信

    中澤さん、コメントありがとうございます!
    調べてくださったんですね。日本でもニュースになっていたとは驚きです。
    大事に守られているものが疎かにされずにすんでほっとしています。

  • 印象・日の出への応援コメント

    やっぱり、ヨーロッパはどの国でも美術館に入るのは一苦労なんですね。私も年末にイタリアとスペインに行きましたが、人が多すぎてツアーに参加しないとすぐには入れないし、入ってもベルトコンベア式に流されてじっくり見ていられませんでした。まだ本物を見ることができるなんて羨ましい!

     これからは無名の方の傑作を探そうかと思っています。

    作者からの返信

    月森さん、コメントありがとうございます。
    イタリアやスペインもですか。個人で入るのは難しくなってしまいましたね。人気のエクスポだと作品より人を見に行ってる感じで。

    無名の作品発掘はそれこそ自分の感性が問われるようで自信がない(^^;
    目が肥えていたらそれも楽しそうですね。

  • 雨の日のクレープ覚え書きへの応援コメント

    大学時代、学祭の時、写真部ではクレープを作って売ったことをふと思い出しました。けっこう繁盛したんですよ。懐かしいです。最近もそういえば、娘と一緒にアウトレットパークに行った時にクレープを食べました。手軽で美味しいですよね。柊さんは家庭料理に工夫して取り入れていらっしゃって、感心します。

    作者からの返信

    中澤さん、コメントありがとうございます。
    クレープはお祭りなんかでも重宝しそうですね。本格的な丸い盤で作られたんでしょうか。
    出かけたときに屋台があると、あ、いいなと思うんですが、子どもに混じって買うのは少し気が引けます(笑)
    料理というほどじゃないですが、気晴らしになります。老若男女問わず自分のレシピのある人が多いですね。おばあちゃんの味、みたいな感覚で受け継がれるようです。

    編集済
  • 富める傲慢って意外と小さな、身近なものなのじゃないかと最近感じています。

    人生経験が少なかったり、生育環境上『与えられて当然』の精神の若年層は想像する力が弱い。
    偉そうに言う私も…(;^ x ^A
    仕事人間ダメダメです。

    啓蒙とは──大事なのは書籍じゃない、生きた言葉を交わす関係性じゃないの?
    いい歳をして漸く気付いたり。
    恵まれていたから故の『無知の知』からはほど遠い存在であります。


    フランス人の意図…ふむ。

    フランス人は議論の為に議論する。
    賢い証明だと思っているから雄弁で多弁。やたら押し付けがましい。
    フランス語は相手をやり込める為の言語。
    ──音楽家の友人談。
    あと、鼻で笑うのが『オシャレ上手い』なんだとか?
    ふふふ

    作者からの返信

    こちらにも深い考察をいただきありがとうございます。ひと言ひと言に頷いてしまいました。
    これは今も続いている某国での虐殺が本格化した頃に書いたものですが、「富める傲慢」は確かに自覚しないところに身近に潜んでいるものですね。「与えられて当然」だから他人の痛みへの想像がないのだと思います。

    フランス人の議論好きは有名ですね。日本語が情緒的なのに対して仏語は理論的なので議論には向いているのかも。なので感情的な喧嘩にはならない(はず)です。あと自分が勝つまで引かないのも確かですね。(でも一応優しい言葉もあります笑)
    お洒落は多分自己主張なのだと思います。センスがあるかどうかは個人次第ですが……

  • あるホームレスの死への応援コメント

    『路上生活者の死』
    ズシンとくる話でした。
    日本のホームレスが所謂、諸外国のそれと違うとか、ニュース伝聞でききますが。
    フランス生活者の実感は新鮮でした。

    数年前の日本のテレビ番組を思い出しました。
    芸能界に憧れバイトをしながら俳優を志し、最期をバス停留所のベンチで迎えた(半グレに面白半分に殴り殺された)ホームレスの老女。

    セーフティネット。
    親族が居ながら、なぜ誰にも相談しなかったのか?
    担当記者が疑問を投げかけていました。

    ──答えなんてあるんだろうか。
    誰にも相談しなかった。
    ただただ、その事実が骨身にしみました。

    作者からの返信

    サバトラコさん、はじめまして。中編に加えてこちらもお読みくださりありがとうございます。

    日本のホームレス、僕は河川敷などでコミュニティを作っている印象があるんですが、今もそうなんでしょうか。フランスだと自分が見る限りではほとんどひとりです。通行人にお金をねだる人が多いですが、ここに書いた男は声を出すことがなく、まさに石のようにそこにいるだけの人でした(そういう意味では日本の単独のホームレスに近いかも知れません)

    その老女はそこまで経歴が分かっているんですね。
    親族がいるのになぜ、というのはよく疑問になると思いますが、その親族に一番言えないからこその境遇なのでしょうね。
    この男性も他人が目に入っているのかいないのか分からない目をしていました。そこまでに至る心境は想像するのみですが、おそらく想像以上の何かがあったのだと思うしかありません。