エピローグ 弧燃流はやっぱり籠りたい
翌日の、朝の登和仁家。
弧燃流の部屋の扉が元気に開けられ、波流香が弟を起こしに来た。
「ほら弧燃流っ、起きろ~っ!」
掛け布団が剥がされると、いつも通りに怯える弧燃流。
昨夜、お風呂を上がってからゆっくり食べようと冷蔵庫の奥に隠して楽しみにしていたケーキを、帰宅した波流香に見つけられて、食べられてしまっていた。
そんな事で、昨日の決意も早々に挫けた弧燃流であった。
「えっと、あの…きょ、今日は なんだかその…か、身体が、怠くて……」
「あらそ~。なら優しいお姉ちゃんが その身体、治してあげようねっ!」
笑顔で凄む姉の巧みな体術により、ベッドの上でコブラツイストを極められて、悶絶する弧燃流。
「ぐええええっ! がががっ、学校行きますうぅぅぅっ!」
いつもの朝だった。
~終わり~
引き籠るもの忍ぶ者 八乃前 陣 @lacoon
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