第29話神術と鬼畜正人


さあ!神術の訓練開始だ!俺は書庫の中で神術をぶっ放す気満々だ。




「ちょ、ちょっとやめて、外でやって!お願い!」




「なんでだよ、魔法は使ってよかったじゃないか」




そう言うと地面をダンダン蹴りながら怒る




「あんたが強化魔法と収納魔法でやらかしたの、忘れないから!外でやって!」




リンナに無理やり外に引きずられた。




「さあやるわよ!と言っても基本は魔法と同じよ!前にも言ったけど神術を魔力に置き換えたのが魔法だから基本は同じなの!まぁ人間じゃあ権能があったところで、できないだろうけどね!私だって風の神術しかまだ使えないんだから」




「できたぞ?簡単だなそれにしてもすごい!魔法と違って制限がないな」




俺は神術を使い空を飛びまわる。更にライラを空に飛ばしてみる。




「にゃあぁぁぁぁ無理無理無理怖い怖い怖い!降ろして正人君」




全力で拒否するライラもう少し練習したいんだけど・・・






「ライラ・・・俺はライラを守るためにもっと力がいるんだ練習に付き合ってくれるよな?頼む」






ライラはものすごい嫌な顔をする。




「わ、わかったよいいけど、その代わり明日ショッピング行こ、前回はアリサと行ったでしょ私も行きたいんだけどだめ?」






「わかった、じゃあ今からライラを飛ばすから動かないでくれ」




「きゃあぁぁぁあ死ぬ死ぬ死ぬ!落ちる落ちる」




ライラの叫びを無視して神術を練習する。






「あんた鬼畜ね、もうちょっと優しくしてあげなさいよ」




リンナがそういうので仕方なくリンナも飛ばすことにした。






「「ぎゃあああああ助けて!いやぁぁぁ!死んじゃうから無理ー」」




ライラの悲鳴にリンナの悲鳴が混ざり地獄のハーモニーを奏でる。






数時間後・・・






「もう・・・無理死ぬ気持ち悪いよ~おぇ」




ライラは瀕死だ




「アリサ、回復の神術はあるのか?」




「そりゃあ、あるけどよく使われるのは時間系の神術ね、体内の状態を過去に戻した方が確実だから」




「じゃあ使ってみるか・・・使い方がわからんどうするんだ・・・ちょっとわかんないからリンナで試すか」




「ななな。なんで私で試すの?おかしくない?やだ!アリサで試してよ!」




「いや、体調悪くなっただろ?治そうと思って、あと間違えて戻りすぎてもいいだろ?」




女体化スレインがこちらに来る。




「マサト言っておくが神術の使用は下界では制限される。特に時の神術の使用は厳しいそこだけは分かってくれ。後時の神術は権能のレベルが30はいるぞ?」




「大丈夫だ。さっきレベルアップポーションがぶ飲みしたから」




「は?がぶ飲み?何で死んで無いの?1から30まで上がるほど飲んだの?なんで死んで無いの?」




神に化け物扱いされたレベルアップポーションおいしくて飲んだだけなのに・・・




「いいだろ?取り敢えず発動するから」




リンナの体の周りに砂時計が舞い始める。




「す、すごい発動してる・・・」




リンナは驚きの余り言葉を失いアリサも戸惑っている。だがここで終わりではない、サラに砂時計が舞う。もうすでにリンナの姿は見えない。




「ちょ、ちょっとやりすぎあ・・・・」




リンナの声が途絶えた。そのまま神術を完成させると砂時計が一斉にはじける。・・・中から出てきたのはロリになったリンナだった。




「ちょっとどうしてくれるのよ!この体戻してよ!」




「おお、小さくてかわいいな」




そう言うと顔を赤らめるリンナこれどうしようか・・・

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謎のオプション「???」を取得したらレベルも魔法もスキルも消えました(修正中) 碧葉ゆう @yurie79

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