第89話 『超能力とスカート』 くれはさん
〇作品 『超能力とスカート』
https://kakuyomu.jp/works/16817330657750835314
〇作者 くれはさん
【作品の状態】
短編・完結済!
【自主企画】
「47センチ短編小説大賞」参加作品です。
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330656565776369
【セルフレイティング】
なし。
【作品を見つけた経緯】
カクヨムサーフィンしていて見つけました。
【ざっくりと内容説明】
なんかちょっと、そわそわする作品です(笑)
制服を着ているので、中学生か高校生の話です。でもシチュエーション的に多分、高校生かなと思って読みました。
【感想】
このお話は主人公の女の子と、もう一人の登場人物である進藤くんが、学校の資料室に閉じ込められてしまっているところから始まります。
資料室に何かを取りに来たのか、ものを置きに来たのか分からないのですが、とにもかくにもドアが何かに引っかかって出られなくなってしまったのです。
ここから出るために、どうにかこうにか試行錯誤をするのですが、ドアは開きません。どうするのだろうと思っていると、進藤くんが突然「何か四十七センチのものって持ってない?」(『超能力とスカート』より引用)と女の子に聞くのです。
「何故そんなことを言うのだろう」と不思議に思っていると、彼は「四十七センチのものを掴んでいると超能力が使える」と言います。そのため、普段は四十七センチの紐を持っているのですが、まさかこんなことになるなんて思っていなかったので、今は持っていないとのこと。
しかし自分の超能力を使えば、ドアに引っかかっているものを取ることができるだろうから、ここから出られるはずというのです。
女の子は「四十七センチとはなんと中途半端な数字なんだ」と思うのですが、それでここから出られるなら何でもいいと思って四十七センチのものを探します。
しかし、そんな簡単に見つからない――と思ったら、あるではありませんか。女の子のスカートが!
この先は是非読んでいただきたいと思いますが、何でしょうね、このスカートを使わざるを得ない状況と言うのは。やむを得ない状況ですし、女の子も納得してスカートを貸すのですが、こっちが恥ずかしくなってしまうようなやり取りです。
やましいことは一切ありません。でも、どうも心がそわそわ、もそもそしてしまうお話です。
気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
今日は『超能力とスカート』をご紹介しました。
それでは次回、またお会いしましょう。
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