「人は互いに愛し合って尊敬し合って、励まし合って共に歩んでいくべき!」このフレーズに、作者の思いのすべてが込められていると思います。(*^-^*)
本作は後に世界を救う巫女となる少女と、それを支える勇者となる主人公の成長の物語です。少女の父親には呪いが掛けられており、日々少女を虐待していました。主人公はそれを見つけ助けようとするのですが、少女の父親を慕う想いもあり、なかなか上手くいきません。しかし、それらもまた神が与えた試練なのかも知れません。聖書からの引用が多く、雰囲気もどこか神秘的な様相を呈しており、少し不思議な感覚にさせてくれる作品です。